中・大規模設備向けUPSの保守点検
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UPSや非常用発電装置を安心して運用するには、定期的なメンテナンスが必要です。
購入後の保守点検などのアフターサービスも富士電機におまかせください。
富士UPSのアフターサービスは、富士電機(株)が一括して行っています
富士UPSの保守点検では、“電源変換装置の点検” “バッテリの点検”を一括して実施しています。UPSは、交流電源の無停電を目的に製作されたシステムであり“電源変換装置”単独ではUPSと呼べません。また、“バッテリ”を単独で取り扱うと、電源変換装置とのインタフェース(親和性)が確認できないので、UPSとしての機能が保証できません。
UPSの保守点検は、“電源変換装置”+“バッテリ”を一体として扱い、UPSシステムを提供するメーカーが実施するべきであります。富士UPSでは、UPSシステムを構築し提供している富士電機の専門技術者が保守点検を一括して行い、UPSシステムの機能保証の仕組みを確立しています。
富士電機(株)は、富士電機製品のアフターサービス専門技術者集団の会社であり、UPS専門技術者による保守点検を行っています。
富士UPSの保守点検
標準的な点検内容の一例 (中、大容量UPS)
注意
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*1
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バッテリは種類によって交換時期が変わる場合があります。
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*2
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中、大容量UPSの作業は、UPS専門技術者以外の作業を禁止します。
UPS6000D3/D1・UPS6100シリーズ部品交換周期の例
注意
UPS設置環境により、部品交換周期が短くなる場合・別途交換が必要となる場合があります。
バッテリは、環境温度が高い(25℃以上)場合には交換周期が短くなります。
UPSの標準的な部品交換周期を基準としております。
UPS8000シリーズ部品交換周期の例
注意
UPS設置環境により、部品交換周期が短くなる場合・別途交換が必要となる部品があります。
バッテリは、環境温度が高い(25℃以上)場合には交換周期が短くなります。
UPSの標準的な部品交換周期を基準としております。
中容量UPSでは、保守契約のパターンを準備しています
(保守計画や予算に応じた保守契約を選択してもらえるように準備致しました。)
参考資料
標準的な点検内容の一例(小容量UPS)
上記の保守メニューの他に、ユーザーの運用、管理、費用に合わせた保守メニューも準備しています。
富士UPSユーザーは、ご連絡お願い致します。
保守契約・ご相談について
中、大容量UPSでは、保守契約のおすすめをしています
富士電機(株)では富士UPSのメンテナンスについて、保守契約の締結をお願いしています。
保守契約は、富士電機(株)に“故障発生時の復旧”“定期点検の実施”を義務づけます。
注意
1. 故障が発生した場合の修理は、UPSの機能回復、修理を速やかに行うものであって、2次的な損害が発生した場合の損害賠償等は含みません。
バッテリは、環境温度が高い(25℃以上)場合には交換周期が短くなります。
2. バッテリ交換、部品交換は別途費用が発生する場合があります
保守契約の窓口
各地域の富士電機(株)にて、保守契約を受け付けています。UPS保守契約の内容、費用については、各地域の担当までご連絡お願い致します。
保守についてのお問い合わせ、ご相談コーナー
富士電機(株)
電源CE部
中・大容量担当:技術課
電話:03-5816-7908
小容量UPS担当:CE第三課ミニUPS Gr
電話:03-5816-7909
困ったときは!!
まず連絡を。
取り扱いがわからない。連絡先がわからない。等の困ったときは、迷わず電話をください。
お問い合わせのご対応は、通常営業日となります。
また、しばらく日数を頂く場合がございますのでご承知お願い致します。
電話:03-5816-7908
故障が発生した時は
富士UPSでは、24時間障害受付サービスを行っています。故障が発生したら、いつでも、どこからでも連絡を!
月~金の9:00~17:00の営業時間は、地域サービス拠点で受付・相談を行っています。
注意
1.技術員の派遣は、費用請求させて頂きます。(保守契約ユーザーで、保守に含まれる場合は除く)
2.交通機関の運行状況により、技術員の到着が遅れる場合があります。
3.M-UPSは、月~金の9:00~17:00の時間で対応させて頂きます。
UPSメンテナンスの必要性
設備の維持管理を行うのに、定期メンテナンスの必要性は誰もが認めています。
UPSメンテナンスの必要性を感じた例を上げてみます。
1. UPSの置かれている場所の近くで、製本機が運用されていました。製本機から出される紙の切断クズが、UPS内部に堆積してしまい故障した。
原因) 紙の切断クズが絶縁ガイシに付着、堆積した上、湿気を吸着したことで漏電となった。
対策) 定期的(1年/1回以上)なUPS内部を清掃することで故障を防げる。
2. UPSを導入しているにも関わらず、停電でコンピュータが停止してしまった。
原因) UPSを導入して6年が経過していたため、UPS用バッテリが寿命となっていた。
原因) 運用管理者の身近に、UPSの運用アドバイスを行える者がいなかった。
対策) UPS専門技術者による適切な設備診断を受けることで、故障の予防、予知が可能です。メンテナンスでは、偶発故障、もらい事故を防ぐ事は難しいかもしれませんが、設備の改善・改修、故障の予知・予防は可能です。