導入事例
カーボンニュートラルに向けた電力の見える化システムの構築
国内約50拠点の電力使用量を可視化、リアルタイムの集計・監視でカーボンニュートラルを促進。効率的な省エネ推進と電気料金削減を可能に。
![カーボンニュートラルに向けた電力の見える化システムの構築のリーフレットイメージ](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/05/14/chemi16.webp)
省エネ対策 EMS CO2排出量削減
カーボンニュートラルに向けた電力の見える化システムの導入事例。化学製造業B社では、同社のカーボンニュートラル宣言達成に向け、EMSを導入し、現状把握と省エネ推進に着手。工場など全国内約50拠点を対象に電力使用量をリアルタイムに集計・監視を可能にし、カーボンニュートラルに向けた取り組み促進、データに基づく効率的な省エネ対策を可能にしました。
![食品製造業向けEMSソリューション(エネルギーマネジメントシステム)](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/09/18/img_top_food_ems_s_2.webp)
工場のエネルギー消費量を見える化し、省エネ効果の定量化や無駄なエネルギーロス削減を実現します。(掲載先:食品工場ソリューション)
![エネルギー管理・分析ツール](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/09/18/img_top_chemi_ppa4ems_s_4.webp)
製造管理・実績分析パッケージをベースとしたエネルギー管理・分析ツール。設備稼働情報などの製造データを統合可能。
カーボンニュートラルの取り組みが進む化学業界
![](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/05/14/chemi16-1.webp)
化学製造業において、カーボンニュートラルは重要な経営課題の一つです。カーボンニュートラルに取り組むことは、持続可能な社会の実現やエネルギーコストを削減にも寄与します
富士電機が、化学製造業を対象に実施したカーボンニュートラルに向けた取り組み状況に関する調査では、「現在取り組んでいる」との回答が全体の53.0%という結果になりました。
カーボンニュートラルを推進するためにはエネルギー使用量の現状把握が必要です。これに利用されるのがエネルギーの見える化システムです。例えば工場や事業所の電力使用量を収集・分析・可視化することで、効果的な省エネ対策を可能にします。
化学製造業のエネルギー使用量の見える化、「取り組んでいる」61.9%
化学製造業従事者を対象に実施した「エネルギー使用量の見える化に関する調査」によると、エネルギー使用量の見える化について「取り組んでいる」との回答は61.9%、「取り組んでいないが、取り組む予定がある」が18.4%となりました。
これら調査結果から、化学製造業ではカーボンニュートラルや省エネ活動に向けた取り組み意識が高く、今後もこの傾向が続いていくことが予想されます。
![エネルギー使用量の見える化に関する調査結果](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/05/14/chemi16-2.webp)
電力の見える化システムを導入するメリット
カーボンニュートラルの取り組みを進めるためには、現状把握が重要です。このためには電力消費量の見える化/可視化が有効です。電力見える化とは、電力消費量のデータを収集・分析し、可視化する手法です。電力の見える化を行うことで、以下の効果が期待できます。
・リアルタイムな電力監視:電力使用量をリアルタイムに把握し、エネルギー状況を可視化。
・効率的な省エネ対策:エネルギー状況を可視化することで、効率的な省エネ対策を立案できる。
・電力デマンド値の平準化:電力使用量を平準化し、電力コスト削減が可能になる。
・カーボンニュートラルの促進:エネルギー消費量やCO2排出量を把握・共有し、取り組みを促進。
導入事例:カーボンニュートラルに向けた電力の見える化システムの構築
![電力の見える化システムの画面イメージ](/products/chemical/solution_detail/__icsFiles/afieldfile/2024/05/14/chemi16-3.webp)
導入企業:化学製造業
導入製品:電力の見える化システム(EMS)
化学製造業B社では、カーボンニュートラルに向けた取り組み、省エネ活動の推進するため電力の見える化システム(EMS)を導入しました。
EMSの導入により国内約50拠点(工場、製造子会社、研究所など)を対象に電力使用量をリアルタイムに集計・監視を実現。カーボンニュートラル宣言の達成に向けた取り組みを促進し、データに基づく効率的な省エネ対策や、年間の電気料金の削減を可能にしました。
[導入以前の課題]
・リアルタイムに国内約50拠点(工場、製造子会社、研究所など)の電力使用量を監視し、各拠点の電力使用量を1日、1か月、1年単位でも把握できるようにしたい。
・過去の電力使用量の履歴や目標値との比較を行いたい。
・将来的に、各拠点の省エネ活動、エネルギー原単位、歩留まり、生産量、稼働率などと紐づけた見せ方や、軽油、天然ガスなど、ほかのエネルギー使用量を表示できるようにしたい。
[導入効果]
・リアルタイムな電力使用量の可視化: 各拠点の電力使用量をリアルタイムに可視化することで、エネルギー状況を把握でき、かつ、カーボンニュートラル達成に向けた全社的な意識を向上。
・詳細な分析による省エネ対策の立案:過去の電力使用量や目標値との比較、省エネ活動との連携など、詳細な分析により、効果的な省エネ対策を立案できるようになった。
・デマンドピーク抑制による電気料金の削減:電力デマンド値の平準化、デマンドピークを抑制を可能にし、国内各拠点の年間電気料金の抑制に貢献した。
関連:製造業向けEMSソリューション
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カーボンニュートラルに向けた電力の見える化システムのご提案
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