再エネ普及の加速に向け直流バスシステムの安定運用を実現する電圧協調制御技術を確立しました
2026年10月23日
富士電機株式会社
富士電機株式会社(以下、富士電機)は、再生可能エネルギーの更なる普及に向け、高効率な電力利用が期待される直流バスシステム(注1)の電圧を安定させる独自の電圧制御技術を確立しました。
蓄電池や太陽光発電などの利活用が進む中、これらの機器を交流に変換することなく直流のまま接続することで電力を効率運用する直流バスシステムに注目が集まっています。一方で、太陽光の発電量などの変動により電圧が安定しない場合、システムの停止や機器の損壊を招く恐れがあり、システム全体の電圧を常時安全に制御・維持する技術の確立が大きな課題となっています。
富士電機は、直流バスシステム向けに、複数のDC/DCコンバータ(注2)による電圧協調制御技術を新たに開発しました。システムの電圧変化の大きさに応じて電圧抑制の制御応答性を調整する独自の制御方式により、負荷や発電電力の変動に伴う急峻な電圧変動を70%以上抑制し、システムの安定維持を実現しました。
今回確立した技術の製品適用を進め、直流バスシステムの効率的な運用を可能とすることで、脱炭素社会の実現に貢献します。


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注1)
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直流バスシステム:直流電力を供給・分配するための共通の電力伝送路(バス)に、複数の電力源や負荷を直流電力で接続したシステム。効率的な電力伝送や管理を可能にする。
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注2)
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DC/DCコンバータ:直流電圧を別の直流電圧に変換する装置。
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