発電設備
燃料電池

燃料電池とは
電気化学反応で直接分解!!
発電の原理<水の電気分解>
水の電気分解とは、中学校でも行われる有名な実験で、水に白金や黒鉛などの電極を入れて電流を流すと、水(H2O)が分解されて水素と酸素が発生するというものです。

燃料電池の発電方法
燃料電池は、水の電気分解の逆で、水素と酸素により水をつくり、その過程で生じる電気を取り出す装置です。
燃料極において、水素燃料を供給することで触媒反応より水素イオン(H+)と電子(e-)を取り出します。電解質はイオンは通しますが電子を通さない物質の為、水素イオン(H+)は、電解質を通り、空気極に移動します。一方電子(e-)は、電解質に阻まれて移動できないので、外部に取り出して移動させることで、電気を発生させます。空気極では、酸素を供給することで触媒反応により、酸素(O2)が酸素原子2個に分離します。この酸素原子に移動してきた電子と電解質を通ってきた水素イオンが結合することにより、水(H2O)ができます。

