プログラマブルコントローラ PLC
          
            プログラミング支援ツール NP4H-SEDBV3 バージョンアップについて
          
        
        
      
                
                  2024年10月21日
                  富士電機株式会社
                
              
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
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プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。
対象機種
IEC61131-3準拠 プログラミング支援ツール SX-Programmer
バージョンアップサービスの概要
ホームページからのバージョンアップサービスは、旧版のExpert(D300win)をお持ちの方を対象として、アップグレード機能を用いて最新のExpert(D300win)使用環境を提供します。ホームページからのダウンロードにより、最新のExpert(D300win)を容易に取得できます。
SX-Programmer Expert(D300win) V3.7.4.27用アップデートファイル : ExpertUpdateV37427.exe
最新バージョンV3.7.4.27の主な変更内容(2024年10月)
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新規CPUシリーズ対応 
 - SPH2200(NP1PM-048RN / NP1PM-048EN)
 - SPH3300(NP1PU-048EN / NP1PU-096EN / NP1PU-128EN / NP1PU-256EN)
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新規CPUシリーズへの機種移行機能を追加しました。 
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故障診断のファイル保存機能を拡充しました。 
 - 拡張情報の保存を追加しました。
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SPFシステムソフトユーティリティに、オンライン時にFWのバージョンアップをするか確認するメッセージの表示の有無を設定する項目を追加しました。 
 確認メッセージを表示しない場合、FWのバージョンアップは自動的に開始しません。手動でFWをバージョンアップする場合は、スタートメニュー > Toolからシステムソフトユーティリティ(SPF)を起動してください。
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CPU専用命令のサポート機種一覧を、FB/ファンクションのヘルプから確認できるようにしました。それに伴い、エディットウィザードにおける命令の記述からサポート機種一覧を参照するようにしました。 
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「プロジェクトコントロール」>「ダウンロード」>「変更したプログラム」において、「タイムスタンプも対象」オプションを追加しました。 
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SPH5000Hにおいて、「システム二重化」>「冗長化設定なし」に変更した場合、メモリ割付け設定内の二重化関連システムFB(パルス、FILTER_REALなど)の点数を0クリアするように変更しました。 
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POUインポートにおいて、オプションで指定した設定を保存できるようにしました。 
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POUインポートにおいて、グローバル変数を大量にインポートした場合に表示される上書き確認のメッセージを、上書きするグローバル変数名を一覧リストで表示するようにしました。 
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使用上の注意事項を更新しました。 
 - 「15.プロジェクトコンバートの注意事項」を追加しました。
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V3.7系において、変数名で特定の名称(NOP、RDT、NOPDD)を定義できるようにしました。 
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Modbus Ethernet FBをV1.1.2.2にバージョンアップしました。 
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SPFのFWをV12にバージョンアップしました。 
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Windows11のサポートを開始しました。 
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Windows7、8、8.1のサポートを終了しました。 
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Windows Defenderを使用している場合、コンパイル時間が遅くなることを改善しました。 
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LD/FBDエディタにおいて、POU変更可能な状態に回路を変更しても、「POU変更」ボタンが有効にならない不具合を修正しました。 
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Expert V3.7にて追加された新サンプリングトレース(システム定義から起動)にて、連続的にサンプリングトレースを繰り返し実行すると、変数登録において「アドレス情報が解決できませんでした」エラーが発生し、変数登録できない不具合を修正しました。 
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IEC61131-3ファイルのインポートにおいて、変数宣言VAR_ENDの末尾に3行以上改行コードがあるとSTコードワークシートに変数定義がインポートされる動作を改善しました。 
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EtherCATコンフィグレータの不具合を修正しました。 
 - スレーブ自体に局番設定をしていないモジュールがEther CATの構成内に含まれる場合、SPH5000ECが重故障になる不具合を修正しました。
 - 構成済スレーブをCopy&Pasteして追加したスレーブを含むシステム構成において、SPH5000ECが正常起動しない不具合を修正しました。
 - 特定のバックアップパラメータを入力するとコンフィグレータが異常終了する不具合を修正しました。
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SXPLCシミュレータの不具合を修正しました。 
 - 複数コンフィグ、リソースを持つプロジェクトで、SXモニタを実行すると異常終了する不具合を対策しました。
 - マルチCPU構成で内蔵EthernetのIPアドレスが同一の場合、SXPLCシミュレータ起動時にIPアドレスが重複している旨のメッセ―ジを表示しないようにしました。
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ロギング機能の不具合を修正しました。 
 - サンプル対象選択において、変数を複数登録したあとに1つ変数を選択した状態で「一括解除」ボタンを押下すると、ロギング設定ツールにおいて例外が発生する不具合を修正しました。
 - 波形モニタに表示する変数選択画面において、画面からはみ出す数の変数を登録すると、一番大きな番号の変数が登録されない不具合を修正しました。
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本バージョンで使用したプロジェクトをV3.6で使用するためには、プロジェクトのコピー/プロジェクトの圧縮で、旧バージョン(V3.6)形式を指定して保存してください。 
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V3.7.0.15以降で使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。 
主なバージョンアップ履歴
従来品との互換性
今回のバージョンアップによるプログラムの互換性は下表の通りです。
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注 
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本バージョンにて作成されたファイルを旧バージョンで読み込むことに関しては保証しておりません。 
バージョンアップ方法
以下の手順でバージョンアップしてください。
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1.パソコンのハードディスクに任意のフォルダを作成します。 
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2.作成したフォルダにV3.7.4.27アップデートファイル「ExpertUpdateV37427.exe」をダウンロードします。 
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3.ファイルをダブルクリックします。(アップデートファイルは自己解凍型圧縮ファイルです) 
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4.作成したフォルダ内にファイルが解凍されます。 
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5.解凍したファイルの「Setup.exe」をダブルクリックします。 
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6.インストーラの指示に従い、インストールを行います。 
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7.インストールが終わったら、Windowsを再起動後、Expert(D300win)を立上げ、「ヘルプ」メニューの「情報」にて、バージョンがV3.7.4.27なっていることを確認します。 
Windows Vista以降のパソコンをご使用の場合、管理者の権限でアップデートを実行する必要があります。
以下の手順でインストールしてください。
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1.アップデートファイルを解凍後、エクスプローラで「Setup.exe」を選択して右クリックします。 
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2.右クリックメニューから「管理者として実行」を選択します。 
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3.インストーラの指示に従い、インストールを行います。 
バージョンアップする際の注意事項
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1.本アップデートファイルはExpert(D300win):NP4H-SEDBV3がインストールされているパソコンにインストールしてください。 
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2.本アップデートファイルは既にインストールされているExpert(D300win)のバージョンがV3.0.0.0以降でないと利用できません。 
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3.本アップデートファイルのサイズと実際にダウンロードしたファイルサイズが異なる場合は、インストールしないで破棄し、再度ダウンロードしてください。 
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4.実行中のプログラム(Expert(D300win)、SX制御ユーティリティ、メッセージマネージャ等)を終了してからインストールしてください。 
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5.インストール途中に何らかのエラーで処理が中断された場合、再度インストールしてください。 
 再インストール時にエラーで中断される場合は、お手持ちのExpert(D300win)のセットアップCDで旧版をインストール後、再度アップデートファイルをインストールしてください。
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6.バージョンアップ後に、プロジェクトの全コンパイルと全ダウンロードを実施していただく場合がありますので、PLCを停止できるタイミングでのバージョンアップを推奨します。 
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
その後「資料ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロードページヘ直接移動します。
プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。


