富士電機
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富士電機テクニカ株式会社

FAQ

Q9.APRには、どのような制御方式があるのですか?なぜ必要なのですか?

APRの制御方式とは、その出力電流・出力電圧をフィードバックして電流制限・定電圧・定電流・定電力制御を行うことを言います。
APRの負荷はヒータが多いのですが、そのヒータには純金属系のように温度変化に伴い、抵抗値が大きく変化するヒータがあります。
このようなヒータに対しては、電流制限を行い定格電流以下に制限する必要があります。
また、純金属系に限らず、電流制限を行うことによりヒータの容量を定格値以下に制限したり、誤って大きな電流を流してしまうことから保護することができます。
ヒータ制御を行う場合、一般には温度調節計と組合せて温度制御(温度一定制御や温度プログラム制御)が行われます。この場合の制御系は温度制御が主ループですが、この主ループに定電圧、定電流もしくは定電力のフィードバックを付け加えることにより、より精度の高い温度制御が行えます。(図1)

図1
図

ヒータ制御以外の用途では、直流電源(電解槽など)の交流制御などの用途があります。この場合は、直流の電圧もしくは電流を検出し、絶縁変圧器(外付け)を介して、直流電源の定電圧・定電流制御が行われます。(図2)。

図2
図

APRの制御方式が可能な機種は、APR-Nシリーズ形とPWM-APR形ですが、その制御方式を纏めると次のようになります。

制御方式 適用機種
交流電流制限(CLR) Nシリーズ
交流定電圧制御(AVR)+交流電流制限(CLR) Nシリーズ・PWM
交流定電流制御(ACR)+交流電流制限(CLR) Nシリーズ
交流定電力制御(AWR)+交流電流制限(CLR) Nシリーズ
直流定電圧制御(DC-AVR)+交流電流制限(CLR) Nシリーズ
直流定電流制御(DC-ACR)+交流電流制限(CLR) Nシリーズ

<参考>温度調節計の出力信号と設定変換器について

温度調節計からの出力信号は、現在は4~20mAが主流になっておりますが、以前はいろいろな信号値がありました。
1~5mA、2~10mA、10~50mAなどです。現在でも古い温度調節計を使用しているお客様では、この種の電流信号で運転されているAPRがあるかも知れません。
この出力信号の許容負荷抵抗は各社各種ですが、4~20mAの場合、多くは500Ω以下・650Ω以下・750Ω以下位に集約されていると思います。 この温度調節計の出力信号に対し、当社APRは、どの機種も250Ωで受けております。
この出力信号と許容負荷抵抗がAPRの標準から外れる場合には、設定変換器により整合する必要があります。この場合はお問合せください。

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