富士電機株式会社

環境・社会・ガバナンス事業活動における廃棄物の削減

富士電機は、「環境保護基本方針」および「環境ビジョン2050」に基づき、「循環型社会の実現」を目指し、サプライチェーン全体で3R(リデュース、リユース、リサイクル)を指向した活動を推進しています。その一環として生産時に発生する余材の再生利用向上を目指し、廃棄物(埋め立て処理)の削減に取り組んでいます。

事業活動における廃棄物の削減

製品における小型・軽量化や規制物質を使わない設計、製造段階での品質活動による不良低減などへの取り組みで、廃棄物の総量の削減、再資源化、埋め立て廃棄物量の削減を目指しています。目標は、最終処分率(埋め立て処分量/廃棄物等発生量)を1%未満とするゼロエミッションです。

国内では、資源の有効利用(使用量抑制、再使用、再利用)によるゼロエミッションを2004年度以降継続して達成しています。2018年度は、中国の輸入規制の影響を受けたためプラスチック廃棄物量が増加しました。その結果、埋め立て廃棄物量が増加し、最終処分率(国内)は0.63%と悪化しました。しかし2019年度は三重工場を中心にプラスチックごみをセメント原料への再資源化する活動を強化したため埋め立て廃棄物量が減少しました。結果、2019年度の最終処分(埋め立て処理)率は0.5%となり、目標値(0.5%)を達成しました。

海外では、最終処分を徹底したことで最終処分量の適正化が進み、2019年度の最終処分率は2.4%(前年3.7%)に改善し、目標(5%)を達成しました。
このため2019年度の全社の最終処分率は1.07%となり、ゼロエミッション目標に近づいています。今後2030年度までに「全社最終処分率1%未満」達成に向けて継続して取り組みます。

廃棄物発生量の推移

国内最終処分量・最終処分率の推移

国内の最終処分量・最終処分率の推移

国内最終処分量・最終処分率の推移

海外の最終処分量・最終処分率の推移

海外の最終処分量・最終処分率の推移

2019年度 廃棄物発生量の構成比(国内+海外)

廃棄物発生量の構成比(国内+海外)

2019年度 廃棄物最終処理量の構成比(国内+海外)

廃棄物最終処理量の構成比(国内+海外)



Topics

マレーシア工場の排水は、処理工程で金属類やフッ素を含む汚泥を除去し、河川等に放流されます。2016年までは、この汚泥を管理型処分場に埋立て処分していました。汚泥の再資源化を検討していたところ、マレーシアに新しく日系の廃棄物リサイクル工場「AKBK循環資源製造所」が設立されました。今までマレーシアでは行われてこなかったセメント原料への再資源化を行う処理工場です。当社の汚泥をセメントへのリサイクルが可能かテストを行い、2017年度の工場操業開始時からリサイクルを開始しました。これにより2019年度の最終処分量は、2016年度比で81%削減出来ました。

AKBK循環資源製造所(マレーシア)

AKBK循環資源製造所(マレーシア)

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