Interview 社員インタビュー

富士電機の未来を支えるICTの可能性を追求

システムエンジニア

2018年入社
M・Y

富士電機ITセンター株式会社
PMOセンター ICT推進課
情報・統計学卒業

2018年に入社後、会計システムの開発・運用保守、機器更新を2年半にわたり担当しました。
その後、“ICTシステムの将来をより広く見渡したい”という希望が通り、2021年8月に現在の部署へ配属。
次世代システムの研究開発を中心に、グループ全体のICTシステム構築に携わっています。

現在の私の仕事

現在所属するICT推進課の主業務は二つあります。一つは富士電機グループ各社が導入・活用中のシステムについて最適な改善提案を行うコンサルティング業務。もう一つは理想的な次世代システムの構築・導入に向けた研究開発業務です。
私はここに異動して日は浅いですが、さまざまな仕事を任せてもらえています。例えば、システムへ既存の製品やサービスを導入するにあたっての、実証実験の計画策定やサンプルプログラム作成、導入時に想定される課題の抽出や解決方法の提示、そして提供元のベンダー様との各種調整などです。併せて最新のICT事例やプログラミング言語の調査も行っています。
そうして得られた成果や知見はグループ各社へ報告・共有し、また本格的な開発へ進む際のガイドライン策定にも役立てています。

仕事のやりがい、
そしてその難しさ

仕事の中で特に重要なのは“企画”の部分です。現場の業務内容を把握し、その効率化に最適なシステムの「あるべき将来像」についてゼロベースから仮説を立て、実現に必要な技術や性能、方法などを検討していきます。
機能面はもちろん、社内およびグループ間の連携やセキュリティ、またランニングコストを含めた費用対効果など、検討項目は多岐にわたります。すべてを詳細かつ的確に判断するのは容易ではありませんが、グループ全体の“未来のICTシステムの方向性”を舵取りする役割として、そこに大きな責任と強いやりがいを感じています。
目まぐるしく変化・進化しているこの業界では、積極的に自分を高めることが欠かせません。同じ業界で働く、大学時代の友人たちとの情報交換からも、大いに刺激を受けています。彼らに負けないよう、先輩方からの助言や協力を糧としたり、社内外のセミナーへ参加したりしながら、いま思い描いている“自分なりの理想像”に一日でも早く近づきたいと思っています。

失敗から生まれる成長の瞬間

入社後初めての仕事で、会計システムの入替えに伴う改修作業の一部を担当したときのことです。分からないことは先輩方に相談しながら進めていましたが、あるとき開発からテストに至る段階での細部の処理について、資料を調べながら自分一人で対処したことがありました。日々チーム全体が忙しさを増していく中、メンバーの足を引っ張るまいと質問するのを控えてしまったのです。しかし、結果としてその部分の見直しと再作業が発生し、スケジュールを圧迫してしまいました。
このことから、もし何か課題があれば、たとえ誰かに聞きづらい状況だったとしても決してあいまいにせず、相談して解決することが結果的に“チームを救う”ことにつながるのだと学びました。それ以来、「いろいろな人に協力してもらおう」「どんなことでも学んでいこう」と、余計な遠慮やプライドは捨て、常に新鮮な気持ちで仕事に臨めていると思います。

私のリフレッシュ法

体を動かすのが好きで、以前はよく友人たちと登山を楽しんでいました。過去には実家から近い白山や立山にも登頂。ルートの途中でもう一つの趣味である写真撮影を行い、お気に入りの画像を友人と共有することも楽しみの一つです。機会ができれば、次は日光(栃木県)にある男体山に登ってみたいと考えています。

ある1日のスケジュール

8:00
起床
9:00
始業、メール確認、1日のスケジュールと持ち越しているタスクの確認
9:30
資料作成(施策テーマのプレゼン、製品比較、レビュー資料など)
10:00
ベンダー様との打合せ
12:00
昼休み
13:00
打合せ議事録や次回議題テーマの作成
14:00
検討製品のプロトタイプ構築・ハンズオントレーニング
16:30
プロトタイプ構築結果やトレーニング内容の資料作成
17:30
情報収集(セミナーのアーカイブ視聴、ホワイトペーパー閲覧など)
18:30
終業
19:30
帰宅、家事など
21:30
趣味や勉強の時間
24:00
就寝

私が富士電機を選んだ理由

富士電機のことは、製造業に携わる父が扱っていた製品を通じて知りました。そこから、さまざまな事業を展開している富士電機グループなら「ICTを通じてそれらすべてに貢献する機会が得られるのではないか?」と考えたことが大きいです。
基幹系、情報系、工場系など、システムの種類も多種多様だし、アプリケーションからネットワークまで、活躍できる場面も幅広いだろうと。そして、そうした環境の中で働くからこそ味わえる面白さがあるに違いないと思いました。
実際に入社してみて、日々その“面白さ”を実感しています。

学生の皆さまへ

採用面接では面接官受けしそうな、聞こえの良い言葉を並べてしまいがちです。私も就活当時はそうでした。しかし、ぜひ“自分の意志を表明する場”と考えて、建前ではなく“本音”を率直に伝えてみてください。自分が社会人になってやりたいことや実現したいこと、それが会社の事業とどのように結びつくのか。それをしっかり伝えることができれば、業務の幅が広い富士電機なら、その想いに合ったフィールドへとたどりつくことができると思います。

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