生産設備・ユーティリティ設備の予防保全
復水器への洩込空気検知技術リークバスター

空気系統への空気漏込みの影響とは

復水プラントの発電所では、蒸気のエネルギーを最大限に生かすため復水器を設置しており、この器内圧力は真空となっています。これらの真空領域に、外部からの漏込み空気が増加すると、性能の低下による燃料費の増大や機器の腐食を引起す原因となります。異常な空気漏れは早期に発見し、対策を行うことがプラントの安定運転には不可欠です。

リークバスターとは?

真空系統に空気が漏れ込んでいる箇所を特定し、同時に特定した箇所から漏れ込んでいる空気量を測定する技術です。
検知ガスにヘリウムを用いており漏洩空気量の検知精度は、従来のフロンに比べ、100倍から1,000倍と高感度です。
そのため、従来発見できなかった空気の漏れ込み箇所を特定することができます。さらに、当社独自の検知技術(特許申請中)で「漏洩空気量」を計測します。

保温施工部への噴霧
高所部位噴霧
(延長棒使用)

復水器エキスパンション部漏洩空気検知例

漏込み空気量:5.0kg/hに相当

特長

  1. 1.

    運転中に真空部位の空気漏れ箇所を高い精度で検知できます。

  2. 2.

    運転中に真空部位の空気漏れ箇所を高い精度で検知できます。

  3. 3.

    保温を解体せず計測ができます。(ヘリウムガン差込用に直径10mm程度の穴は必要)

  4. 4.

    測定作業は数日で完了します。

  5. 5.

    大掛かりな段取りは不要です。

システム構成

実績・事例など詳しいご紹介はカタログをご覧ください。

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