高調波の発生に際し、計算書の提出を求められておりますが、この中でAPRの場合、機器の定格入力容量はどのようになりますか?
高調波ガイドラインに基づく、高調波発生機器からの高調波流出電流計算書(その1)への記入事項で「定格入力容量」は、APRの場合は負荷容量となります。
従いまして、負荷(ヒータ)の定格容量となります。
負荷 | 換算係数 Ki | 高調波電流発生率(%) | |||||||
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5次 | 7次 | 11次 | 13次 | 17次 | 19次 | 23次 | 25次 | ||
抵抗負荷 | K71=1.6 | 12.9 | 12.7 | 7.6 | 5.5 | 4.2 | 4.1 | 3.4 | 2.9 |
リアクタンス負荷(注) | K72=0.3 | 5.1 | 2.6 | 1.1 | 0.75 | 0.44 | 0.35 | 0.24 | 0.20 |
(注1)本項は位相制御のみ適用となります。PWM制御及びサイクル制御では高調波の発生はありません。
(注2)交流アーク炉用を除く
