プログラマブルコントローラ PLC
プログラミング支援ツール NP4H-SWN バージョンアップについて
2025年11月7日
富士電機株式会社
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
その後「資料ダウンロード」ボタンをクリックすると、ダウンロードページヘ直接移動します。
プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。
この度、プログラミング支援ツールStandardのバージョンアップを実施しましたので、ご案内申し上げます。
対象機種
IEC61131-3準拠 プログラミング支援ツール SX-Programmer
バージョンアップサービスの概要
ホームページからのバージョンアップサービスは、旧版のStandardをお持ちの方を対象として、アップグレード機能を用いて最新のStandard使用環境を提供します。
ホームページからのダウンロードにより、最新のStandardを容易に取得できます。
SX-Programmer Standard V3.1.4.3用アップデートファイル : StandardUpdateV3143.exe
SX-Programmer Standard V3.1.4.3用モニタ版アップデートファイル : StandardMonitorUpdateV3143.exe
最新バージョン V3.1.4.3の主な変更内容(2025年10月)
以下の機能追加、および改良をしました。
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SPH200 の機種移⾏をサポートしました。SPH200 からSPH2200-048RN に機種移⾏できます。
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機種変更機能においてSPH2200、SPH3300 をサポートしました。SPH2200、SPH3300 は同一シリーズ内のみ機種変更が可能です。
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NP1PM-048RN⇔NP1PM-048EN
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NP1PU-048EN⇔NP1PU-096EN⇔NP1PU-128EN⇔NP1PU-256EN
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新規モジュールを追加しました。
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インバータ︓FRN-GS1M(SX︓4W+4W/8W+8W/16W+16W/12W+4W/22W+29W)
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インバータ︓FRN-GS1M(E-SX︓4W+4W/8W+8W/16W+16W)
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コンバータ︓FRN-GS1P(SX︓4W+4W/8W+8W/16W+16W/12W+4W/22W+29W)
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コンバータ︓FRN-GS1P(E-SX︓4W+4W/8W+8W/16W+16W)
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LD エディタ/ST エディタのコンテキストメニュー構成を一部変更しました。
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データ変更とブレークポイント関連の項目をサブメニューに移動しました。
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サンプリングトレース/ロギング機能を改良しました。
サンプル対象の表示をサンプル対象名とインスタンスパス部を分けて表示するようにしました。
グラフ操作タブを選択時、サンプル対象(デバイス名)の後ろにタグを表示するようにしました。
サンプル対象の表示領域 -
ステータスバーにタグ言語モードの表示を追加しました。保存済みのタグが表示されない場合は、【ツール」>【オプション」>【タグ表示モード】の設定を変更しご確認ください。
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SPF のFW をV13 にバージョンアップしました。
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NP1Y32T09P1(シンク出⼒32 点)の消費電流値を変更しました。52mA→45mA
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Windows11 のサポートを開始しました(日、英版O/S)。
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対象ソフト︓MICREX-F ローダ
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マルチCPU 構成において、ファイル宣言に割り当てられたアドレスに他CPU のマルチCPU アドレスからアクセスしてしまい、誤ったアドレスでコード生成されてしまう不具合を修正しました。
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M/F コンバートの不具合を修正しました。
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SI 形(16bit)で定義されるファイル命令を含むMF プログラムをSX にコンバートすると、一部のアドレスがDFL 形(32bit)のファイル命令に置換されてしまう不具合を修正しました。
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FB のパラメータに割り付けできないステップコントロールデバイスが、M/F コンバート時に割りつけられてしまい、コード生成に失敗する不具合を修正しました。
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機種移⾏の不具合を修正しました。
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エディタ/データモニタを開いた状態で機種移⾏し、機種移⾏完了後に何も編集せずにPLC へ転送すると、該当のエディタおよびデータモニタがモニタできない不具合を修正しました。
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SPH2000-256E(NP1PM-256E)からSPH3300-256EN(NP1PU-256EN)に機種移⾏すると、FB インスタンスのアドレス指定が誤ってしまい、データアボード例外が発生する場合がある不具合を修正しました。
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SX シミュレータの不具合を修正しました。
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SPH2200(NP1PM-048RN、NP1PM-048EN)の形式に誤りがある不具合を修正しました。
SPH2200 のシミュレーションモードにおいて、非保持メモリにモニタ書き込みができない不具合を修正しました。
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サンプリングトレース/ロギング機能の不具合を修正しました。
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トリガーモードでサンプル対象の中からトリガ変数に複数個登録して一部をトリガ条件に設定したあと、トリガ条件に設定した変数以外のサンプル対象を全削除してからトリガ設定ボタンを押すと、例外が発生してトリガ設定画面を開くことができない不具合を修正しました。
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ロギングデータのグラフ表示でトリガポイント表示位置が「サンプル回数のマイナス方向」ではなく、「トリガ前サンプル回数」で表示される不具合を修正しました。
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SX 制御ユーティリティのバックアップ機能において、SPH2000 のバックアップファイルを「ファイル→PLC へ転送」を実⾏すると、PLC の処理ステータスが「パラメータ異常(0x22)」になり、SX 制御ユーティリティが強制終了する不具合を修正しました。
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SPH3300 のプロジェクトをPLC から読出しを⾏い、プログラム変更後にPLC に転送すると、「FB インスタンス設定異常」が発生して、重故障になる不具合を修正しました。
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SPH2200/3300 のマルチ構成においてPLC と照合を実⾏すると、マルチCPU 保持メモリのアドレスが不正なアドレスに変換されてしまい、アドレス不一致となる不具合を修正しました。
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ウィンドウの縦の画素数に比べてプログラムの⾏数が多い場合に、プロジェクト照合を実⾏して回路比較画面を開くと、左端にある変更箇所を示す橙色の目印ライン(ロケーション表示)が、⾒えなくなることがある不具合を修正しました。
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本バージョンのサポートO/Sは、Windows 10, 11です。
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中国語版は今回のバージョンアップの対象外です。中国版のバージョンは、V3.0.9.10です。
主なバージョンアップ履歴
従来品との互換性
今回のバージョンアップによるプログラムの互換性は下表の通りです。
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本バージョンにて作成されたファイルを旧バージョンで読み込むことに関しては保証しておりません。
形式・提供形態
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形式(NP4H-SWN)、提供形態(CD-R 媒体)の変更はありません。
バージョンアップ方法
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1.
パソコンのハードディスクに任意のフォルダを作成します。
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2.
作成したフォルダにV3.1.4.3用アップデートファイル「StandardUpdateV3143.exe」をダウンロードし保存します。
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3.
ファイルを解凍します。(アップデートファイルは自己解凍形式の圧縮ファイルです)
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4.
作成したフォルダ内にファイルが解凍されます。
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5.
解凍したファイルの「Setup.exe」をダブルクリックします。
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6.
インストーラの指示に従い、インストールを行います。
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7.
インストールが終わったらStandardを立上げ、「ヘルプ」メニューの「情報」にて、バージョンがV3.1.4.3になっていることを確認します。
ご注意
Windows Vista及びWindwos7、8、8.1、10 をご使用の場合、管理者の権限でアップデートを実行する必要があります。以下の手順でインストールしてください。
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1.
アップデートファイルを解凍後、エクスプローラで「Setup.exe」を選択して右クリックします。
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2.
右クリックメニューから「管理者として実行」を選択します。
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3.
インストーラの指示に従い、インストールを行います。
バージョンアップする際の注意事項
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1.
本アップデートファイルはStandard:NP4H-SWNがインストールされているパソコンにインストールしてください。
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2.
本アップデートファイルのサイズと実際にダウンロードしたファイルサイズが異なる場合は、インストールしないで破棄し、再度ダウンロードしてください。
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3.
実行中のプログラム(Standard、メッセージマネージャ等)を終了してからインストールしてください。
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4.
インストール途中に何らかのエラーで処理が中断されてしまった場合、再度インストールしてください。
再インストール時にエラーで中断される場合は、お手持ちのStandardのセットアップCDで旧版をインストール後、再度アップデートファイルをインストールしてください。
有償時のバージョンアップ価格
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すでにお客さまがお持ちのソフトウェア媒体を以下価格にて、バージョンアップ交換します。
単位:円(税抜き)
プログラミング支援ツールのバージョンアップ版をダウンロードするには、先ずログインしてください。
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プログラミング支援ツールのバージョンアップは、『資料ダウンロード』のページからダウンロードできます。


