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柔軟なシステム構成で生産現場の安定操業に貢献 次世代監視制御システム「MICREX-VieW One」を発売

柔軟なシステム構成で生産現場の安定操業に貢献 次世代監視制御システム「MICREX-VieW One」を発売 PDF (166KB)

2026年8月20日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社は、幅広い運用・保守需要に対応した産業プラント向け監視制御システム「MICREX-VieW One」を発売しましたので、お知らせいたします。

1.背景

 産業プラント業界における生産現場ではプラント運用の高度化、運転・保守・エンジニアリング要員の不足が課題となっています。さらに、近年ではDXにより操業データを連携させる重要性が高まる中、制御システムには各装置やプラント全体など、構成規模の異なるシステムに対応する柔軟性が求められています。従来の製造現場では、設備規模によって異なる制御システムが使われていたため、システム間の接続のために変換器の役割を持つゲートウェイの設置が必要であり、システム統合の壁となっていました。
 今般当社が発売した監視制御システム「MICREX-VieW One」は、システム構築の柔軟性、エンジニアリングの効率性、ならびにセキュリティ確保による信頼性を向上させました。小規模な設備単位の監視からプラント全体の監視まで、幅広い運用・保守需要に対応し、お客様の課題解決に貢献します。

MICREX-VieW One システム構成例

2.特長

(1)システム拡張により、幅広い監視制御を実現

 従来のMICREX-VieWシリーズは、主な監視制御対象を中小規模の設備とし、システム当たり一つのデータベースを提供していました。そのためシステム統合や設備の新設といった監視対象設備が増えるタイミングにシステムが拡張される際には、データベースの停止や、負荷の増大に伴う異常検知の遅延等のトラブルにつながるリスクがありましたが、今回のMICREX-VieW Oneにおいては拡張性を向上させるために設計の見直しを実施。設備ごとに監視対象をグルーピングし、データベースを四つまで分割できるようにしたことで、データベースへの負荷を分散させるとともに拡張性を確保しました。小規模な設備単位の監視制御から大型プラントの監視制御まで、お客さまの需要に合わせて柔軟に対応します。プラントの段階的な拡張や部分的な置き換え需要に合わせた運用が図れるため、お客様の設備投資の最適化に貢献します。

(2)設計支援機能により、エンジニアリング効率の向上に貢献

 従来はシステム導入前に実施するコントローラや操作画面の設計作業において、複数名が編集すると内容が上書きされるリスクがありました。今回、統合・マルチエンジニアリングツール「G-manager」を実装したことにより、機能ごとに編集権限の設定ができるようになり、同時並行作業による作業効率向上を実現しました。さらに、監視画面のシミュレーション機能を備えており、社内試験や設計検証の効率化が可能です。
 これらにより、お客様のエンジニアリング効率を高め、スムーズな立ち上げや制御・改造を実現します。

(3)OPC UAの採用と冗長性の徹底により、高信頼性を実現

 制御ネットワークにはシステム間の接続性と安全性の高いOPC UA(注)を採用しました。
 また、各構成要素の冗長化(二重化)に加え、万が一サーバが全台停止してもバックアップを行える自立型ステーションもラインアップしています。非常時のシステムダウンを防ぐ信頼性の高いシステム環境を実現し、お客様の事業継続に貢献します。

(注)メーカーやOSを障壁とせずに機器間の接続連携を安全に行える産業用オートメーション分野の国際標準規格(IEC 62541)

3.発売時期

 即日

<本件に関するお問い合わせ先>

 富士電機株式会社 インダストリー事業本部 オートメーション事業部
 システムセンター システム技術企画部
 ☎042-585-6092

(注)

 本リリースに掲載している情報は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。あらかじめご了承ください。