発電設備
風力発電システム
再生可能エネルギーの導入が加速される中、風力発電は発電効率の向上のために大容量化が進んでいます。結果、これまで以上に電力品質の向上が必須となってきています。富士電機は、風力発電用の出力安定化装置と永久磁石同期発電機で、発電変動を緩和し、電力品質の向上に貢献します。
風力発電用 出力安定化装置
特長
風力発電所の系統連系電力の平滑化を高度な充放電制御により低いイニシャルコストで実現します。
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電力変換器を介して、電力貯蔵装置を充放電させ連系点電力を平滑化します。
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最適な充放電制御方式により、必要な設備容量の低減を実現します。
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各種二次電池、キャパシタを併用した高性能なシステムの構築が可能です。
出力安定化装置 外観
動作原理
系統の周波数・電圧に悪影響のないように制御する。
装置の概要
西目風力発電所の導入事例からの紹介
風力発電用 永久磁石同期発電機
特長
回転子にブラシを使用せずメンテナンスが容易で、回転子の巻線損失が無い高効率と小型を実現します。
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国内最大トルクの永久磁石機
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全含浸絶縁システムの適用により高信頼性
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低速回転のため低騒音
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高運用効率化、低メンテナンス化に貢献
永久磁石同期発電機 外観
適用システム
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ダイレクト駆動用風力発電システムに適用が可能です。
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デュアル巻線(多重巻線)であり、コンバータの多重化に対応します。
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ダイレクト駆動風力発電への永久磁石機の適用は、運用性、適用性の点で優位です。