プログラミング支援ツール NP4H-SWN バージョンアップについて

主なバージョンアップ履歴

1. V3.1.1.16(2022年4月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • SPH5000Mにおいて、E-SX集合形対応をしました。

  • イーサネットモジュール(NP1L-ET1 V50以降)にユーザが設定したIPアドレスのみ、通信を許可する機能を追加しました。

  • セクション番号を表示する機能を追加しました。

  • デバイスエディタの初期値の幅を変更できるようにしました。

  • LDエディタ上でタグ名を変更した時、説明を残すようにしました。

  • 印刷プレビューで1000ページ以上指定できるように改善しました。

  • 「セクション命令へジャンプ」でセクション番号が99999までジャンプできるように改善しました。

  • SX 制御ユーティリティでCPUが重故障時に、システムメモリを参照できるようにしました。
    対象機種 SPH5000M,SPH3000MM

[2]不具合修正

  • PJファイル名に「,」が入っていると、ダブルクリックでは開けない不具合を修正しました。

  • プログラムとシステム定義をクリアし、リセットをせずにPLCから読出しをすると、SXバスのIOモジュールの動作が不安定になる不具合を修正しました。

SPH2000, SPH3000, SPH5000, SPM シリーズ

  • インポート(配列構造体、FB/ファンクション等)すると強制終了する場合がある不具合を修正しました。

  • SPH2000-256Eのマルチ構成で、他CPUマルチ保持メモリの160kW以降を正常に読み書き出来ない不具合を修正しました。

  • PLCから読出しで不正なプロジェクトを読出すと強制終了する不具合を修正しました。

  • SX制御ユーティリティでCPU内共通非保持メモリ/保持メモリがリストア出来ない不具合を修正しました。

  • TリンクI/Fモジュール(NP1L-RT1)のベース上にNP8SX-143(FTUサイズI/O)が定義できない不具合を修正しました。

  • 標準拡張FB(_MHCNT,MHCNTa)で内部プリセット指令により比較検出出力が動作しなくなる不具合を修正しました。

  • 標準拡張FB(_MHCNT,MHCNTa)でリングモードの16ビットカウンタモードで、Z相検出時計数値が32 ビットカウンタ出力をしてしまう不具合を修正しました。

[3]※注意事項

  • 本バージョンのサポートO/S は、Windows Vista, 7, 8, 8.1, 10です。

  • 中国語版は今回のバージョンアップの対象外です。中国版のバージョンは、V3.0.9.10 です。

2. V3.1.0.13(2020年10月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • サンプリングトレースにおいて、グラフの背景色、グリッド線の色を設定できるように改良しました。

  • サンプリングトレースにおいて、グラフ上のカーソルをドラッグ操作で移動できるように改良しました。
    また、カーソル間をミリ秒単位で表示できるようにしました。

  • サンプリングトレースにおいて、連続でサンプリングできるように改良しました。

  • サンプリングトレースにおいて、トリガポイントの設定をボタン操作でもできるように改良しました。

  • サンプリングトレースにおいて、サンプル対象のアドレスとタグを同時に表示するように改良しました。

  • サンプリングトレースにおいて、トレースデータを読み出すタイミングを指定できるように改良しました。

  • サンプリングトレースにおいて、サンプル対象にXYデバイスを直接追加できるように改良しました。

  • ツールバーのヘルプから命令マニュアルを開けるように改良しました。

  • LDエディタ、STエディタの表示倍率のデフォルト値を指定できるように改良しました。

  • 印刷時のタグの行数設定を表示メニューのタグの行数と連動できるように改良しました。

  • 未使用回路コメントの削除機能を追加しました。

  • 表示倍率の同期の設定を保持するように改良しました。

  • シミュレータとTELLUSと接続できるように改良しました。

  • SPF Web通信ボードサポートツール Web_IF Designerを追加しました。

[2]新規モジュール対応

  • SPH5000MシリーズのCPUとベースボードに対応しました。

[3]不具合修正

  • システム定義の内部消費電流値がマニュアルと合っていない不具合を修正しました。

  • 最適化コンパイルの異常によりWDTアップする不具合を修正しました。

  • MICREX-Fプログラムを変換後、プロジェクトをダウンロードすると重故障になる不具合を修正しました。

  • 標準拡張FB(_C_modm)で未サポートファンクションの異常で受信する不具合を修正しました。

  • 標準拡張FB(_MHCNT,MHCNTa)でパラメータ異常2が発生する不具合を修正しました。

3. V3.0.20.24(2020年4月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • POU印刷機能において、POU番号順に印刷できる機能を追加しました。

  • サンプリングトレースにおいて、ツールバー上のボタンに対応するメニューを追加しました。

  • サンプリングトレースにおいて、表示中の波形の表示位置をリセットする機能を追加しました。

  • SPH3000のコンパイルを高速化しました。(PCのマルチコア対応)

  • デバイスエディタからデバイスをサンプリングトレースへ登録できるように改良しました。

  • PLCから読出し時にタグの言語確認メッセージを表示しないように改良しました。

  • SPF用 MODBUSスレーブFBを追加しました。

[2]不具合修正

  • デバイスエディタにおいて、SPH3000MMの保持メモリ(拡張)の使用状況表示が正常に機能しない不具合を修正しました。

  • プロジェクト印刷しようとすると、Standardがフリーズする不具合を修正しました。

  • データモニタにおいて、0ビット以外が強制解除できない不具合を修正しました。

  • FBパラメータありを選択したプロジェクトがFBパラメータなしで印刷される不具合を修正しました。

  • SDからタグプロジェクトを読出し時、特定のユーザFBのワークデバイス(F)のタグが正常に読み出されない不具合を修正しました。

4. V3.0.19.7(2019年3月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • I/Oの強制設定で、ワード/ダブルワードでも行えるように改良しました。

  • データモニタの許容枚数を4から20に拡大しました。

  • タグを日本語モード/英語モードの切り替えを行えるように改良しました。

  • デバイスエディタにおいて、未使用デバイスのタグ、説明、初期値をクリアする機能を追加しました。

  • デバイスエディタにおいて、デバイス一覧情報、デバイス使用状況マップの印刷機能を追加しました。

  • 検索/置換ダイアログにおいて、デバイスの入力支援としてツールチップ表示機能を追加しました。

  • 配列の要素、構造体のメンバを間接的に使用しているアドレスも検索できるように改良しました。

  • 2重書きチェックにおいて、ビットとワードの重なりを検出する機能を追加しました。

[2]不具合修正

  • Tリンクマスタ配下のカプセルを未実装にできない不具合を修正しました。

  • PROFIBUS-DPのアドレスが変換エラーになる不具合を修正しました。

  • 印刷詳細設定で回路内形式のクロスリファレンスが有効になっている場合、照合結果の回路印刷で不一致箇所が正しく表示しない不具合を修正しました。

  • プロジェクトの照合において、POUの内容に差異がなくても照合不一致となる不具合を修正しました。

  • 最適化コンパイルモードにおいて、SM領域の8ビット以上が正しく読めない不具合を修正しました。

5. V3.1.1.16(2018年8月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • アドレス置換時、付加されているタグを置換先アドレスへ移動するモードを追加しました。

  • デバイスエディタにて、タグ、説明、初期値の一括削除機能を追加しました。

  • STエディタのプログラム表示にて、アドレスとタグを切換え表示できるように改善しました。

  • STプログラムの印刷にて、アドレスとタグを切換えて印刷できるように改善しました。

  • プログラムの印刷順番をプロジェクトツリー表示と同じ順番で印刷するように改善しました。

  • 照合結果一覧表示ウィンドウの内容をテキストファイルに保存する機能を追加しました。

  • データモニタにて、各デバイスの「説明」テキストを表示するように改善しました。

  • 未実装の表示マークを変更しました。

[2]不具合修正

  • M/Fプログラムコンバートで、インデックスが正しくコンバートされない不具合を修正しました。

  • 最適化コンパイルモードで全変換が終了しない不具合を修正しました。

  • Windows10でシステム定義のパラメータウィザードのダイログが正しく表示しない不具合を修正しました。

  • シミュレーション機能で、ビット転送命令が正しく動作しない不具合を修正しました。

  • V2のプロジェクトを開きSPH3000Dに機種変更するとタグ・説明が消えてしまう不具合を修正しました。

6. V3.0.17.15(2018年1月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • SPH3000シリーズ用の10ms単位/100ms単位のタイマ命令を追加しました。

  • 検索機能において、検索対象の範囲設定の内容を保持するように改良しました。

  • デバイスエディタにて、ブロック転送(BMOVE)等の複数データ領域を使用する命令の場合、使用するデバイス領域範囲をデバイス使用状況に反映するように改良しました。

  • ブックマーク機能のフィルタ表示で、ブックマーク部を非表示にするモードを追加しました。

  • ユーザFB/システムFBの入出力端子に接続したデバイスを削除する操作を改良しました。

  • ZIPファイルをPLC運転中に書き込めるように改良しました。

  • ラダー/STワークシートの右下部の「F1ヘルプ」を非表示にするオプションを追加しました。

[2]不具合修正

  • サンプリングトレース実行中にトレース対象の変数を追加/削除すると、サンプリングトレースデータを正常にファイル保存できない不具合を修正しました。

  • V2で作成したタグプロジェクトをインポートできない不具合を修正しました。

  • M/Fブロック図コンバートにて、回路接続用のテンポラリアドレスが不正になる不具合を修正しました。

  • SPFやSPEにて、内蔵I/Oのデバイスアドレスがデバイスエディタに表示されない不具合を修正しました。

7. V3.0.16.22(2017年7月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • 印刷機能において、ヘッダやフッタの印刷位置や内容を変更できるように改良しました。

  • 印刷機能において、詳細設定の内容を保持するように改良しました。

  • プログラムインポート機能において、回路コメントをインポートしないモードを追加しました。また、「ローカルデバイスの設定」もインポートするように改良しました。

  • プログラムの変換結果表示で、ユーザFBやシステムFBの使用ワード数を確認できるように改良しました。

  • プロジェクトを保存する時に、ファイルサイズを最小化するオプションを追加しました。

  • 回路コメントの1行の文字数を半角80文字→半角100文字へ拡張しました。

  • SPH3000D用のモーションFBを追加しました。

[2]不具合修正

  • ラダー印刷にて、タグ行数を2行に指定しても、FB名称が2行印刷されない不具合を修正しました。

  • SPH3000Dで、タイマの現在値のモニタ表示が「0」のまま変化しないことがある不具合を修正しました。

  • SPH3000MM、SPH3000Dで、シミュレータへのダウンロードがエラーになる不具合を修正しました。

8. V3.0.15.19(2017年1月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • SPH3000MMとの組合せにおいて、データメモリを「Read-only」属性に制限できる機能を追加しました。

  • 「変更回路をPLCへ転送」時の処理時間を短縮しました。

  • Windows8.1、Windows10に対応しました。

[2]不具合修正

  • クロスリファレンス付きラダー印刷にて、OR接続線がはみだし状態で印刷される不具合を修正しました。

  • 印刷にて、ページ設定で余白のサイズを変更してもヘッダの位置が変更されない不具合を修正しました。

  • 印刷にて、プロジェクト名が長い場合、プログラム名と重なって印刷される不具合を修正しました。

  • M/Fプログラムコンバートで、「10接点+MCSコイル」の回路が、「9接点+MC命令」へコンバートされ、10個目の接点が削除される不具合を修正しました。

  • SPH3000MMのプロジェクトでタグのエクスポートを行う時、保存先フォルダを指定せず、ファイル名のみを入力してエクスポートするとエラーになる不具合を修正しました。

  • USB通信中にパソコンがブルースクリーン状態になることがある不具合を修正しました。
    (不具合が発生する場合、USB通信用ドライバを対策版へ更新してください。)

9. V3.0.14.8(2016年6月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • SPH2000/3000の内蔵イーサネット通信命令(FTPクライアント通信、SNTPクライアント通信、Mail送信)を追加しました。

  • 「変更回路をPLCへ転送」時の処理時間を短縮しました。

[2]不具合修正

  • 故障診断情報のファイル保存機能にて、SPH2000のイーサネット関連の詳細RAS情報が保存されない不具合を修正しました。

  • 日本語O/Sで英語モードの時、「クロスリファレンス情報」と「タグ/アドレス」が文字重なり状態で印刷される不具合を修正しました。

  • 英語モードでPLCからプログラムを読み出すと、「読出しデータが不正」のエラーになることがある不具合を修正しました。

  • MC命令のネスティングを複数段数使用して、MCR命令で全段数を一括でリセットするプログラムが正常に動作しない不具合を修正しました。

10. V3.0.13.11(2015年12月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プログラムのインポート画面にて、V2/V3両方のプロジェクトを同時表示して選択できるように改良しました。

  • プログラム作成時のタグ入力画面にて、日本語モードへの自動切換えの動作を前回の入力モードを維持するように改良しました。

  • システム定義にて、バスタクトチェック結果のタクト時間を自動設定する機能を追加しました。

  • FUJILOGユーティリティーにて、通信COMポートの設定を1~256まで設定できるように改良しました。

[2]不具合修正

  • クロスリファレンス付きラダー印刷にて、ローカルデバイスが正しく印刷されない不具合を修正しました。

  • デバイス情報のエクスポートにて、FLEX-PCモードのアドレスが正しく出力されない不具合を修正しました。

  • SPH3000にて、ループ処理の中でユーザFBを使用している場合、オンライン変更を実施するとこのユーザFBのプログラム動作が不良になることがある不具合を修正しました。

  • STエディタでREAL#0.0 の場合、変換エラーになる不具合を修正しました。

11. V3.0.12.8(2015年6月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プログラムの表示倍率を全プログラムで一括設定できるように改良しました。

  • デバイスエディタにおいて、「前ページ」「次ページ」ボタンでスクロールできるように改良しました。

  • 「B接点」シンボルを「A接点」シンボルと区別しやすい表現に改良しました。

  • SPH3000シリーズの最適化コンパイルモードの変換時間を短縮しました。

  • クロスリファレンス付きラダー印刷の印刷時間を短縮しました。

  • Standardをインストールする時、標準拡張FBも同時にインストールするように改良しました。

[2]不具合修正

  • 標準拡張FBを含むプログラムをアップロードする時、標準拡張FBの自動インポートが正常に行われないことがある不具合を修正しました。

12. V3.0.11.8(2014年11月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プログラムの照合結果表示ウィンドウで、不一致箇所をシンボル単位で確認できるように改良しました。

  • クロスリファレンス表示ウィンドウで、ローカルデバイスを選択したワークシートに連動してフィルタ表示する機能を追加しました。

  • クロスリファレンス付きラダー印刷にて、ローカルデバイスの場合、該当するプログラムの使用状況だけを印刷するように改良しました。

  • プログラムのインポート機能で、内部FBを含めないでインポートできるモードを追加しました。

  • システム定義で、バスタクト周期の自動計算機能を追加しました。

  • システム定義で、モジュールを挿入する時、前回挿入したモジュールを自動的に選択するモードを追加しました。

  • セクション命令の番号の最大値を65535→99999へ拡張しました。

  • メモリオーバー時の変換エラーメッセージについて、オーバーしているサイズや個数を表示するように改良しました。

[2]不具合修正

  • USB接続で通信中にエラーが発生して通信できなくなることがある不具合を修正し、USB通信用ドライバを更新しました。

  • 故障診断画面で、「DC110入力8点」モジュールが「???」と表示される不具合を修正しました。

13. V3.0.10.19(2014年6月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プロジェクトの自動保存機能を追加しました。

  • モノクロ印刷機能を追加しました。

  • プログラムの照合結果表示ウィンドウで、選択した回路のみを印刷できるようにしました。

  • 同じプログラムシートを複数分割して表示できるようにしました。

  • 選択した回路範囲のみで検索や置換を実行できるようにしました。

  • データモニタ画面で、ローカルデバイスをモニタできるようにしました。

  • プログラムチェックの2重書きチェック機能を改良しました。

  • USB通信用ドライバをプログラムメニューからインストールできるようにしました。

14. V3.0.9.10(2014年2月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プログラム分割機能を追加しました。

  • プログラム変換時にデバイス使用状況リストを自動更新するようにしました。

  • プログラムの照合結果表示ウィンドウを個別にスクロールできるようにしました。

  • ブックマーク機能でフィルタ表示した回路のみを印刷できるようにしました。

  • プロジェクトファイルをダブルクリック操作で起動できるようにしました。

  • タスク実行時間測定機能をコントロールダイアログから実行できるようにしました。

  • MICREX-Fプログラムコンバート機能を改良しました。

[2]Windows8対応
対応OSとして、Windows8 に対応しました。
<ご注意>
Windows8で使用する場合、Microsoft社製 [.NET Framework 3.5] が必要です。
以下のMicrosoft社のホームページからダウンロードして、インストールしてください。

15. V3.0.8.25(2013年11月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • プログラムチェック機能(コイルの2重書きチェックなど)を追加しました。

  • プログラムをPLCへ転送後、自動的にモニタモードへ移行するようにしました。

  • タグによる検索機能で、「*」マーク指定により、タグの部分文字一致で検索できるようにしました。

  • クロスリファレンス機能で、タグでフィルタできるようにしました。

  • デバイス検索や命令検索機能で、検索結果ウィンドウに検索結果の履歴を残せるようにしました。

  • デバイスエディタを、ショートカットキーや右クリックメニューで起動できるようにしました。

  • 印刷時の文字フォントやサイズをカスタマイズできるようにしました。

  • セクション命令を基準に回路番号やクロスリファレンス情報を印刷するモードを追加しました。

  • MICREX-Fプログラムコンバート機能を改良しました。

16. V3.0.7.23(2013年5月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • モニタ状態のまま、プログラムを編集できるモードを追加しました。

  • 通信設定付きのプロジェクトファイルショートカットの生成機能に、PLCからのプログラム自動読み出し機能を追加しました。

  • PLCからプログラムを読み出す時、同時にパソコン内のZipプロジェクトを読み出せるようにしました。

  • プロジェクト全体を対象に、デバイスの一括置換をできるようにしました。

  • ラダー回路内のデバイス表示で、「タグ」と「説明」を切替え表示できるようにしました。

  • MICREX-Fプログラムコンバート機能を改良しました。

  • FLEX-PCプログラムコンバート機能を改良しました。

[2]新規モジュール対応
SPH3000シリーズのCPU 128Kステップ品 に対応しました。

17. V3.0.6.27(2012年12月)

[1]機能改良
MICREX-Fプログラムのコンバート機能において、以下の不具合を修正しました。

  • DT_MF命令を使用したプログラムをPLCに転送後、PLCと照合すると照合不一致になる。

  • ファンクションモジュールをユーザFBへコンバートした時、ユーザFBパラメータが正しく設定されない。

  • DIV_R_32_BCD命令が桁上がり時に正しく動作しない。

  • MF互換用タイマ/カウンタ命令で使用するユーザFBメモリが11072ワード確保されていない場合に、変換を実行してもエラーにならない。

18. V3.0.6.24(2012年10月)

[1]機能改良
MICREX-Fプログラムのコンバート機能において、以下を改良しました。

  • ファイル命令やインデックス命令を自動コンバートします。

  • MICREX-F命令との動作互換命令(BCD演算、タイマ、カウンタ、等)へ自動コンバートします。

  • ファンクションモジュールをユーザFBへ自動コンバートします。

  • メッセージ通信やブロック図を自動コンバートします。

コンバート先の対象CPUは、SPH2000/SPH3000シリーズです。
対応ファームウェアバージョン(SPH2000:V13以降、SPH3000:V04以降)をご使用ください。

19. V3.0.5.20(2012年4月)

[1]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • クロスリファレンス付きラダープログラム印刷の印刷フォーマットを改良しました。

  • ラダープログラム印刷にて、部分回路指定で印刷する機能を追加しました。

  • セクション命令へのジャンプ検索機能を追加しました。

  • デバイス検索にて、検索結果をリスト表示して、リスト表示をダブルクリックすることで該当する回路位置へジャンプできる機能を追加しました。

  • MICREX-Fプログラムのコンバート機能において、MICREX-Fと同じビット並びに対応したビット操作命令へコンバートするように改良しました。

20. V3.0.4.10(2011年11月)

[1]Windows7対応
対応OSとして、Windows7 (64bit版) に対応しました。

[2]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • 変更したプログラムのみを変換する機能を追加し、変換時間を短縮しました。

  • SPH3000MMにおいて、CPUに格納できるZIPファイルの容量を64KWから320KWへ拡張しました。

  • MICREX-Fプログラムのコンバート機能において、タグを同時にコンバートできるように改良しました。
    また、コンバート結果をファイルへ保存する機能を追加しました。

21. V3.0.3.34(2011年8月)

[1]新規モジュール対応
SPH3000 シリーズのCPU SPH3000、SPH3000MM、E-SXバス対応I/Oユニットに対応しました。

[2]機能改良
以下の機能追加、および改良をしました。

  • 通信設定付きのプロジェクトファイルショートカットの生成機能を追加しました。プロジェクトを開くたびに通信設定をする必要がなくなり、操作性が向上しました。

  • 故障診断機能にて、P/PEリンクモジュールの構成/異常フラグ情報の表示を表形式に変更しました。

  • ユーザFB名称が1行に全て表示されない場合、折り返表示をする機能を追加しました。

  • ラダー編集画面の右クリックメニューに、行挿入・行削除・列挿入・列削除を追加しました。

[3]Windows7対応
対応OSとして、Windows7 (32bit版) に対応しました。

[4]不具合修正
ラダー編集機能にて、以下の不具合を修正しました。

  • 微分コイルを2個OR接続で出力する回路を、行選択式でコピー&ペーストすると、インスタンスが重複して動作不良となる。

  • [MOVE  0 DL0]の命令入力ができない。

22. V3.0.2.6(2010年8月)

[1]SPH2000冗長化CPUモジュール(NP1PM-256H)対応
SPH2000シリーズの冗長化対応CPUモジュールに対応しました。

23. V3.0.1.5(2010 年4 月)

[1]アップグレードの改良
Standard V2 からアップグレードする時、V2システムを残したままV3システムを追加インストールできるように改良しました。

[2]V3.0.0.160の不具合修正
以下の不具合を修正しました。

  • ラダー編集機能にて、微分接点や微分コイルを単独でコピー&ペーストすると、インスタンス番号が重複して動作不良となる。

  • モニタ機能にて、グローバルタイマの接点のモニタ表示値が動作と異なることがある。

  • PLCからの読出し機能にて、タイマデバイス[T]が標準メモリデバイス[M]に化けて読み出されることがある。

  • MICREX-F プログラムのコンバート機能にて、タイマ命令(0.1sタイムベース)のタイマ番号が正しくコンバートされない。

  • シミュレーション機能にて、TBIT/SBIT/SHL/SHR/DT命令を32 ビットデータで使用すると正しく動作しない。

  • シミュレーション機能にて、ダウンロード後にリセットするとシミュレータと通信できなくなることがある。

24. V3.0.0.160(2009年9月)

[1]操作性の革新的な改良

  • 直感的な操作、マニュアルレスで簡単操作

  • 多彩な命令入力方法をサポート

  • キー操作のプログラミング簡素化

  • PLC操作の集約(パネル/ボタン操作化)

[2]エンジニアリング効率の向上

  • 充実した検索機能(グローバル検索、クロスリファレンス、回路フィルタ)

  • 使用状況表示付きデバイスエディタ

  • 照合結果の詳細表示

[3]Windows Vista 対応
対応OSとして、Windows Vista に対応しました。

25. V2.3.5.1(2008年5月)

[1]SPH2000 対応機能の拡張
SPH2000のCSVインタフェースFB、ユーザでの汎用通信設定、PODとのパラレルインタフェース接続の各機能に対応しました。

[2]@E.Integrator対応

[3]MICREX-Fコンバート エラーログ改良
ファイル読込みからのMICREX-F プログラムコンバート機能のエラーログに、変換元のプログラムの回路番号を表示する機能を追加しました。

[4]V2.3.5.0 の不具合修正
NP1PM-48CR(@E.Terminal)からシステム定義をアップロードすると、組み込みアプリケーションのI/Oグループ設定がクリアされる不具合を修正しました。

26. V2.3.4.0(2007年11月)

[1]モニタ専用のStandardをインストール可能としました。

[2]SPH200対応機能の拡張
SPH200 のシステムプロパティに、構成チェックの待ち時間モードを「構成一致待ち/指定時間待ち」から選択可能とする機能を追加しました。

[3]MICREX-Fコンバート機能の改良
「タグのテキストファイル読込」機能で、MICREX-Fプログラムコンバート時のアドレスビット反転設定に連動してアドレスを割り付けるように改良しました。

27. V2.3.3.0(2007年8月)

[1]SX制御ユーティリティーの追加
「補助機能」メニューに「SX制御ユーティリティー」を追加しました。

[2]ボードコントローラ対応機能の拡張

  • ボードコントローラのCPUパラメータに、高速入力コネクタへの信号の論理を立ち上がりエッジ/立ち下がりエッジから選択可能とする機能を追加しました。

  • ボードコントローラのCPUパラメータの簡易CPUリンク機能に、リンク局番を外部から設定する機能を追加しました。

  • ボードコントローラのカレンダ情報に曜日データとカレンダ書き込み要求を追加しました。

[3]故障診断機能の改良
SPH300の故障診断機能に、故障状態を自動解析して表示する「故障解析」機能を追加しました。

「故障解析」機能を使用する場合、Microsoft 社製 [.NET Framework 2.0] のインストールが必要です。
「6. バージョンアップ方法」を参照ください。

28. V2.3.2.0(2007年5月)

[1]システム定義の機能追加
電源・ベースボードの名称変更、イーサネットモジュールのゲートウェイ設定、「電池異常検出」の名称変更、などの機能追加をしました。

[2]保護パスワードの拡張
プログラム保護のパスワードを8桁から20桁に拡張しました。

[3]イーサネット設定のアップロード
オンライン接続時、モジュールにダウンロードしてあるイーサネット設定ファイルのアップロード機能を実装しました。

[4]常時ON/OFF A/B接点の登録
編集モードの接点パレットに「常時ON A接点」、「常時OFF A接点」、「常時ON B接点」、「常時OFF B接点」を追加しました。

[5]ローカルデバイスのアドレス/タグ色指定
ローカルデバイスに割り当てられたデバイスの、アドレス/タグに色指定機能を追加しました。

[6]ダイアログの表示位置記憶
支援ツール起動中は、編集エディタ内で表示されるダイアログの表示位置を保持する機能を追加しました。

[7]セクション番号検索機能(ダイレクトジャンプ)
「検索」メニューに、「セクション番号検索」機能を追加しました。

[8]印刷設定の改良
印刷機能に「デバイスクロスリファレンスのI/O一括登録」機能と、「セクションページ数印刷」機能を追加しました。

[9]イニシャル起動の制限
PLCを起動する際の「イニシャル起動」の操作を不可能にする機能を追加しました。

[10] MICREX-F PLC Programmerからのカット&ペースト機能のアドレス割付機能を改良しました。

29. V2.3.1.0(2006年11月)

[1]変更回路のPLC転送機能の改良
プログラムの挿入・インポート・貼付け機能を行っても、変更回路のPLC転送ができるように改良しました。

[2]ボードコントローラ オプションカード対応

30. V2.3.0.0(2006年10月)

[1]システム構成アップロード
オンライン接続時、システム構成情報(モジュール名称)を復元する機能を追加しました。

[2]データのテキストファイル出力
リソースフォルダ内に存在するデータファイル(保存機能で保存済みのデータファイル)を、ユーザが指定する任意フォルダにカンマ区切り(CSV形式)のテキストファイルとして出力する機能を追加しました。

[3]機種間カット&ペースト機能の改良
MICREX-Fからのカット&ペースト機能を改良しました。

[4]セクション命令のタグ対応
セクション命令にコメント(タグ)を設定できる機能を追加しました。

[5]初期値のテキストファイル出力/読込
初期値設定リスト機能で設定されたデバイスの初期値をカンマ区切りのテキストファイル(.CSV)に出力する機能と、その出力されたテキストファイルを読み込む機能を追加しました。

[6]初期値設定リストの入力切り替え
初期値設定リスト機能に初期値の入力方法(10進入力/16進入力)を切り替える機能を追加しました。

[7]デバイスクロスリファレンス印刷の改良
デバイスクロスリファレンス印刷でタグの同時印刷機能を追加しました。

[8]デバイスクロスリファレンス情報のテキスト出力
デバイスクロスリファレンス情報をカンマ区切りのテキストファイル(.CSV)に出力する機能を追加しました。

[9]不具合修正
SPH300(NP1PS-245R)にて、マルチCPU構成で使用した場合、オンライン接続やグローバルメモリのモニタが正しく動作しないことがある不具合を修正しました。

31. V2.2.4.0(2006年8月)

[1]サーボシステムFALDIC ALPHA5に対応しました。

[2]V2.2.3.0 の不具合修正
SPH2000(NP1PM-48E/256E)にて、FTPアクセス機能が使用できない不具合を修正しました。

32. V2.2.3.0(2006年5月)

[1]配列/構造体定義のインポート
配列/構造体の定義情報を他のプロジェクトから読み出す機能を追加しました。

[2]パスワード機能の拡張
PLCオンライン操作の制限を設定する機能を追加しました。
本機能を使用してアクセス認証用パスワードを設定することにより、PLCへの操作をレベル1、レベル2、レベル3、の3段階で制限することが可能となります。また、アクセスレベルによる機能制限をすることもできます。

33. V2.2.2.2(2006年3月)

[1]不具合修正
リモートIOマスタモジュールを標準モードで使用している場合、スレーブモジュールの構成状態により、IOメモリを正しくアクセスできないことがある不具合を対策しました。

34. V2.2.2.1(2006年1月)

[1]機種間カット&ペーストの改良
MICREX-F、FLEX-PCシリーズからの機種間カット&ペースト機能を改良しました。

[2]命令追加
マスタコントロール、形変換の命令を追加しました。

[3]グローバルカウンタ/積算タイマ
全POUからグローバルにアクセス可能なカウンタデバイスと積算タイマデバイスを追加しました。

[4]ラダーエディタでの強制設定
ラダーエディタ上で強制設定を行う機能を追加しました。

[5]SPH300ファームウェア対応

  • IO領域拡張機能(V**64)

  • 縮退立上げ時間短縮機能(V**65)

  • 強制設定状態継続運転(V**65)

35. V2.2.1.0(2005年11月)

[1]配列・構造体の対応
ラダー言語、ST言語にて、配列・構造体に対応しました。

[2]システム定義ガイダンス機能の追加
ガイダンス機能を追加し、操作を簡素化しました。

[3]MICREX-F機種間カット&ペーストガイダンス機能の改良
MICREX-Fプログラムファイルを開くと同時にコンバート実行するように改良しました。

[4]ボードコントローラ対応
ボードコントローラに対応しました。

36. V2.2.0.0(2005年8月)

[1]グローバルタイマ
全POUからグローバルにアクセス可能なタイマデバイスを実現しました。

[2]命令検索
全POUを対象とした命令またはユーザファンクションブロック/ユーザファンクションの検索機能を追加しました。

[3]デバイス使用状況の改良
補助機能のデバイス使用状況機能に、ビットデバイスの使用状況表示の際、ワードおよびダブルワードの使用状況を表示するように改良しました。

[4]クロスリファレンス付ラダー印刷の改良
POU種別/POU番号と回路番号から構成されるクロスリファレンス情報の印刷効率向上を図りました。

[5]機種間カット&ペーストの改良
MICREX-F PLC Programmerのプログラムをクリップボード経由でStandardに貼り付ける機能において、貼り付け未対応となっている命令のうち、13命令を追加対応しました。

[6]システム定義 未実装操作の改良
1クリックでモジュールの実装/未実装を切り替えることが可能としました。

[7]SPH2000対応
新系列CPUモジュールSPH2000に対応しました。

37. V2.1.1.0(2005年6月)

[1]FBパラメータのアドレス任意設定
ユーザファンクションブロック/ユーザファンクションのパラメータ設定で、パラメータ番号の自動割付けを止め、ユーザが任意の番号を設定できるように変更しました。

[2]PODモニタ用ラダー情報出力
PODでラダーモニタを実施するための情報をファイルに出力する機能を追加しました。

[3]SX通信ミドルウェア用デバイス情報の出力
[補助]の[デバイス情報の出力]機能にSX通信ミドルウェア(NP4N-MDLW)用の情報を出力する機能を追加しました。

[4]デバッグ機能(ブレークポイント, ステップ実行)のST言語対応
ST言語画面で、[ブレークポイントの設定]、[ステップ実行]の機能を追加しました。

[5]ST編集機能の改良
ST言語のプログラムで、登録済タグの検索表示機能、およびタグ入力によるアドレス検索入力機能を追加しました。

[6]ズーム機能の改良
ウィンドウを開いた状態(ファイルを開く、新規作成)の初期表示倍率100%固定に対し、表示倍率の自動計算、表示倍率の保存機能を追加しました。

[7]ダイアログの表示位置保持
ラダー言語エディタで[アドレス入力ダイアログ]または[パラメータ入力ダイアログ]を開くときの表示位置を保持する機能を追加しました。

[8]機種間カット&ペースト(MICREX-F)の改良
MICREX-F のプログラムからのカット&ペーストで、ファイル命令をユーザファンクションブロックの呼出し(USERFB)命令の形に置き換えて貼り付けるように変更しました。

38. V2.1.0.1(2005年3月)

[1]FBD表現の追加
FB呼出し部をFBD(ブロック)形式で表現する機能を追加しました。

[2]パラメータ設定画面でのパラメータ名称の表示/設定の機能追加
パラメータ設定画面でパラメータ名称の表示と、任意の名称に設定できる機能を追加しました。

[3]編集機能の改良
折り返し回路、ガイダンス入力ダイアログ、パラメータ入力ダイアログ、FB呼出し部の展開/折りたたみ表示の切り替え等の改良を行いました。

[4]命令パレットのデフォルト共通タブ項目の見直し
インストール時(デフォルト設定)の命令パレットの共通タブに設定する項目を変更しました。

[5]データ変更
ラダー画面からデータ変更を行う機能を追加しました。

[6]SPB SXモード対応
小型PLC SPBのプログラミングに対応しました。

[7]オフラインでの故障診断機能
オフラインのプロジェクトを開いているときでも、故障診断機能を使用可能としました。

[8]RS-232Cポート番号10以上対応
RS-232Cのポート番号を、1から256までとしました。

[9]ST言語対応
ST言語でのプログラミングを可能としました。

[10]プロセッサリンクモジュール最大構成数拡張対応
プロセッサリンクモジュール(Pリンク、F L-netなど)の最大構成数を8台へ拡張しました。

[11]「CPU”0”なしシステム立上げ」の対応
システム定義のシステム動作定義設定に「CPU”0”なしシステム立上げ」設定を追加しました。

[12]「縮退保守禁止動作」および「故障状態表示マスク」の対応
システムプロパティのシステム縮退立上げ動作定義に「拡張設定」を追加しました。