プログラマブルコントローラ PLC
プログラミング支援ツール NP4H-SEDBV3 バージョンアップについて
2025年8月22日
富士電機株式会社
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
その後「資料ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロードページヘ直接移動します。
プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。
対象機種
IEC61131-3準拠 プログラミング支援ツール SX-Programmer
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注
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当社WEBページ内「資料ダウンロードサイト」での公開は2025年8月22日予定です。
バージョンアップサービスの概要
ホームページからのバージョンアップサービスは、旧版のExpert(D300win)をお持ちの方を対象として、アップグレード機能を用いて最新のExpert(D300win)使用環境を提供します。ホームページからのダウンロードにより、最新のExpert(D300win)を容易に取得できます。
SX-Programmer Expert(D300win) V3.7.5.23用アップデートファイル : ExpertUpdateV37523.exe
最新バージョンV3.7.5.23の主な変更内容(2025年8月)
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SPH200の機種移行をサポートしました。SPH200からSPH2200-048RNに機種移行できます。
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新規モジュールを追加しました。
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インバータ:FRN-GS1M(SX:4W+4W/8W+8W/16W+16W/12W+4W/22W+29W)
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インバータ:FRN-GS1M(E-SX:4W+4W/8W+8W/16W+16W)
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コンバータ:FRN-GS1P(SX:4W+4W/8W+8W/16W+16W/12W+4W/22W+29W)
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コンバータ:FRN-GS1P(E-SX:4W+4W / 8W+8W / 16W+16W)
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SPH5000Mのギガビット・イーサネットを2Portに拡張しました。
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SPH5000Hにおいて、OPC UAをサポートしました。
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プロジェクト比較において、「プロジェクト」ノードをダブルクリックで選択すると、詳細比較ができるようしました。
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プロジェクトのパスワードが保護されている場合、V3.6形式でプロジェクト保存できないように仕様変更しました。
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SPFのFWをV13にバージョンアップしました。
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NP1Y32T09P1(シンク出力32点)の消費電流値を変更しました(52mA→45mA)。
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SPH5000ECのEtherCAT上に512ワード以上のスレーブを構成しても、SX制御ユーティリティのモニタ表示で全てのEtherCATのIQ領域を表示できるように対応しました。
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以下のEtherCATスレーブモジュールをサポートしました。
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FANUCスレーブ(Digital Servo Adapter CiA402)
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新規CPUシリーズに対応しました。
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OnePackEdge CBM1(V2)
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短縮系で定義したデータ形(TODおよびDT)の変数に初期値を定義できない不具合を修正しました。
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SPH5000Mにおいて、新規プロジェクトを作成しない設定でアップロードすると、E-SXバスIOモジュールが構成されている場合、アップロードしたプロジェクトのシステム構成を開けない動作を改善しました。
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SPH5000Mの場合に、E-SXアナログ調整ツールが使用できない不具合を修正しました。
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変数ワークシート上で要素数が多いユーザ定義形の変数をコピー&ペーストすると処理が重くフリーズしたようになる不具合を修正しました。
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英語版テンプレートで作成したSPH3300-048ENのプロジェクトをダウンロードしようとすると、機種不一致になりダウンロードできない不具合を修正しました。
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SPH300(NP1PS-74D)のプロジェクトがダウンロードできない不具合を修正しました。
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拡張IECのインポートでグローバル変数をインポートすると、タイトルが「Core」のメッセージボックスが表示される不具合を修正しました。
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POU変更時にキャンセルや中断をすると、追加したFBインスタンスの割り付けに失敗する不具合を修正しました。
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タスク設定をドラッグ&ドロップ、または張り付けしたときに設定値によっては値が変わってしまう不具合を修正しました。
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システム定義の不具合を修正しました。
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SPH5000Hにおいて、集合型配下にリモートマスタモジュールが登録されていると、縮退設定を解除しても自動で縮退設定されてしまう動作を改善しました。
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E-SXバス上のTリンクモジュール(拡張)の配下に512点以上構成した場合に、システム定義チェックでエラーにならない動作を改善しました。
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SPH5000HのSXバス上に構成したPEリンク(二重化):NP1L-PEHを未実装にした場合、SXバス上にモジュールを構成してもシステム定義チェックでエラーにならない不具合を修正しました。
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SPH5000ECのマルチ構成において、出力モジュールが複数のCPUのI/Oグループ定義に割り付けられてしまう不具合を修正しました。
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コンパイラの不具合を修正しました。
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FBインスタンスサイズが最大値に近いFBを定義したプロジェクトをコンパイルするとExpertが強制終了する不具合を修正しました。
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VAR_IN_OUTに二次元配列の要素を定数で指定した場合に、「リソース固有のマシン語生成に失敗しました」エラーになる不具合を修正しました。
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最適化コンパイラの不具合を修正しました。
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システムFBの名称を小文字で宣言するとコンパイルエラーになる不具合を修正しました。
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SPH2200/3300において、BOOL型の変数を要素に持つ構造体をマルチCPU非保持メモリ/マルチCPU保持メモリに割り付けたプロジェクトを最適化有効にすると、CPUがデータアボードする不具合を修正しました。
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UROMユーティリティの不具合を修正しました。
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UROMに格納しているSPH5000ECのプロジェクトをクリアする際に、プロジェクトフォルダ内のファイルが削除されない不具合を修正しました。
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SPH2200/3300において、UROMユーティリティでフォーマットしたSDカードをCPUに挿入して書き込むと、CPU内のプログラムが初期化されずに重故障になる不具合を修正しました。
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SX制御ユーティリティの不具合を修正しました。
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バックアップしたSPH2000のバックアップファイルをPLCに転送すると、「パラメータ異常」になり強制終了する不具合を修正しました。
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SPH5000M-128EのマルチCPU保持メモリがモニタできない不具合を修正しました。
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EtherCATコンフィグレータの不具合を修正しました。
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故障診断からECコンフィグレータを起動し、スレーブノードを選択すると異常終了する不具合を修正しました。
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特定のバックアップパラメータを入力するとコンフィグレータが異常終了する不具合を修正しました。
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ロギング機能の不具合を修正しました。
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サンプル対象を複数個登録およびトリガ設定し、登録したサンプル対象を削除した後にトリガ設定画面を開くと例外が発生する不具合を修正しました。
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サンプル対象を登録およびトリガ設定し、登録したサンプル対象を削除してもトリガ条件の対象に削除したサンプル対象が表示される動作を改善しました。
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トリガ条件が未設定のDATAタブが1つ以上ある場合、「ロギング一括操作」ボタンが操作できないようにしました。
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本バージョンで使用したプロジェクトをV3.6で使用するためには、プロジェクトのコピー/プロジェクトの圧縮で、旧バージョン(V3.6)形式を指定して保存してください。
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V3.7.0.15以降で使用したプロジェクトは、V3.5.4.14以前のバージョンでは使用できません。
主なバージョンアップ履歴
従来品との互換性
今回のバージョンアップによるプログラムの互換性は下表の通りです。
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注
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本バージョンにて作成されたファイルを旧バージョンで読み込むことに関しては保証しておりません。
形式・提供形態
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形式(NP4H-SEDBV3)、提供形態(CD-R媒体)の変更はありません。
バージョンアップ方法
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CD-R媒体の有償交換を行いますので、弊社代理店、または弊社営業までお問合せください。
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弊社WEBページの「資料ダウンロードサイト」より、アップデートファイルを無償ダウンロードできます。
(2025年8月22日公開予定)
以下の手順でバージョンアップしてください。
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1.
パソコンのハードディスクに任意のフォルダを作成します。
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2.
作成したフォルダにV3.7.4.27アップデートファイル「ExpertUpdateV37427.exe」をダウンロードします。
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3.
ファイルをダブルクリックします。(アップデートファイルは自己解凍型圧縮ファイルです)
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4.
作成したフォルダ内にファイルが解凍されます。
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5.
解凍したファイルの「Setup.exe」をダブルクリックします。
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6.
インストーラの指示に従い、インストールを行います。
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7.
インストールが終わったら、Windowsを再起動後、Expert(D300win)を立上げ、「ヘルプ」メニューの「情報」にて、バージョンがV3.7.4.27なっていることを確認します。
Windows Vista以降のパソコンをご使用の場合、管理者の権限でアップデートを実行する必要があります。
以下の手順でインストールしてください。
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1.
アップデートファイルを解凍後、エクスプローラで「Setup.exe」を選択して右クリックします。
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2.
右クリックメニューから「管理者として実行」を選択します。
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3.
インストーラの指示に従い、インストールを行います。
バージョンアップする際の注意事項
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1.
本アップデートファイルはExpert(D300win):NP4H-SEDBV3がインストールされているパソコンにインストールしてください。
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2.
本アップデートファイルは既にインストールされているExpert(D300win)のバージョンがV3.0.0.0以降でないと利用できません。
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3.
本アップデートファイルのサイズと実際にダウンロードしたファイルサイズが異なる場合は、インストールしないで破棄し、再度ダウンロードしてください。
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4.
実行中のプログラム(Expert(D300win)、SX制御ユーティリティ、メッセージマネージャ等)を終了してからインストールしてください。
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5.
インストール途中に何らかのエラーで処理が中断された場合、再度インストールしてください。
再インストール時にエラーで中断される場合は、お手持ちのExpert(D300win)のセットアップCDで旧版をインストール後、再度アップデートファイルをインストールしてください。 -
6.
バージョンアップ後に、プロジェクトの全コンパイルと全ダウンロードを実施していただく場合がありますので、PLCを停止できるタイミングでのバージョンアップを推奨します。
有償時のバージョンアップ価格
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すでにお客さまがお持ちのソフトウェア媒体を以下価格にて、バージョンアップ交換します。
単位:円(税抜き)
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
その後「資料ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロードページヘ直接移動します。
プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。