船舶・港湾ソリューション
電気推進システム 水冷式PMモータ・変換器盤(開発中)

電気推進システム 水冷式PMモータ・変換器盤 リチウムイオン電池を唯一動力源とする ゼロエミッション船の「電気推進システム」を提供

特長

ゼロエミッション船舶

国際海運 2050 年カーボンニュートラルの実現、地球温暖化対策計画の目標達成などに向けて、 内外航のゼロエミッション船などの普及に貢献します。

省人化

船舶の電気制御を進めることで、IoT 機器(センサ、通信デバイス)との親和性が高まり、運転の自動化など業務の省人化、人材難への対応が可能になります。

低騒音 ・ 低振動

主動力がエンジンから低騒音 ・ 低振動なモータに変わるため、船員や乗客にとってストレスの少ない、より快適な船内環境が実現します。船舶の電気制御を進めることで、IoT 機器(センサ、通信デバイス)との親和性が高まり、運転の自動化など業務の省人化、人材難への対応が可能になります。

省スペース ・ 空調設備の削減

機器の冷却方式を水冷式とすることで空冷式に比べ冷却効率が向上し、小型化 ・ 省スペースに貢献。機器の主要な排熱を水で冷却するため船内の空調設備の削減が可能です。

システム構成

導入メリット

(バッテリー船の場合)
ゼロエミッション船を実現できます

1日5時間運航する場合、1年間で約554t以上CO2を削減(自動車約45台分)

総トン数199tの近郊フェリー(推進力662kW、A重油使用)で弊社試算

BCP対策になります

災害時に非常用電源として船から陸に送電可能
1000kWhのバッテリーで一般家庭約2ヶ月分の電力供給が可能

船内環境の改善・働き方改革に貢献します

低騒音、低振動により船内環境を改善や省人化による船員の働き方改革に貢献

IMOのGHG削減戦略(2018年採択)

  • 2030年までに燃費効率40%以上改善(08年比)

  • 2050年までに総排出量50%以上削減(同上)

  • 今世紀中のなるべく早期に排出ゼロを目指す

関連するSDGs

導入事例

日本初の完全バッテリー駆動式自動運航船
「e-Oshima」(株式会社大島造船所様)
「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」受賞
(日本船舶海洋工学会主催)
「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」受賞
(日本船舶海洋工学会主催)

主な項目

  • 全長 約35m

  • 推進用電動機 220kW×2台

  • B×D×d = 9.6m×3.8m×2.6m

  • 最大船速 10ノット

  • 約30トン、約340総トン

  • バッテリー容量 約600kWh

  • 乗客数 最大50名

  • アジマスプロペラ×2基

  • 搭載車両 大型バス1台と乗用車4台または乗用車8台

  • JG規則、平水域5マイル限定

世の中の電気推進船(一例)

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TEL

03-5435-7039
営業本部 社会ソリューション統括部 営業第一部

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