Interview 社員インタビュー

「企業は人なり」「人」を通して会社を支え、強くする

人事総務

2009年入社
M・T

人事・総務室 人事部 人事課
文学部人文学科卒業

2009年の入社時は松本工場の総務部門に配属。
その後、海外トレーニーを志望してドイツの富士電機ヨーロッパ社に2年間赴任し、海外事業について学びました。
帰国後は事業部門人事を経験し、現在は本社の人事総務部門で人事に関する業務を幅広く手がけています。

現在の私の仕事

私が所属している部門は、人事はもちろん労政からダイバーシティなど富士電機全体の幅広い人事総務業務を統括し、経営方針に沿った人事戦略の立案や事業運営におけるマネジメント支援、社員各自が能力を最大限に発揮できるような環境作りをミッションとしています。私はその中で、組織変更や人事異動、幹部社員処遇などに加え、全社的な人事課題である「社員活性化」や「経営人財育成」の取り組みを担当しており、最近ではそこに関わる時間がかなり増えています。
人事の仕事は経営層とのコミュニケーションを通じて、経営に大きな影響を与えることも多いと実感しています。

仕事のやりがい、
そしてその難しさ

現在進行中の、「社員の “仕事のやりがい” 向上に向けた課題抽出や施策の検討」が、ここ数年のメインワークの一つです。そこから生まれた施策として、社員一人ひとりの主体的なキャリア開発と、上司からの支援を促進する仕組みを2019年度に導入しました。この仕事では、自ら収集した情報をもとに、課題や解決策など「こうするべきではないか?」という仮説を立てながら進めていくことが求められます。正解は一つとは限らず、また施策の対象範囲も全社にわたるため、難しさや重圧もありますが、その分創意工夫の余地も大きく、面白さややりがいを感じています。

失敗から生まれる成長の瞬間

“ミスが起こらない仕組みを作るところから仕事は始まる“と肝に命じています。イレギュラー対応や手作業が必要な仕事は、誤登録や対応漏れなどのミスに繋がるリスクがあるため、可能な限り先手を打ち、万一失敗してしまった場合、それを繰り返さないよう心掛けています。
また、失敗談とは少し違いますが、チャレンジしてもゴールまで到達できずに終わってしまったプロジェクトがいくつかあって、その経験からキーパーソンとの交渉や根回しを含め、人をうまく巻き込んで組織を動かさないと大きな仕事はできないという教訓を得ました。
ほかにも、大きな成長のきっかけとなったのは、海外トレーニーの経験。国・事業・職種が異なる世界に自ら飛び込んだことです。それまでと違い、営業・マーケティングの現場や日本と海外のカルチャーの差などを肌で感じ、日々多くの刺激を受けて世界が一気に広がりました。本社での仕事にはやりがいを感じていますが、ものづくりの会社にいるので、今後は工場の総務課長などより現場に近いポジションで、難しい課題を乗り越えながら、皆がより働きやすい環境作りに貢献する仕事もしたいと考えています。

私のリフレッシュ法

5歳と3歳の子どもがいるので、休日は公園での外遊びや、家でパズルやブロックで一緒に遊ぶなどして楽しんでいます。
また、2年前にゴルフを始めました。コースには滅多にいきませんが、時間を見つけて練習に通っており、普段と違う頭の使い方をするのが良いリフレッシュになっています。

キャリアパス

入社時

電子デバイス事業本部 生産統括部 松本工場総務部 総務課に配属
人事勤労グループで福利厚生、採用、組織・人事データ管理等を担当

  1. STEP.1

    2011年
    富士電機ヨーロッパ社ドライブ&オートメーション事業部へ赴任
    海外トレーニーとして、実務経験から営業・マーケティング・計数管理・組織運営などを学ぶ
  2. STEP.2

    2013年
    帰国 富士電機機器制御株式会社 管理本部人事総務部に配属
    組織・人事、要員計画、処遇、採用、労政など事業部人事業務を幅広く経験
  3. STEP.3

    2017年
    富士電機株式会社 人事・総務室人事部人事課に配属
    全社の組織、人事に関わる幅広い業務を担当し、現在に至る

私が富士電機を選んだ理由

もともと社会インフラを支える企業に興味を持っており、OB訪問や会社説明会等で複数の社員と接する中で、穏やかで真面目な人柄の方が多いことに居心地のよさを感じて富士電機を志望しました。以前、ある研修で外部講師の方から「富士電機の社員は皆、企業が長期的に持続繁栄していくために一番必要なものを持っている。それは真摯さだ」と言われたことが強く心に残っています。

学生の皆さまへ

就活にあたって、アドバイスが2つあります。1つは、自分が興味を持つ範囲や視野を広げて活動すること。もう1つは、興味を持ったところには、臆せず飛び込んでみること。行動してみてこそ見えることがあるからです。
富士電機は、さまざまな事業・職種の領域があり、専門性の追求とキャリアの広がりを両立できる環境です。挑戦できるフィールドが実に広く、意欲のある人はどんどん成長できる会社です。

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