受変電設備の予防保全
課電自然循環洗浄法(課電洗浄)
課電自然循環洗浄法(課電洗浄)とは、
使用中の変圧器内の微量PCB汚染絶縁油を抜油し、PCBに汚染されていない絶縁油を新たに注油。その後、変圧器の通常使用時の発熱により、変圧器内部に残留している微量PCBを絶縁油で洗浄する方法です。
課電自然循環洗浄法(課電洗浄)の特長
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課電洗浄は、微量PCB汚染変圧器を最も低コストで無害化が可能な洗浄方法です。
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低濃度PCB廃棄物の処分期限(2027年3月31日)終了後も継続して変圧器の使用が可能です。
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合理的な設備保守や効果的な投資計画を実現することができます。
法的規制の対象から外れ変圧器の寿命まで使用が可能になりますので、設備更新や投資計画にも余裕ができます。 -
据付状態のままで課電洗浄を行いますので、分解、再組立、輸送などの工事が不要で変圧器の停止を最小に抑えることができます。
【富士電機ならではのメリット】
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再稼働時の機器故障および長期間の機器停止リスクを回避
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変圧器製作時の設計データに基づき必要最低限の洗浄回数で完了
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特許技術による高精度余寿命診断で最適なライフサイクルプランを提供
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変圧器メーカーとしての技術と経験により的確なコンサルティングが可能
洗浄処理フロー