Interview 社員インタビュー

再生可能エネルギーを支えるシステムを開発、提供する

システムエンジニア

2009年入社
K・O

富士アイティ株式会社
情報制御システム本部 再エネ事業統括部
再エネシステム技術部 再エネシステム技術第一課
海洋学部海洋科学科卒業

2009年に入社し、社会のさまざまな分野・場面を支えるシステムの開発業務に従事してきました。
現在はリーダーとしてチーム内のマネジメントを行いながら、
再生可能エネルギーに関する監視システム開発のプロジェクトを数多く牽引しています。

現在の私の仕事

所属しているのは、再生可能エネルギーの発電・受変電・配電設備を監視するシステムを開発・提供する部署です。私はその中で、太陽光発電所向けクラウド型システムの設計・開発から製作、試験、保守まで、一連の流れすべてを担うチームのリーダーを務めています。
リーダーとしての私の役割は、主に顧客との仕様取り決めや納品後の問い合わせ対応などです。具体的な開発や社内試験は5名いるメンバーが頑張ってくれていますが、彼らの負荷が偏り過ぎないようチーム内の仕事量の管理なども行っています。
近年注目の分野であるため引合いも多く、複数のタスクを同時進行しながら、忙しく働く毎日です。

仕事のやりがい、
そしてその難しさ

開発を手がけたシステムを無事に納品できたときは、言葉にできない達成感があります。特に入社して3年目、初めて顧客との窓口に立った大きなプロジェクトでの達成感は強く印象に残っています。数多く寄せられる要望を受け止め、折合いをつけながら納得いただける仕様に落とし込んでいくのに非常に苦労したからです。それだけに、納品後にプロジェクトを振り返りながら顧客と笑顔で語り合えたときのことは、今でも鮮やかに思い出されます。
システム開発には困難が伴うことも多いですが、周囲の方々のサポートに何度も助けられてきました。社内には専門知識に長けた方が多く、不明な点について尋ねると忙しくても手を止めて丁寧に教えてくださいます。大きな山場を迎えたときには解決へ向けてみんなが力を結集することも多く、そうした職場で仕事ができることも喜びにつながっています。

失敗から生まれる成長の瞬間

お恥ずかしい話ですが、1年目の頃、同じ課の先輩に「もう少し自分の中で整理してから説明して」と指摘を受けてしまいました。そのときに初めて「社会人として必要なコミュニケーション」があることに気付かされたのです。それをきっかけに、友人と会話するときのように思いついたまま話すのではなく、どのように話せば的確に伝わるのかを考えるようになりました。
実際に、物事がスムーズに進まないときは、コミュニケーションが十分に取れていないケースが多いようです。誤解を生じさせないためにも、伝えたい内容を事前に頭の中で整理し、ときには箇条書きにして自分なりにまとめてから話すことを心がけています。

私のリフレッシュ法

今は時節柄なかなか行けないのですが、以前はスペインやシンガポールなど、友人と毎年のように海外旅行をしていました。旅の一番の楽しみはやっぱり食事。「どのバルに行こうか」などと事前にチェックしたりしながら、異国文化を満喫するのが大好きです。再び行けるときが来たら、雄大な自然が魅力的なアイスランドを旅してみたいです。

キャリアパス

入社時

新人研修を経て、プロセス監視関連のシステム開発業務に従事
OJTや研修によりプログラミングやシステムエンジニアリング技術を習得

  1. STEP.1

    2010年
    住民基本台帳ネットワークシステムや物流管理システムなど、社会・物流システムを担当
    顧客とのメインスピーカーとして企画提案や仕様決定などにも携わる
  2. STEP.2

    2017年
    電力監視システムや施設監視システムなど、EMS関連を担当
  3. STEP.3

    2018年
    再エネシステム技術課へ配属
    太陽光・小水力・風力の監視システム開発・保守に携わる
    現在は主任としてチームを牽引する立場に

私が富士電機を選んだ理由

大学時代、学部で行われた企業説明会で、当社の女性社員の方の話を聞く機会がありました。海洋学部は男子学生の比率が高いためか、女性が説明に来ることも珍しく、「この方のように、女性が活躍できる会社で働きたい」と感じたことが応募のきっかけです。
OJTや研修を通じて業務に必要な知識を身に付けられるところも、プログラミング経験の浅い私には大きな安心材料でした。福利厚生も充実しており、とくに女性には、希望者にメンター役の先輩女性社員をグループ内からマッチングする「シスター制度」も用意されています。活躍を後押しする制度が整備されているので、不安なく働ける環境です。

学生の皆さまへ

自分がまだ何をしたいかわからず、迷っている就活生の方も多いのではないでしょうか。でも、いろいろ調べたりしていけば必ず、興味を持てる分野が見つかると思います。
大学での専攻とは畑違いに見えるシステム開発の道へ進んだのも、「こんなところに富士アイティ」という当時の企業紹介パンフレットで、海洋学に通じる奥深さや底力を感じたからです。ライフラインのように、社会の重要なインフラ設備の制御を始め、さまざまな場面で「すごいことをしていたんだ!」とワクワクしたのを覚えています。ぜひ好奇心を忘れず、視野を広く持って“企業との素敵な出会い”を探してください。

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