大型蓄電池・VPPソリューション

需要家エネルギー管理とVPP(注)で蓄電池のマルチユースを実現

(注)

VPP(Virtual Power Plant):分散設置された蓄電池、自家発電などの需要家設備を用いて、仮想的な発電所を構築し、統合制御する技術。

この様な課題の解決に

  • 電力供給システムにおける蓄電池の有効活用、収益改善

大型蓄電池・VPPソリューションの導入メリット

  • 小売電気事業者様向け

    • 蓄電池RAシステムと需給調整システムの連携により、多数の需要家が保有する蓄電池を需給調整用電源として活用するVPPアグリゲーター機能を容易に拡充

  • 需要家様向け

    • 蓄電池によるピークカット、ピークシフト、電力安定化、企業の事業継続計画(BCP)への備えに加え、VPP収益による投資回収期間の短縮が可能

特長

■蓄電池RAシステム

多様なVPPサービスを実現

  • 各需要家に設置された大型蓄電池を対象にデマンドレスポンス量などの最適配分を行う

  • 最適配分を実現するため、各需要家の需要予測(JIT[Just In Time]予測)と需要家内の太陽光発電予測機能を搭載

  • 蓄電池のSOC(State Of Charge)計画立案およびピークカット目標値算出などのエネルギーマネジメントサービスを提供

■VPP対応蓄電システム

EMS・VPP対応コントローラ
EMS機能

高価なEMS導入が不要で導入コスト低減

VPP制御

上位システムと連携しマルチユースが可能

高信頼制御

実績のある制御ロジックの標準化

標準システムにより信頼性・経済性を実現
高い拡張性

数MW級規模まで容量を柔軟に拡張可能

自律的な制御

豊富な実績から高機能制御を標準として搭載

経済性

標準パッケージを低コストで提供

高品質・高効率のPCSにより安定した制御を実現
高効率

変換効率97.7%

高速制御

msオーダの応答スピード

高信頼性

MTBF(注)8万時間を達成

長期保守

15年保守対応

MTBF 平均故障間隔

24時間365日保守・メンテナンス体制
コールセンター

24時間365日障害受付

サービス拠点

全国サービス拠点から素早く現地に駆け付け

保守担当

保守業務全般を統括

保守契約条件により異なる場合があります。

効果

大型蓄電池・VPPソリューションは、電力系統の需給バランス調整など蓄電池を活用したVPPサービスを実現します。
上位の蓄電池RAシステムと相互接続する需要家側VPP対応蓄電システムをフレキシブルに構築し、VPPを活用した多様なサービスを実現します。

富士電機のソリューション

VPPが提供するサービス

VPP(Virtual Power Plant)
分散設置された蓄電池、自家発電などの需要家設備を用いて、仮想的な発電所を構築し、統合制御する技術。

RA(Resource Aggregation)
蓄電池リソースデータを収集する仕組み。

BG(Balancing Group)
複数の個社(新電力)をまとめて代表契約者が計画値同時同量を行う仕組み。

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