Interview 社員インタビュー

「数字」と「コミュニケーション」で会社の発展をサポート

財務経理

2006年入社
M・S

経営企画本部 財務室 経理部 計画課
経済学部卒業

2006年4月に入社。2か月間の新人研修を経て、三重工場の総務部経理課に配属。
2014年からは本社の経営企画本部財務室経理部に配属となり、現在に至っています。

現在の私の仕事

財務経理部門の主な役割は、全社の資金計画の策定や資金調達のほか、社内外に対する自社の経営状況についての報告、経営層や社内各部門への改善提案など、計数管理の面から企業の健全な発展に結びつくよう、経営をサポートしていくことです。
私が在籍する経理部計画課では、富士電機グループ全体の連結予算編成の取りまとめや、社外への業績予想開示のサポートなどを行っています。この他にも、各部門の担当者とのコミュニケーションで得た情報をもとに、新しい業績管理指標の導入の検討や予決算情報の「見える化」の推進、またIT合理化推進などの提案なども行っています。

仕事のやりがい、
そしてその難しさ

入社前の「経理の仕事」に対するイメージは、一日中机に向かってパソコンや電卓を使い数字を扱う仕事、というものでした。しかし実際はさまざまな部署や人と数字を武器にコミュニケーションを取りながら、仕事を進めることのほうが多いのです。
入社当時に在籍していた三重工場が所属する食品流通部門では、一部の事業が全体的に赤字続きとなっており存続も危ぶまれている状況でしたが、改善活動を粘り強く進め、数年がかりで黒字化への転換を達成したことがありました。
私は当時、工場側の計数管理担当として、ものつくり面での課題の抽出・改善案の検討や、事業全体の構造を把握するために営業側を担当している本社と連携するなどでこの改善活動に携わりました。その過程で社内の多くの方々と、時には衝突しながらも相手が求めていることは何かを常に考えながら密接に関わることで、自分の仕事のベースがコミュニケーションであることを実感しました。
入社間もない頃は人見知りをするような性格だった私ですが、そうした経験を経た今では人と関わるこの仕事に対する、面白さとやりがいを感じています。

失敗から生まれる成長の瞬間

先にも書いたとおり、私はもともと一人で考えたり作業することの方が好きな性格でしたので、分からないことがあってもなかなか聞けずに自分の勝手な考えで進めてしまい、結果的に失敗した経験が何度かあります。
その失敗から学んだことは、(ほう)(れん)(そう)。すなわち報告・連絡・相談を常に心掛けることでした。使い古された言葉ではありますが、仕事をする上で一番大事なことだと今でも思っています。
入社2年目に先輩が異動して一人で仕事を任されることになり、それまで仕事に対して受け身だった自分から、主体的に仕事をしなくては、と意識が変わったことも大きいと思います。上司や先輩からの助言はもとより、さまざまな部門の方とも積極的に関わることを心がけた結果、大きく成長できて自信がつき、そのおかげで今の自分があると確信しています。

私のリフレッシュ法

休日は元気いっぱいの2人の息子を遊びに連れて行ったり、家事を手伝ったりして過ごします。家族の笑顔のために色々とできることに幸せを感じているので、家族サービスが十分なリフレッシュに繋がっています。
また最近では健康のため、ジョギングや筋トレなどをして、なるべく身体を動かすことも心掛けています。

キャリアパス

入社時

新人研修を経て、三重工場総務部経理課に配属

  1. STEP.1

    2006年
    赤字事業部門の改善活動に従事し、部門の立て直しに貢献
  2. STEP.2

    2014年
    経営企画本部財務室経理部計画課に配属
    本社経理部門の中枢で経営資源の管理を行い、健全な会社経営をサポート
  3. STEP.3

    現在、担当課長を務める

私が富士電機を選んだ理由

就職活動では「ものつくり」を通じて社会的に貢献しているメーカーを志望して進めました。その中で当社の事業の幅広さに興味を持ち、また説明会や採用過程で出会った社員の、丁寧で飾らない対応が印象的だったことが大きな理由でした。他の企業では「仕事とは」「会社とは」というような話ばかりでしたが、「仕事だけでなく日々リフレッシュすることも大事だよ」などと仕事以外の話もしてくれたことに、人間的な温かさを感じたことを強く覚えています。

学生の皆さまへ

就職活動では関わりたい業界、入りたい会社、やりたい職種など、どんなことでもいいので「これだけは譲れない」という点を決め、心残りがなくなるまで検討してみてください。私自身の経験からも言えますが、就職活動のときのイメージと入社後でギャップを感じることは、どの会社でも、どんな仕事でも必ずあります。それでも、自分で納得できるまで検討した結果であれば、うまく折合いをつけて頑張っていけるはずです。
当社は比較的若いうちから、ある程度大きな仕事を任せてくれる風土があります。会社の歯車としてではなく、自分の頭で考えて仕事をして、成長していける会社であることは大きな魅力です。よく「富士電機は人に優しい」と言われますが、それはただ甘やかすのではなく、成長の機会を与えるという意味も含めての「優しさ」だと思います。

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