物流センターソリューション
デジタルピッキングシステム(DAS/DPS)

物流倉庫のピッキング作業・仕分け作業を効率化します。デジタルピッキングシステム(摘み取り式)、デジタルアソートシステム(種まき式)対応しており、他システムとの連携も可能です。

仕分け作業を省力化・省スペース化・効率化。無線式のデジタル表示器を活用し、5つの色と数字で現場の仕分け作業をサポート。 種蒔き(アソート)仕分けを中心に様々な要件に適用可能で、お客様の課題を解決します。作業・環境(常温~冷凍)に対応し、F1 級(-25 度)要冷物流向け耐環境型でもご利用いただけます。

仕分け作業・在庫管理にこんな課題はありませんか?
  • リストピッキング(紙のリスト)を無くしたい。

  • 仕分け作業のミス/取引先からのクレームを減らしたい。

  • 多品種少量生産で品種が多様化してきており従来の管理では対応が難しくなってきている。

  • ピッキング作業にかかる時間・残業を減らしたい。

  • ピッキング作業の属人化をなくしたい。

  • フリーロケーション化で倉庫スペースを有効活用したい。

  • 誤出荷率を減らし、出荷品質を向上させたい。在庫管理の精度をあげたい。

  • 倉庫の自動化・機械化を進めているが属人的な作業が残り効率化できない。

  • 以前から使用しているWMS/在庫管理システム等との連携を手動で行っている。

  • デジタル表示機のリプレイスを機に、デジタルピッキングシステムを見直したい。

デジタルピッキングシステムを導入する3つのメリット
ペーパレス化
■ 作業と実績管理を簡単に

紙のピッキングリストは準備するだけでも時間と手間がかかります。また、紙のピッキングリストを持ちながら作業することは作業ミスや時間がかかる原因にもなります。

デジタル表示機を利用することでどこの棚から何個商品をピッキングすればよいか等が分かるようになり、紙を見ながら仕分けやピッキング作業をする必要がなくなります。

デジタル表示機を利用することで作業がリアルタイムでデータ記録されるようになるため、実績データの管理・集計も楽になります。

■ ハンズフリーで作業に集中

人が作業するためヒューマンエラーは避けられません。商品名の見間違い、読み違い、取り間違いや複雑な機器を使った場合の操作ミスなどはどうすれば減らせるのでしょうか。

デジタル表示機を活用することで、これらを解決することができます。作業のハンズフリー化が可能になり、仕分け/ピッキング作業に集中することができ、 「リストを見る」という動作がなくなるので見間違い等がなくなります。

もし作業ミスがあったことが分かった場合でも、再点灯モードを使うと確認作業をスピーディーに行うことが可能です。

■ 人に依存しない仕組みづくり

ピッキング作業の属人化(特定の人に作業が依存)してしまうことがしばしばあります。特定の人に依存した場合、需要の変化への対応や事業継続するうえでのリスクとなるためです。

デジタル表示機を活用することで、ピッキング作業の標準化が可能になります。ピッキング作業が簡単になるため、初心者でも熟練者と同じ作業をすることが可能になります。

また、作業手順がシンプルになることで、人材育成が容易になり、人材確保の幅が広がり、マニュアル・ドキュメントの作成・準備の手間も削減できます。

デジタルピッキングシステム(DAS/DPS)の特長
経験・スキルを問わず仕分け作業を標準化、作業効率向上を実現

デジタルピッキングとはピッキングにデジタル表示器を活用した方法です。商品が保管されている棚にデジタル表示器を取り付け、作業者は表示器の指示に従って商品を取りに行くという仕組みを構築できます。 これにより商品を知らなくとも表示器の指示に従って正確にピッキングができるようになります。デジタルピッキングのうち「摘み取り方式」をDPS(Digital Picking System),「種まき方式」をDAS(Digital Assort System)といいます。 富士電機のデジタルピッキングシステムはDAS(種まき方式)とDPS(摘み取り方式)の両方対応に対応しています。

仕分け(種まき方式)業務への適用イメージ

デジタル表示器を活用することで、紙を見ながらの仕分け(種まき方式)から、ペーパレスでの仕分け作業が可能になります。 作業者は自身が担当する色が点灯している表示器に移動、表示器のボタンを押すと数量が表示されるので、その数量分商品を仕分けします。これを繰り返すことで作業が完了します。 どこに何個商品を仕分けすればいいのかは、表示器の色と表示される数量を見れば分かるので、熟練のスキルがなくとも簡単に作業ができるようになります。

動画 デジタルアソートシステム(DAS/種まき方式)の利用イメージ (31秒)

オプション:スマートデバイスを活用した入出荷作業の効率化

スマートデバイスを活用することで、ペーパレスで入荷・出荷作業が可能になります。計画外の入出荷や棚卸作業、在庫移動等の業務にも対応可能。 JANコードを活用でき、リアルタイムで商品情報を把握することが可能になります。ペーパーレス化、倉庫内データのデジタル化をご検討しているお客様にお勧めです。

導入効果

■仕分けミスのロスを削減
わかりやすい色と数字で指示するため、ミスを低減できます。

■ピッキング作業大幅効率化
最大5人まで作業でき、複数仕分けも可能。作業効率化に寄与します。

■作業指示を省力化
PCでの管理と無線による作業指示で、大幅に省力化できます。

■柔軟なラック運用へ
可動式ラックでスペースや作業内容への柔軟性が向上。様々な仕分け作業に適用できます。

■データ連携
上位システム等からの出荷予定データの取り込み、出荷実績データの出力が可能です。

デジタルピッキングシステム(DAS/DPS)を活用した業務改善事例
出荷・仕分け作業(ピッキング)の業務改善
出荷・仕分け作業(ピッキング)の業務改善
タブレットピッキングシステムによる物流業務改善事例
タブレットピッキングシステムによる物流業務改善事例
デジタルピッキングシステムによる店舗別仕分け作業の効率化
デジタルピッキングシステムによる店舗別仕分け作業の効率化
システム構成・導入スケジュール
導入スケジュールの例

ご契約後、システム導入のキックオフから本稼働まで約3~4ヵ月で導入することが可能です。導入規模や導入時の役割分担により、必要な導入期間が 異なります。詳細の導入スケジュールについてはお問い合せください。

システム構成イメージ
FAQ
Q.どのような業種に導入されていますか

運輸・倉庫、食品、電機・電子他などでご利用いただいております。

Q.どのような仕分け方式に対応していますか

DAS(種まき方式)とDPS(摘み取り方式)の両方対応に対応しています。

Q.ケースとバラの仕分けには対応していますか

ケースとバラの仕分けに対応しています。

Q.デジタル表示器は5つボタンのみですか

デジタル表示機のLEDボタンが1つ、3つ、5つの3種類が選択できます。また、デジタル表示機は有線・無線が選択できます。

Q.デジタル表示機のボタンが5つあることによるメリットはありますか

ボタンが5つあることで5人同時に作業ができ作業効率があがります。また、数が合わなかったバッチのチェックに活用できます。

Q.冷蔵倉庫(チルド環境)でも利用できますか

-20℃まで対応可能です。

Q.無線式デジタル表示機の電源について教えてください

充電式(クレードル版)と直電源式が利用できます。

Q.在庫管理システム導入の際、既に導入している入荷検品システムと連携可能は可能ですか

個別見積にて対応可能です。

価格・導入費用

別途お問い合わせください。導入費用はお客様の状況に応じて個別にご提案させていただきます。