2025年度統合マネジメントシステム方針について

2030年に向けて、富士アイティは富士電機グループにおける「デジタル中核会社」を目指す。
「Next stage, Next challenge」をスローガンとし、「グループの『ソフトウェアBASE』としてDX事業に貢献する」、
「情報制御事業とエネマネ事業を深化させ、脱炭素社会の実現に貢献する」ため、
以下の3点を、2025年度の基本方針とする。

(1)「デジタル中核会社」を目指し、ソフトウェア開発力とエンジニアリング力で富士電機を支える
(2)「ソフトウェア工場」としての技術高度化/DX 事業貢献
(3)「情報制御事業」と「エネマネ事業」の拡大による脱炭素社会への貢献

重点施策として、以下を推進する。
(1) ソフトウェア工場
 ・ソフトウェア生産技術開発の推進による品質と生産性の向上
 ・ソフトウェア資産と技術の管理集約
 ・海外の地産地消開発への取組みおよび海外リソースと技術の活用

(2) 中小情報制御システム
 ・データセンター分野の注力/監視制御システムのデジタル化適用に向けた製品体系と業務モデル構築
 ・出力制御、蓄電池 EMS の注力/富士電機商材活用による高付加価値化と新サブスクの創出
 ・制御系開発エンジニアの強化とマルチスキル化の推進

(3) デジタル化
 ・新基幹システムの構築によるデータ駆動型業務スタイルへの変革推進
 ・業務の自動化推進(AI 活用、解析自動化ツールのカバー率拡大)

(4) 人材育成/体制構築
 ・プロジェクトマネージャー、マルチ分野スキル人財、グローバル人財の育成強化
 ・協業体制の強化(事業計画の共有フォーキャストとリスクコントロール)

また、総合力(強くしなやかなチームワーク)で、ソフトウェア開発とエンジニアリングに挑み、お客様のビジネスに新たな価値を創造し、より良い社会づくりに寄与する。

以 上

2025年4月1日
富士アイティ株式会社
代表取締役社長 岩本 正太郎