生産設備・ユーティリティ設備の予防保全
バッテリー短時間放電診断装置(BSC)
バッテリー充電中に短時間で診断!
ITインフラの安定稼動を停電から守るUPS(無停電電源装置)や直流電源装置は、接続されたバッテリーが健全であることが前提です。 バッテリー短時間放電診断装置(略称:BSC)は、運用中にバッテリーが健全かセル毎に短時間放電を行い診断するものです。
特長
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1.
お客様の設備を運用中に診断可能
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2.
セル毎に短時間放電( 0.5 〜 1.5 秒 /1 〜 3C 放電)特性にて診断
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多数接続されたバッテリーも、個別に劣化や不良を抽出できます。
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1日約400個のバッテリーを診断できます。
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直接放電させて診断・検証するので、停電時も安心です。
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診断による放電量は0.1%未満のため、容量減少の心配はありません。
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3.
診断はバッテリー整備の有資格者により実施するので安全・確実
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4.
診断結果は専門員による総合所見を加えその場で提出
診断データ例
放電特性
BSCでは、短時間放電中のバッテリー特性を複数点計測し記録しているため、バッテリーセル毎の放電特性を確認できます。
全セル電圧グラフ
BSC測定データ対容量試験より定めた、注意レベル及び容量低下レベル線の入ったグラフに展開し全セルの電圧分布を確認できます。
診断結果の活用例
バッテリー寿命期の更新時期判定材料として
延命処置の良セル選別根拠データとして
早期劣化や不良セル抽出ツール
バッテリー設備の定期点検ツール
診断対象バッテリー
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据置鉛蓄電池(ベント式、制御弁式)
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アルカリ蓄電池(ベント式、シール形)
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小形制御弁式鉛蓄電池
(バッテリーメーカーは問いません。診断可能なバッテリー容量は10〜3,000Ahです。)
一次電池や乾電池タイプは対象外です。
診断サービス員
一般社団法人 電池工業会が認定する「蓄電池設備整備資格者」免状保持者により実施します。
BSC主な仕様
診断実施例
BSC外観
関連情報
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