富士電機株式会社

環境・社会・ガバナンス製品の環境負荷低減を目指した取り組み

富士電機は、環境保護基本方針の3項「事業活動での環境負荷の削減」に基づき、生産時に発生する環境負荷を低減する活動を実施しています。Reduce(リデュース:省資源)、Reuse(リユース:再使用)、Recycle(リサイクル:再利用)の3Rを推進して、ライフサイクル全体での環境負荷低減活動を推進しています。

資源の有効利用・原材料の削減

富士電機の「資源の有効利用・原材料の削減」活動は、工場のISO14001の環境改善活動として工場の特性に合わせて最も有効な方法で改善を進めています。ISO14001の社外審査により、その活動の有効性が評価されています。

具体的には、ISO14001に以下の様な環境改善チーム編成して、目標を定めて活動しています。
設計部門:製品アセスメント部会では、対象製品の小型・軽量化、長寿命化、難リサイクルプラスチックの最小化、有害化学物質の不使用に取組んでいます。

ものつくり部門:ものつくり部会では、原料の有効利用、不良品の削減、梱包材のリユースや削減及び廃棄物の分別の徹底による再資源化率の向上をテーマに活動しています。
富士電機は、このような工場の活動により継続的改善を推進しています。

製品のライフサイクル全体での環境負荷の低減

環境ビジョン2050で掲げた「循環型社会の実現」に向けて、「環境配慮設計基準」に基づいた、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を実現する製品設計に力を入れています。富士電機は、製品ライフサイクル全体における製品の環境負荷を低減することで、お客様の環境課題解決に貢献します。

半導体梱包資材リユースにより廃棄物最終処分量を約18トン削減

パワー半導体のパッケージを組み立てている富士電機パワーセミコンダクタ株式会社北陸工場では、電装モジュール半導体を収納・保管する資材(スティック)のリユース(再利用)に取り組んでいます。2019年度は、従来お客様から回収し廃棄処理していた使用済スティック約14万本相当を洗浄し、リユースしました。これは、約18トンのプラスチック処分量に相当します。実施に先立ちリユースによる製品への影響を徹底的に調査し、製品に悪影響が発生しないことを確認済です。加えて、新たなスティック購入不要に伴うコストダウン(約2300万円)効果もありました。

スティックに収納される半導体

スティックに収納される半導体

水力発電設備の更新で製品使用時の環境負荷リスク低減に貢献

製品のライフサイクルを通じた環境負荷低減を目指した環境配慮設計を推進しています。
秋葉第一発電所(静岡県)水力発電設備更新工事では、水車の制御部に油圧装置と電動機構を融合させたハイブリッドサーボシステムを開発し、油圧装置に係る部品点数を50%以下に削減(従来比)しました。加えて、操作油を5700ℓから400ℓに削減(93%減)することで、製品使用時における油流出のリスクを大幅に低減しています。

ハイブリッドサーボシステム

ハイブリッドサーボシステム

エコ製品認定制度

エネルギー効率の向上や含有化学物質の削減に配慮した「環境配慮製品」や、社会全体の環境負荷低減に寄与する「環境貢献製品」の開発に努めるとともに、それらの普及促進に取り組んでいます。

この取り組みにあたって、富士電機共通のエコ製品認定制度を定めています。製品の環境配慮を当社基準に照らして評価し、一定の基準を満たした製品を「エコ製品」、そのうち業界トップクラスの環境性能・環境貢献度を有する製品、社外で全国レベルの表彰を受けた製品を「スーパーエコ製品」として認定しています。

富士電機は、「エコ製品認定制度」を2011年7月に定め、新製品の認定を目指して活動をスタートし、2016年度には販売比率75.5%まで高まり、当初目標クリアしたため集計作業は終了しました。
現在は、エコ製品化活動の継続的改善に務めています。

エコ製品認定制度

エコ製品の定義
環境配慮製品 製品ライフサイクル全体で、環境への負荷低減に配慮した製品。省エネルギー、省資源化、リサイクルなど6項目の基準のうち4項目以上が従来品に比べて優れている製品。
環境貢献製品 その製品を使用することにより、環境保全に貢献する製品。自然エネルギー利用や情報通信技術の活用などで環境に貢献している製品。
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