蒸気発生ヒートポンプ/エジェクタ冷却機
エジェクタ冷却機

エジェクタ冷却機とは
エジェクタ冷却機は、冷媒コンプレッサの代わりにエジェクタ昇圧器を採用した冷却機です。 モーターを動力とするコンプレッサレスの構造で、冷媒の圧縮に電気的なエネルギーを使用しないため、電力消費を飛躍的に削減できる特長があります。
また、従来の冷却方式では活用が難しかった40℃〜の排温水の熱エネルギーを回収・再利用して冷却が可能となり。かつ大温度差 (△T≥10) の冷却を実現します。

圧倒的な超高効率を実現する
新しい冷却方式のエジェクタ冷却機とは
新しい冷却方式のエジェクタ冷却機とは
エジェクタ冷却機は、コンプレッサを使わずに冷却を行う省エネルギー型の冷却装置です。
工場などで発生する排熱(排温水)のエネルギーで高圧の冷媒ガスを超音速ノズルで噴出し、それがディフューザで減速する時の運動エネルギーを利用して冷媒を圧縮します。
エジェクタ冷却機はコンプレッサレスの構造で、冷媒の圧縮に電気的なエネルギーを使用しないため、電力消費を大幅に削減できる特長があります。
また、機械的な可動部品がないため故障などのリスクも低減されます。
3つの特長
特長1
圧倒的な電気効率を実現
富士電機独自技術のエジェクタ昇圧器の採用により、冷媒コンプレッサが不要となり、消費電力の大幅な削減と故障リスクを低減
特長2
大温度差の冷却水を生成(ΔT≧10)
従来活用が難しかった40℃以上の排温水の熱エネルギーを利用し、大温度差の冷却水を生成
特長3
環境に配慮した低GWP冷媒を
低GWP冷媒を使用し、地球環境改善に貢献
製品情報
FEC-200 / FEC-250

(2026年発売予定)
標準仕様
-
注
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開発中のため仕様は変更される場合があります。
導入例
データセンターのAIサーバ冷却のチラー代替

導入効果

試算条件
寒冷地域、夏季3か月
【従来方式】システムCOP5.5
【エジェクタ冷却機方式】システムCOP37.0(各種動力含)

