蒸気発生ヒートポンプ/エジェクタ冷却機
エジェクタ冷却機 EjeCool

特長
-
大温度差の冷却水を、圧倒的な高効率で生成可能
-
コンプレッサを使用しないことで、可動部品の故障リスクを低減
-
冷媒循環用のポンプは、2台構成として冗長性を確保
EjeCoolと従来型チラーの適用温度帯の違い

圧倒的な高効率を実現する仕組み
従来型チラーでは、冷媒の「圧縮(昇圧)→凝縮(液化)→膨張(減圧)→蒸発(気化)」を繰り返して冷却しますが、コンプレッサ(圧縮機)が大量の電力を消費します。EjeCoolでは、「エジェクタ」という特殊な構造の管を用いて、蒸発後に高温・高圧となった冷媒を超音速まで加速させ、その運動エネルギーで低温・低圧の冷媒を吸引・混合した後、冷媒を減速させることで圧力を高めています。これは排熱から回収した熱エネルギーを冷媒圧縮のための運動エネルギーに変換できるエジェクタの物理現象を利用した圧縮方式のため、低消費電力で非常に高い冷却効率を実現しています。
従来型チラーの冷却方式

エジェクタ冷却方式

-
注
-
それぞれの冷却方式を簡略化したイメージ図です。実際の機器構成などは各製品の技術資料でご確認ください。
適用例:データセンターの液冷式AI サーバ冷却
高性能GPUを搭載した熱負荷の高い液冷式AIサーバの高効率冷却が可能。EjeCoolでデータセンターのPUE(注1)低減に貢献します。

-
注1
-
Power Usage Effectiveness(電力使用効率):データセンター総消費電力/IT機器消費電力(1.0に近いほど高効率)
-
注2
-
Coolant Distribution Unit(冷却液分配ユニット):AIサーバ側の冷却液の熱交換と循環管理を行う装置
適用例:製造設備の冷却
高効率な大温度差冷却が可能。EjeCoolで循環冷却水生成時の省エネ化に貢献します。

仕様
-
注1
-
定格条件:冷却水入口温度45℃、冷却水出口温度30℃、冷却水流量240L/min、放熱水入口温度31℃、放熱水流量1,200L/min
-
注2
-
冷却水入口温度変動±1.5℃以内、放熱水入口温度変動±0.5℃以内
-
注3
-
冷却水出入口温度を一定とした場合に冷却水流量を増減可能な容量範囲
-
注4
-
水質基準:冷凍空調機器水質ガイドライン(JRA-GL02)、ASHRAE基準(Liquid Cooling Guidelines for Datacom Equipment Centers Table5.3)
-
注5
-
実際の使用条件に対して必要となる温度・流量は技術資料を参照
-
注6
-
相間アンバランス率:電圧±2%以内
-
注7
-
測定位置:正面1m、高さ1.5m
-
注8
-
突出部分(配管接続部・吊りボルト)除く
外形図
正面

側面

背面




