屋外自立型50・555・1000・2500kVA

屋外自立型555・750・1,000kVA
装置の高効率化・低ノイズを実現できる、新3レベルモジュールを世界で初めて実用化した製品
新形IGBTと新回路方式の採用 (DC1000V以下品)

新形IGBT(注)と従来のIGBTをワンパッケージ化した新3レベルモジュールを当社が世界で初めて実用化しました。
この新モジュールを用いて、新3レベル変換回路に適用する事で、電力ロスと部品数の大幅な削減が可能となり、装置での高効率+低ノイズを実現できます。

RB-IGBT: Reverse Blocking-Insulated Gate-Bipolar Transistor(逆阻止IGBT)

新形IGBTモジュール

新形IGBTモジュール

新3レベル変換回路

新3レベル変換回路

損失の低減

世界最高効率98.8%(DC1,000V品)

新モジュールを新電力変換技術(新3レベル変換回路)により、IGBT素子のスイッチング損失を低減し、さらにインバータが出力するPWM波形に含まれる高調波成分を従来品より半減させた事によってフィルタ損失が低減し、世界最高効率の98.8%(DC1,000V品)を達成しました。
EURO効率においても98.5%(DC1,000V品)を達成しました。

EURO効率
屋外サブステーションタイプ

PCSは、屋外設置対応かつサブステーションタイプで提供します。
屋外設置対応のスイッチギア・昇圧変圧器・PCSが共通のベースの上で一体化されています。このため盤を収納するための建屋や空調設備が不要です。
一体化されて現地に搬入される事から現地での工事費用が大幅に低減できます。
オプションで直流分岐用ヒューズをPCS内に内蔵できますので、集電箱で集約したパネル出力をそのままPCSへ接続できます。

屋外サブステーションタイプ・1000kVA

・1000kVA

FRT機能を標準搭載(JEAC9701-2016に対応)

大規模太陽光発電向けPCSには必須の機能となりつつあるFRT(Fault Ride Through)機能を標準搭載しました。
系統での三相短絡や二相短絡事故時においてもインバータは規定範囲内で三相電流を出力させ、系統の電源変動を抑制させるように動作します。

FRT(Fault Ride Through)機能のイメージ
PCS(DC1,000V対応)仕様(屋外自立型)
PCS(DC600V対応)仕様(屋外自立型)(力率90%対応品)

*1

直流入力電圧が450V以上の時は,周囲温度35℃以上で交流出力が500kWに制限され,40℃以上でさらにパワーセーブされます。

山間部に設置されたメガソーラーや屋根設置に適した分散型PCS

2019年10月発売予定

本製品は開発中のため,上記の仕様は予告なく変わることがあります。

大規模メガソーラーに適したDC1500V対応PCS

2019年10月発売予定

本製品は開発中のため,上記の仕様は予告なく変わることがあります。

システム構成例
単線結線図(10MW、屋外自立型 2,500kVAのPCSを適用した例)
単線結線図
単線結線図(1MW、屋外自立型 50kVAのPCSを適用した例)
単線結線図