受変電設備の予防保全
受変電設備の劣化診断サービス

受変電設備においては、老朽化した機器の設備全体に占める割合が次第に高くなってきており、高齢化機器の劣化状態の把握、不具合箇所の的確なる処置等が、電力供給信頼度の維持、確保及び向上に重要となってきています。 当社受変電設備の豊富な診断実績を持つ専門の診断員が、目的に対応した劣化診断サービスを提供し、お客様の保守計画作成に役立て頂ける情報提供を致します。

1.一次診断(目視診断・他)

各機器の運転状態を、目視などの五感並びに過去の点検記録・保守履歴をベースに劣化状況の評価を行います。 結果を基に「中期保全計画表」により、次期点検および更新機器などの提案を行います。

2.二次診断(詳細調査)

一次診断の結果に基づいて、詳細診断(停電作業)が必要となったときは、具体的な内容の提案を行い劣化状況を定 量的に評価を行います。評価結果を基に具体的な機器更新時期及び更新までの「最適保全計画」を提案いたします。

受変電設備をトータルで診断

診断の流れ

お客様の操業を止めずに一次評価(目視診断)を実施することにより、設備の劣化の概要を把握し、ご報告致します。一次評価の結果に基づいて、今後の保全提案、更新提案、二次診断の必要性の提案を致します。

診断のポイント

一次診断
  • 機器の劣化状態の確認

  • 稼働年数と保守点検の実施状況調査

  • 不具合内容と修理履歴の調査

  • 技術的課題の調査

  • 保守点検体制からの問題点の抽出

  • 機器生産終了の調査

二次診断
  • 部分放電診断・局部過熱診断

  • モールドTr劣化診断

  • しゃ断器・開閉器劣化診断等

機器劣化の事例

報告事例