PWMAPR-Mがお役にたてます。

純金属系ヒータは、低温時に抵抗値が低い状態にあります。その為、ヒータ始動(コールドスタート)時に高いピーク電流が発生します。この高いピーク電流がヒータの寿命に影響を与え、信頼性を低下させる可能性があります。
電流制限(CLR)機能は、負荷に流れる電流(実効値)がCLR設定値を越えないように制御する機能です。
サイリスタを用いた位相制御方式でのヒータ始動時は、CLR設定値を越えないように位相角を絞りながら立ち上がっていくためピーク電流は高くなる傾向にあります。
弊社のPWM制御方式のAPRはこの問題を解決します。
PWM制御方式は電源周期と同じ正弦波の波高値を変化させた波形を出力する為、位相制御方式では抑えきれなかったヒータ始動時のピーク電流を抑えることができます。