プログラミング支援ツール NP4H-SEDBV3 バージョンアップについて

主なバージョンアップ履歴

1.V3.7.2.15(2022年10月)

[1] 機能追加

  • SPH5000シリーズの新CPU対応
    診断機能付きSPH5000EC (形式:NP1PA1C-512A、NP1PA1C-256A)

  • SPF 前面ボードのモジュール名称を変更しました。
    形式:NA3AY02-MR
    名称:アナログ出力2CH(14bit)→アナログ出力2CH、Analog Output 2CH(14bit)→Analog Output 2CH
    形式:NA3AW03-MR
    名称:アナログ混合3CH(12bit)→アナログ混合3CH、Mixed Analog 3CH(12bit)→Mixed Analog 3CH

  • システム定義において、使用しているワード数を表示する機能を追加しました(使用IOチェック)。

  • 通信設定の通信ボード種別から「FL-net(LAN Board)」の設定を削除しました。

  • 1721個以上のグローバル変数を、SPH5000M/EC用サンプリングトレースのサンプル対象に登録できるようにしました。

  • ロギング機能を追加しました(SPH5000(EC))。

  • コードワークシート上で、STRING型のグローバル変数をモニタできるようにしました。

  • システム定義において、システム全体でEthernetモジュールの台数チェックするようにしました。

[2] 不具合修正

  • 高速PGメモリ領域を持つCPUのマルチ構成において、高速PGメモリのタイムスタンプが照合不一致となった状態で、プロジェクトの再コンパイル・プロジェクトをダウンロードしてもPOU変更ができない不具合を修正しました。(「リザーブを超えたオンライン変更」設定が無効の場合)

  • 英語O/SのPCにおいて、NP1PU-048Eのテンプレートがインストールできない不具合を修正しました。

  • SPH5000Mで6スロットベース(EPバス)と他ベースボードを併用すると警告となる不具合を修正しました。

  • SPH5000Mにおいて、同期バスとバスタクト値が不正なパラメータ設定できてしまう不具合を修正しました。

  • グローバル変数(E-SX I/Qアドレス)をAPL1に割り当ててコンパイルすると、コンパイルエラーになる不具合を修正しました。

  • 故障診断で、SXバスPODインタフェースモジュールがSPF Web通信ボードと表示される不具合を修正しました。

  • POUインポートにおいて、コメント文字部分に「...」が書き込まれてしまう不具合を修正しました。

  • POUインポートにおいて、CSVファイル2行目のベースPOUにタスク名を記入して、変数名を変更するとPOUインポートに失敗する不具合を修正しました。

2.V3.7.1.17(2021年10月)

[1] 機能追加

  • SPH5000シリーズの新CPU対応
    SPH5000EC (形式:NP1PA1C-512E、NP1PA1C-256E、NP1PA1C-128E、NP1PA1C-096E)

  • 照合結果画面に照合不一致の項目のみを表示する機能を追加しました。

  • イーサネットモジュール(NP1L-ET1)にユーザが設定したIPアドレスのみ通信を許可する機能を追加しました。
    (NP1L-ET1のV50以降が必要)

  • 照合対象にモジュールドライバを追加しました。(NP1L-ET1のV50以降が必要)

  • SPH2000/SPH3000シリーズのテンプレートのデフォルト通信設定をCOMからUSBに変更しました。

  • メモリカードユーティリティでフォーマット時に表示するメッセージの回数を減らしました。

  • オンラインモニタ開始時にプログラムデータが不正な場合に表示されるエラーメッセージを改良しました。

  • 複数プロジェクトを開いた状態で、最適化コンパイルのエラー判定タイミングを改良しました。

  • プロジェクトコンバートで読み出し保護POUに対するメッセージを情報ウィンドウに変更しました。

  • プロジェクト印刷の設定において、拡張印刷オプションのデフォルト値をV3.6に合わせました。

  • カムスイッチ出力パラメータ設定ツールを追加しました。

[2] 不具合修正

  • V3.6形式でプロジェクトを保存するとワークシートサイズがデフォルトになる不具合を修正しました。

  • グローバル変数ワークシートでESバスが異なる同一アドレスに初期値を設定した場合、初期値の上書きが発生する不具合を修正しました。

  • SX制御ユーティリティのバックアップ内容をCPUと照合すると、PCの状態により「ファイルの書込みに失敗しました」が表示される不具合を修正しました。

  • ES0/ES1の両方でコールされるFB内で宣言しているグローバル変数のアドレスが、ES0/ES1どちらかのメモリ割付け設定範囲外の場合にエラーとなる不具合を修正しました。

  • SPH2000-256EのマルチCPU構成で、他CPUマルチCPU保持メモリの160KW以降を使用した場合、正常に読み書き出来ない不具合を修正しました。

  • 冗長化構成で「メッセージマネージャを使用する」を無効設定し、オンライン照合を実行した場合、タイミングによって「PLC未接続」となる不具合を修正しました。

  • V3.6形式でプロジェクトを保存するとLD/FBD-V2互換のワークシートサイズがデフォルトになる不具合を修正しました。

  • 接点/コイル プロパティのコメント欄にIOアドレスを入力し、「境界を表示する」を有効にすると、接点コイルが黒枠で囲まれる不具合を修正しました。

  • 定周期タスクに割り当てたPOUの変数をサンプリングトレース対象として登録後、変数リストからクリアすると記録開始できない不具合を修正しました。

  • トリガ設定をせずにサンプリングトレース実行後、トリガ設定すると記録開始できない不具合を修正しました。

2. V3.7.0.15(2021年7月)

[1] 不具合修正

  • ST言語で括弧付き演算式を最適化コンパイルした場合に、演算結果が不正な値になる不具合を修正しました。
    本不具合の修正を反映させるためには、POUをコンパイルする必要があります。最適化コンパイラを有効にしている場合は、プロジェクトの再コンパイルを実施してください。

3. V3.7.0.13(2021年1月)

[1] 機能改良

  • プロジェクトにバージョン情報を設定する機能を追加しました。

  • 変数が書き込みアクセスされている箇所へジャンプする機能を追加しました。

  • 選択した変数のみ、クロスリファレンスに表示する機能を追加しました。

  • システム定義のIO選択において、モジュール名称に合わせた分類表示に改良しました。

  • Web_IFDesigner(SPF シリーズに装着するWeb 通信ボードのサポートツール)を追加しました。

[2] 不具合修正

  • LD/FBDエディタにおいて、二つの回路の母線が一定以上近い状態で「下を空けるボタン」を押すと、自動的に母線が接続されてしまう不具合を修正しました。

  • 印刷機能において、読出し保護のPOUワークシートが印刷できてしまう不具合を修正しました。

  • C-ETHERNETを使用するとコンパイルエラーになる不具合を修正しました。

  • 最適化コンパイルにおいて、IF文内でFCTの復帰値を条件として使用する場合、符号無しとして判断される不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトをV3.6で使用するためには、プロジェクトのコピー/プロジェクトの圧縮で、旧バージョン(V3.6)形式を指定して保存してください。

  • V3.7.0.13で使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。

  • 本バージョンのサポートO/Sは、Windows 7, 8, 8.1, 10 です。

4. V3.6.15.12(2019年12月)

[1] 不具合修正

  • コンパイル後のエラーメッセージをダブルクリックしてもエラー先にジャンプしない不具合を修正しました。

[2] 注意事項

  • V3.6.1.3以降のバージョンで使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。

  • 本バージョンのサポートO/Sは、Windows Vista, 7, 8, 8.1, 10 です。

5. V3.6.15.11(2019年11月)

[1] 機能改良

  • 新規プロジェクト画面において、タブによるテンプレート切換え機能を追加しました。

  • 静的解析ツールにおいて、AT指定(入出力アドレス)した変数のデータサイズと、モジュールの入出力占有ワードを比較する機能を追加しました。

  • システム定義において、モジュール挿入ダイアログを表示した時、前回挿入したモジュールを自動選択するモードを追加しました。

  • システム定義において、電源モジュール名に入力電圧を追加しました。

[2] 不具合修正

  • 光リンク/光コンバータのペアが存在する場合に、CPUのIN側にモジュール存在すると、重故障が発生する不具合を修正しました。

  • アドレスを省略表記した場合、強制終了する不具合を修正しました。

  • プログラム操作において、プログラムの有効/無効の切り替えができない不具合を修正しました。

  • E-SX集合形上のET1を未実装にすると、デバイスドライバのダウンロードで異常となる不具合を修正しました。

  • C_ETHERNETを使用するとコンパイルエラーとなる不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • V3.6.1.3以降のバージョンで使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。

7. V3.6.14.22(2019年5月)

[1] 機能改良

  • POU変更時に表示される注意メッセージの表示回数は最小限にしました。

  • オンラインモニタ時において、変数毎に表示進数表記を変更できる機能を追加しました。

  • システム定義において、登録モジュールの入出力アドレスを表示する機能を追加しました。

  • 静的解析ツールにおいて、解析結果表示に変数の読出し、書出し命令属性を追加しました。

  • システム構成定義において、モジュール種別が直結IOまたはリモートIOの場合、概略仕様に表示するIOモジュールの分類を選択できる機能を追加しました。

  • プログラム操作のプログラム名表示欄にPOU名の表示を追加しました。

[2] 不具合修正

  • BOOL形変数、または配列、構造体のATアドレスに特定のアドレスを指定するとコンパイルエラーになる不具合を修正しました。

  • V3.5のプロジェクトを開き、未コンパイル状態でモニタをするとハングアップする不具合を修正しました。

  • SPH3000MMの最適化オプションを手動割付け設定で行った場合に通常領域に割付く不具合を修正しました。

  • ビルド後にPOU変更を行うとダウンロードが失敗する不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • V3.6.1.3以降のバージョンで使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。

8. V3.6.13.26(2018年12月)

[1] 機能改良

  • 縮退モジュールを色で識別できる機能を追加しました。

  • 未実装アイコンのデザインを変更しました。

  • 冗長化稼働中の接続先CPUが、デフォルト稼働/待機かを判別する機能を追加しました。

  • POU変更において、POUの一括転送を「Enter」キーのみでできる機能を追加しました。

  • SX制御ユーティリティにおいて、REAL型の小数点表示機能を追加しました。

  • 静的解析ツールにおいて、アクセスのないAT指定の入出力メモリを一覧表示する機能を追加しました。

  • SPHユーザーズマニュアル命令編を閲覧できる機能を追加しました。

[2] 不具合修正

  • 「変数名のファイルへの出力」で「変数の無効」を行った次の変数名と種別が変わる不具合を修正。

  • Tリンクマスタの下のカプセルを未実装にできなくなる不具合を修正しました。

  • Tリンクにスレーブ局を追加すると、別系統のモジュールの入出力ができなくなる不具合を修正しました。

  • POU変更を複数回行った場合に、Expertが強制終了する場合がある不具合を修正しました。

  • POUに配置を手動で行った場合に、高速領域への割付けが消失する不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • V3.6.1.3以降のバージョンで使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。

9. V3.6.12.18(2018年6月)

[1] 機能改良

  • 現在使用している等値化メモリのサイズを表示する機能を追加しました。

  • インストール時、USBドライバのインストーラを自動で起動する機能を追加しました。

  • インストール時の背景のブルー画面を非表示に変更しました。

[2] 不具合修正

  • USB通信中にパソコンがブルースクリーン状態になることがある不具合を修正しました。
    (不具合が発生する場合、USB通信用ドライバを対策版へ更新してください。)

  • UROMプロジェクトが正常に生成されない不具合を修正しました。

  • SPH3000の最適化コンパイルモードにおいて、FCTの引数にBOOL配列を指定した場合に動作しない不具合と、配列、構造体に対してMOVE命令を使用して場合に代入が動作しない不具合を修正しました。

  • SPH3000MM,SPH3000MGにおいて、Tリンクリモートモジュール挿入をした際、挿入前に割り付けたモジュールのIOグループ設定が外れる不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

10. V3.6.11.19(2017年10月)

[1] 機能改良

  • モーション支援機能を追加しました。

  • 全POUのワークシートを表示レイアウトの状態で印刷する機能を追加しました。

  • システム定義の消費電流チェックの範囲にE-SXバスモジュールを追加しました。

[2] 不具合修正

  • コンパイルモードが「前回のコンパイル成功時の変数アドレスを変更しない」の時、オンライン変更のコンパイル中に処理が中断された場合、その後のオンライン変更で変数アドレスが不正に割り付いてしまう不具合を修正しました。

  • REAL形変数のモニタで、設定した桁数で小数点表示されない不具合を修正しました。

  • 旧バージョンで作成したプロジェクトとプロジェクト比較を行うと、特定の回路で照合不一致となる不具合を修正しました。

  • プロジェクト比較結果を印刷した場合、相違点が色で識別できない不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

11. V3.6.10.33(2016年12月)

[1] 機能改良

  • プロジェクトツリー内のPOUグループをドラッグ&ドロップ操作で編集できるように改良しました。

  • 倍精度浮動小数点(64bitデータ)のモニタ表示を改良しました。

  • Windows8.1、Windows10に対応しました。

[2] 不具合修正

  • プロジェクトツリーでプロジェクトのプロパティを表示するとエラーになる不具合を修正しました。

  • オンライン変更でダウンロード中に他のウィンドウをクリックするとエラーになる不具合を修正しました。

  • V2のプロジェクトをV3へコンバートした時、POU名称が全角文字で最大文字数のPOUの変数ワークシートが開かない不具合を修正しました。

  • USB通信中にパソコンがブルースクリーン状態になることがある不具合を修正しました。
    (不具合が発生する場合、USB通信用ドライバを対策版へ更新してください。)

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

12. V3.6.9.16(2016年5月)

[1] 機能改良

  • グローバル検索/置換で、検索対象から「コメント」を除外するモードを追加

  • 圧縮プロジェクトのユーザROMへのダウンロードにおいて、指定した日時で自動的にダウンロードできる機能を追加

  • LD/FBDプログラムの変数コメントを同時表示するモードにおいて、モニタ時にも変数コメントを表示できるように改良

  • LD/置換機能にて、検索方向を「上」に指定した時でも「全て置換」を実行できるように改良

[2] 不具合修正

  • SPH3000MGとSPH3000のマルチCPU構成の場合、ダウンロードできない不具合を修正しました。

  • SPH3000にて、「INT_TO_DINT」や「UINT_TO_DINT」を使用したプログラムを最適化コンパイルしてダウンロードすると、「WDTアップ異常」が発生する不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

13. V3.6.8.7(2015年12月)

[1] 機能改良

  • グローバル置換機能にて、複数文字列の一括置換機能を追加

  • システム定義にて、バスタクト周期の自動計算機能を追加

  • PLC情報ダイアログにて、モニタ表示モードの設定を保持するように改良

[2] 不具合修正

  • 英語O/Sの時、コンパイラ設定の「POUサイズ」や「FBインスタンスサイズ」が正しく設定されない不具合を修正しました。

  • SPH3000の最適化コンパイルモードにおいて、ST言語でWORD型変数をNOT命令で反転するプログラムを作成すると、正常に演算されない不具合を修正しました。

  • SPH3000MM/MGのマルチCPU 構成において、POU変更を実施すると、モニタ前照合不一致のエラーが発生することがある不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

14. V3.6.7.10(2015年5月)

[1] 機能改良

  • 静的解析機能に、変数のアドレス割付け情報やワードサイズを表示する機能を追加しました。

  • Expertを複数個起動した時、複数個のプロジェクトを編集できるようにしました。

  • プロジェクトを開く時、クロスリファレンス情報を自動的に作成するようにしました。

  • REAL型データのモニタ表示にて、小数点以下の表示桁数を指定できるようにしました。

  • 操作ログを記録する機能を追加しました。

  • オプション設定情報のエクスポート/インポート機能を追加しました。

  • POUサイズとFBインスタンスサイズの設定をプロジェクト内に保存するようにしました。

[2] 不具合修正

  • ジャンプ命令の下にある回路が実行順序通りに印刷されないことがある不具合を修正しました。

  • 全角文字変換のため「F10」キーを押すと、ファイルメニューが選択される不具合を修正しました。

  • グローバル検索で、ユーザFBの入出力パラメータ部を検索するとエラーになる不具合を修正しました。

  • SPH3000MGマルチCPU構成において、CPU0側のプログラムをオンライン変更するとCPU1側のプログラムがコンパイルエラーになる不具合を修正しました。

  • USB通信中にパソコンがブルースクリーン状態になることがある不具合を修正しました。
    (不具合が発生する場合、USB通信用ドライバを対策版へ更新してください。)

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

15. V3.6.6.11(2014年7月)

[1] 機能改良

  • USB通信用ドライバをプログラムメニューからインストールできるようにしました。

  • システム定義で、OPCN-1インタフェースモジュールのリモートI/Oの入出力ワード数の上限チェック値を128W→64Wへ変更しました。

[2] 不具合修正

  • 旧バージョンのプロジェクトをV3.6.5.19で使用すると、「ファイルエラー」になることがある不具合を修正しました。

  • 「前回のコンパイル成功時の変数アドレスを変更しない」のオプションを設定してコンパイルすると、コンパイルエラーになることがある不具合を修正しました。

  • SX制御ユーティリティーで、アドレス検索ができない不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

16. V3.6.5.19(2014年3月)

[1] オンライン変更の改良

  • リザーブサイズを超えた場合でも、変数やFBインスタンスを追加できるよう改良しました。
    対象PLC:SPH3000MM(NP1PU2-048E, NP1PU2-256E)、SPH3000MG(NP1PU1-256NE)

  • 最適化コンパイルモードにおいて、リザーブサイズを超えた場合でも、変数やFBインスタンスを追加できるよう改良しました。(対象PLC:SPH3000シリーズ全機種)

  • 配列/構造体データ形を追加できるよう改良しました。
    対象PLC:SPH2000(NP1PM-256H)、SPH3000シリーズ全機種

[2] Windows8対応

  • 対応O/Sとして、Windows8(32bit版、64bit版)に対応しました。

  • <ご注意>
    Windows8で使用する場合、Microsoft社製 [.NET Framework 3.5] が必要です。
    以下のMicrosoft社のホームページからダウンロードして、インストールしてください。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

17. V3.6.4.8(2013年10月)

[1] グラフィックエディタの改良

  • SFCプログラム編集にて、コピーや移動操作を行った結果がSFCシンボルの配置規則に適合しない場合、貼り付けできないように改良しました。

  • 変数プロパティダイアログのI/Oアドレスに不正な文字を入力した場合、コンパイルエラーになるように改良しました。

[2] 不具合修正

  • FBDエディタで、キーボード操作でシンボルのコピーや移動を行うと、回路が崩れることがある不具合を修正しました。

  • 英語O/SでUROMから圧縮プロジェクトのアップロードができない不具合を修正しました。

  • STワークシートにて、モニタ中に配列を含む行をドラッグするとエラーが発生する不具合を修正しました。

[3] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

18. V3.6.3.5(2013年6月)

[1] オンライン変更の強化

  • プログラムのダウンロードやオンライン変更時にダウンロード履歴情報をPLCへ保存する機能を追加しました
    (対象PLC:SPH2000、SPH3000)

  • PLC内のプログラムとプロジェクト内のプログラムが不一致の状態において、プログラムのオンライン変更を実施した場合、コンパイルエラーにして、PLCへダウンロードしないよう改善しました。

[2] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

19. V3.6.2.24(2013年2月)

[1] SPH3000 シリーズの新CPU対応
SPH3000 128Kステップ品 (形式:NP1PU-128E)、SPH3000MG (形式:NP1PU1-256NE)

[2] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

20. V3.6.1.3(2012年12月)

[1] グローバル変数個数の拡張

  • 1リソースあたりのグローバル変数の最大使用個数を、15000個から100000個へ拡張しました。

[2] ラダーエディタの機能改良

  • 命令名や変数名をキー入力して、シンボルを直接挿入できる機能を追加しました。

  • 接続線を自動配置する機能を追加しました。

  • 命令や変数をエディットウィザードや変数シートからドラッグ&ドロップ操作で挿入可能としました。

  • アドレスやコメントをラダーシンボルと同時に表示する機能を追加しました。

[3] その他の改良

  • ショートカットキーの登録情報をファイルへ保存可能としました。

  • グローバル変数シートにて、変数グループ単位で編集禁止属性に設定できる機能を追加しました。

[4] 注意事項

  • 本バージョンで使用したプロジェクトは、旧バージョン(V3.5.4.14以前)では使用できません。

21. V3.5.4.14(2012年6月)

[1] オンラインプログラム変更機能の強化
リザーブサイズを超えた場合でも、変数やFBインスタンスを追加できるよう改良しました。
対象PLC:SPH2000(NP1PM-256H)、SPH3000(NP1PU-048E, NP1PU-256E)

22. V3.5.3.18(2011年9月)

[1] Windows7(64bit版)対応
対応OSとして、Windows7 (64bit版) に対応しました。
Windows7 (64bit版) 対応のUSBドライバを追加しました。
USB通信を行う場合、WindowsのデバイスマネージャでUSBドライバをインストールしてください。

23. V3.5.2.36(2011年7月)

[1] 新規モジュール対応
SPH3000 シリーズの新CPU SPH3000MM、E-SXバス対応I/Oユニットに対応しました。

[2] Windows7 対応
対応OSとして、Windows7 (32bit 版)に対応しました。

[3] 不具合修正
SPH3000シリーズの最適化コンパイルモードにて、以下の不具合を修正しました。

  • ラダー回路でANDブロックとORブロックを組み合わせて使用すると、不正な演算結果になる場合がある。

  • ST言語でマイナス値の型変換命令が不正な演算結果になる場合がある。

24. V3.5.1.15(2010年4月)

[1] ウォッチウィンドウ機能の拡張
レシピ値の書き込み機能、ウォッチウィンドウ情報のファイル保存機能などを追加しました。

[2] POUプロパティ機能の拡張
プロパティの一括変更機能、POUコメント機能を追加しました。

[3] グラフィックエディタの表示機能の改良
「VAR_EXTERNAL変数の非表示」、「ファンクションブロックの端子の非表示」などを追加しました。

[4] オンラインデバッグ機能の改良 オンラインデバッグダイアログの操作方法を改良しました。

25. V3.5.0.0(2009年2月)

[1] LD/FBD-V2互換エディタの機能の追加と拡張
「元に戻す」の最大回数の拡張、「FB/ファンクションの置換」機能の改良などを行いました。

[2] エディタ設定機能の改良
グラフィックエディタとLD/FBDエディタの設定機能を改良しました。

[3]SFC エディタの機能の追加と拡張
「SFC分岐の再割当」機能、「アクティブステップの表示」機能などの拡張を行いました。

[4] 新規モジュール対応
SPH3000 CPUモジュールに対応しました。

[5] Windows Vista対応
対応OSとして、Windows Vistaに対応しました。

26. V3.4.5.0(2008年11月)

[1] SPH300対応機能の拡張
SPH300の「構成チェック待ち時間指定モードの選択」機能と、「ユーザROM未認識時の故障表示」機能に対応しました。

[2] SPB/ボードコントローラ対応機能の拡張
SPB/ボードコントローラの高速カウンタ設定に「現在値更新タスク設定」機能を追加しました。

[3] 不具合修正
SPH2000シリーズにおいて、ユーザFBを2段以上ネスティングしている場合に、BOOL形変数をユーザFBのVAR_INOUT端子へ接続すると正しく演算が実行されないことがある不具合を修正しました。

27. V3.4.4.1(2008年9月)

[1] 不具合修正
SPH2000シリーズにおけるCPUとのプログラム(プロジェクト)照合機能にて、プログラムステップ数が一致している場合の照合不具合を修正しました。

28. V3.4.4.0(2008年5月)

[1] SPH2000対応機能の拡張
SPH2000のメールクライアント、ユーザでの汎用通信設定、PODとのパラレルインタフェース接続の各機能に対応しました。

[2] @E.Integrator対応

29. V3.4.3.0(2007年11月)

[1] 通信設定のCOMポート数を256ポートに拡張しました。

[2] SPH200対応機能の拡張
SPH200のシステムプロパティに、構成チェックの待ち時間モードを「構成一致待ち/指定時間待ち」から選択可能とする機能を追加しました。

30. V3.4.2.0(2007年8月)

[1] ボードコントローラ対応

  • ボードコントローラのCPUパラメータに、高速入力コネクタへの信号の論理を立ち上がりエッジ/立ち下がりエッジから選択可能とする機能を追加

  • ボードコントローラのCPUパラメータの簡易CPUリンク機能に、リンク局番を外部から設定する機能を追加

  • ボードコントローラのカレンダ情報に曜日データとカレンダ書き込み要求を追加

[2] 故障診断機能の改良
SPH300の故障診断機能に、故障状態を自動解析して表示する「故障解析」機能を追加

「故障解析」機能を使用する場合、Microsoft社製 [.NET Framework 2.0] のインストールが必要です。
「6. バージョンアップ方法」を参照ください。

31. V3.4.1.0(2007年5月)

[1] SPBの「バッテリ異常検出しない」モード対応
SPBのCPUパラメータに「電池異常検出」の項目を追加しました。

[2] モニタ値表示の改良
10進表示に「ゼロサプレスあり」、実数表示に「標準の小数点表記」の表示機能を追加しました。

32. V3.4.0.0(2007年2月)

[1] 基本機能改良
変数エディタのEXCEL連携、変数プロパティダイアログ、クロスリファレンス自動更新、プロジェクト比較、ウォッチウィンドウへの配列/構造体登録の、各機能を改良しました。

[2] ラダーエディタの機能改良
左母線の整列、ワークシート分割、回路コメントジャンプの、各機能を改良しました。

[3] SPH300ユーザROM運転なしモードへの対応

[4] SPH2000冗長化CPUモジュール(NP1PM-256H)対応

[5] V3.3.7.1の不具合修正
グローバル変数シートの容量が大きい場合、クロスリファレンスの作成を実行するとExpertが強制終了することがある不具合を修正しました。

33. V3.3.7.1(2006年12月)

[1] 3.3.7.0の不具合修正
SPH200またはSPBに対してプロジェクトをダウンロードすると、アプリケーションエラーになる不具合を修正しました。

34. V3.3.7.0(2006年11月)

[1] ボードコントローラ Tリンクオプションカード対応

35. V3.3.6.0(2006年10月)

[1] IPアドレスリスト ネットワーク機器検索機能
IPアドレスリスト機能にネットワーク機器検索を追加しました。

[2] ZIPファイルのオフライン保存機能
ZIPファイルをパソコンのディスクに保存する機能を追加しました。

36. V3.3.5.0(2006年8月)

[1] V3.3.4.1 の不具合修正
SPH300EX以外の機種にて、変数名の最後が’_E’のグルーバル変数をAT指定するとコンパイルエラーになる不具合を修正しました。

36. V3.3.4.1(2006年7月)

[1] V3.3.3.0の不具合修正
SPH2000(NP1PM-48E/256E)にて、FTPアクセス機能が使用できない不具合を修正しました。

38. V3.3.3.0(2006年5月)

[1] パスワード機能の拡充
前バージョンで追加した、PLCオンライン操作の制限設定機能に対し、ユーザにてアクセス制限範囲を設定する機能を追加しました。パスワードによって制限される機能はアクセスレベルごとに設定できます。

[2] クロスリファレンス付きラダープログラム印刷機能追加
プロジェクト印刷機能にて、クロスリファレンス情報をプログラム印刷ページと同一ページに印刷する機能を追加しました。

[3] 変数定義ダイアログの設定改善
変数定義ダイアログにて、グローバル変数グループの指定方法の「ワークシートの全変数を表示」機能のデフォルト状態を「設定有り」に変更しました。

[4] 変数情報のツールチップ表示
ワークシート上に各変数のデータ形、初期値、コメントなどをツールチップ形式で表示します。

39. V3.3.2.0(2006年1月)

[1] パスワード機能の拡張
PLCオンライン操作の制限を設定する機能を追加しました。
本機能を使用してアクセス認証用パスワードを設定することにより、PLCへの操作をレベル1、レベル2、レベル3、の3段階で制限することが可能となります。

[2] 変数表示モードの一括リセット設定
LD/FBDワークシートにおける変数表示モードを一挙動でデフォルト設定に戻す機能を追加しました。

[3] SPH300ファームウェア対応(V**65)

  • 縮退立上げ時

  • 強制設定状

40. V3.3.1.0(2005年11月)

[1] ボードコント

41. V3.3.0.0(2005年8月)

[1] システム定義 未実装操作の改良
1クリックでモジュールの実装/未実装を切り替えることが可能としました。また、未実装一括設定機能の1クリック操作により、構成ツリー上で選択されているモジュールとその階層下のモジュールを一括で未実装に設定または設定解除することができます。

[2] SPH2000対応
新系列CPUモジュールSPH2000に対応しました。

42. V3.2.1.0(2005年6月)

[1] 製品名称の変更
従来の名称「D300win」より、「SX-Programmer Expert(D300win)」に名称を変更しました。

[2] 変数エディタの変更
Microsoft Excelとの連携、編集操作の改良、変数の一括挿入等の改良をしました。

[3] プロジェクト編集の改良
圧縮プロジェクト(ZWTファイル)の解凍、プロジェクトツリーエディタの機能改良をしました。

[4] 印刷機能の改良
プロジェクト印刷のページ指定印刷、変数ワークシートの折り返し印刷を追加しました。

[5] SPH300 I/O領域拡張への対応
SPH300(V**64 以降)のI/O領域拡張機能に対応しました。

43. V3.2.0.0(2005年4月)

[1] カーネル機能のバージ

  • 変数定義ダイア

  • ファンクション/FB定義ダイア

  • 変数ワークシート

  • POUグループ

  • サンプリングトレース

  • メッセージウィン

[2] プロジェクト履歴機能
ダウンロード成功後(POU変更含む)プロジェクトの履歴を保存する機能を追加しました。

[3] 故障診断機能の改良
詳細RASに表示されるメモリダンプ表示の一部を文書表示します。

44. V3.1.4.0(2004年10月)

[1] プロセッサリンクモジュール最大構成数拡張対応
プロセッサリンクモジュール(Pリンク、FL-netなど)の最大構成数を8台へ拡張しました。

[2] システム定義の設定追加
システム定義のシステム動作定義設定に「CPU”0”なしシステム立上げ」設定を追加しました。
システムプロパティのシステム縮退立上げ動作定義に「拡張設定」を追加しました。

45. V3.1.3.0(2004年8月)

[1] SPH CPUボード サンプリングトレース機能対応
サンプリングトレース機能を実装した CPUボード(NP3PS-SX1PCS74 V**63)へ接続時、高精度サンプリングトレースが起動するよう対応しました。

46. V3.1.2.0(2004年5月)

[1] 8kステップPOU対応
SPH300(V**62以降)のPOU 8kステップに対応しました。

[2] SX制御ユーティリティの改良
メッセージマネージャによるオンライン接続に対応しました。
これにより、Expert(D300win)と制御ユーティリティが、同一ポートでの同時通信が可能になります。

47. V3.1.1.0(2003年12月)

[1] サンプリングトレース対応
SPH300(V**61以降)のサンプリングトレース機能に対応しました。

[2] オンライン機能の改善
故障診断機能において、システム重故障集約情報に表示されるPOU番号に対応したPOU名を表示すように改良しました。

48. V3.1.0.0(2003年6月)

[1] 小形PLC SPB対応
SPBのIEC61131-3準拠プログラミングを可能としました。

[2] SPBシステムソフトユーティリティ
SPBの基本ユニットのシステムソフトウェア(ファームウェア)をSXモード(IEC61131-3準拠言語)に更新できます。

[3] SX制御ユーティリティの機能追加
データ編集機能を拡張し、時間形、文字列形を追加しました。
バックアップファイルの読み込み、編集機能を拡張し、タブ区切りテキスト形式を追加しました。

49. V3.0.0.0(2002年12月)

[1] 新ラダーエディタ
ラダーワークシートの表示/編集を行うラダーエディタを、従来のフリーレイアウト形式から、グリッド枠固定形式に改良しました。これによりキー操作でのプログラミングが容易に行えます。

[2] 変数ワークシートのテーブル化
変数ワークシート(ローカル/グローバル)が表形式となり、変数の整理がし易くなります。

[3] プロジェクトのプロテクト機能の追加
プロジェクトに対するパスワードによる木目細かいプロテクトが可能となり、セキュリティ性が向上します。

[4] 故障診断機能の改良
構成情報を確認しながら故障情報を解析できるため、故障診断が容易となります。