工業電熱製品
るつぼ形誘導炉(中/高周波) | IoT技術
最新デジタル技術を駆使し、操業を「見える化」。
予兆監視や予防保全に貢献
主要ポイントの操業データを把握し、ネットワークを通じて集積することで、現場や事務所での解析が可能です。操業状況を「見える化」するだけでなく、予兆監視・予防保全・最適運転パターンなどの解析にも活用できます。

タッチパネルに運転状況(電力・電力量・炉体質量)、炉内溶解材料状況、インタロック成立状況などをリアルタイムに表示し、運転管理・操業効率向上に寄与します。

湯洩れ電流・冷却水流量・温度値をトレンド表示します。再築炉のタイミング判断、冷却水回路の詰まりなどの傾向を把握することで安定操業に貢献 します。
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コイル冷却水温度トレンド

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電源トレンド

設置トラブル発生時に、設備停止などの保護動作を行います。また、タッチパネルに故障判断・故障原因と処置方法の候補を表示し、早期復旧に貢献します。

制御盤に冷却水各分岐ごとの温度をリアルタイムに表示します。トレンドデータから冷却水回路の詰まりや、機器の劣化が判定でき、より確実な予防保全が可能です。

事前に冷炉~溶け始めまでの入力電力を設定することで、スケジュールに沿ったシンター運転を自動で行います。

電力監視盤を操作し、複数炉を一括で制御できます。高い電力需要率により、操業効率をアップします。

炉体傾動と合わせて上昇する安全柵を取付けます。傾動時の開口への落下を防ぐことが可能です。

着座時の炉内質量を秤量します。質量は操作盤で7セグメントの表示が可能です。

ばいじんを効率的に捕集します。リングフードと旋回ボックスで構成しています。

2軸開閉機構により、材料投入・溶解・出湯に合わせて効率的に集塵を行うことが可能です。

誘導炉操業支援システムとは、誘導炉設備の運転状態を、ネットワークを通じて遠隔監視するものです。従来帳票へ手書きで記録・集計していた運転データを、自動的かつリアルタイムで確認することができます。また、異常発生時においては、異常の内容、発生時の運転状態を、現場、事務所で共有することで、早期復旧につなげることができます。
