APRには、どのような設定方式があるのですか?
APRの設定方式とは、出力を制御する信号を指します。
この制御信号は大別して右図の三種類になります。
可変抵抗器(ボリューム)と温度調節計接点出力と組合せる二位置(H-L)制御も可能です。
また、一つの電圧・電流信号による複数台同時制御や、通信機能による複数台同時制御(並列運転)も可能です。※
設定方式の例を下表に記載します。
※機種により可否あります。詳しくはカタログをご参照ください。
1)電流信号 4~20mA

2)電圧信号 1~5V

3)可変抵抗(ボリューム)

以上のことから設定方式の組み合わせは下表のようになります。
設定方式 | 内容 |
---|---|
電流信号 |
電流信号 4~20mA 電流信号 4~20mAに勾配設定付 電流信号 4~20mAと可変抵抗設定の切換え 電流信号 4~20mAと可変抵抗設定の切換え(勾配設定付) 電流信号 4~20mAで複数台の並列運転 電流信号 4~20mAで複数台の並列運転(勾配設定付) |
電圧信号 |
電圧信号 1~5V 電圧信号 1~5Vに勾配設定付 電圧信号 1~5Vと可変抵抗設定の切換え 電圧信号 1~5Vと可変抵抗設定の切換え(勾配設定付) 電圧信号 1~5Vで複数台の並列運転 電圧信号 1~5Vで複数台の並列運転(勾配設定付) |
可変抵抗設定 | 上記電流信号、電圧信号、H-L制御との組合せ。 |
二位置(H-L)制御 | 可変抵抗設定、温度調節計の接点出力との組合せ |