大規模・中規模設備のUPSシステム構成
大・中規模設備のUPSシステム構成についてご紹介します。
■設置環境別のUPS選択肢
構成・運転方式 | 回路構成 | UPS故障時の切換波形 | 概要説明 | |
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単一システム |
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切換器にサイリスタスイッチを使用しているため、UPSの万一の障害時でも無瞬断で直送回路へ切換え可能です。 | |
待機構成システム |
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常用UPS、予備UPSを設け、 常用UPS故障時には予備UPSに同期無瞬断切換を行う方式です。 予備回路もUPSのため上記無瞬断バックアップ方式に比べ信頼度は非常に高い。 |
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並列構成システム | 並列冗長方式 |
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冗長性を有した方式で、さらに、無瞬断バックアップの直送回路を備えています。 |
完全独立型 並列冗長方式 |
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直送回路を備えた完全に独立したUPSを2台並列にして冗長性を有したシステムで、 切換盤が不要です。 1台のUPSから、高信頼度システムへのステップアップが容易です。 |
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並列冗長出力 二重化システム |
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並列運転で共通部となる出力母線盤、出力切換盤を二重化することにより、メンテナンス時や更新でも常にUPS電源を負荷に対して供給可能です。 |