船舶・港湾ソリューション
電気推進システム

リチウムイオン電池を唯一の動力源とする
ゼロエミッション船の
「電気推進システム」を提供

特長

日本初の完全バッテリー駆動式自動運航船
「e-Oshima」(株式会社大島造船所様)
「シップ・オブ・ザ・イヤー2019」受賞
(日本船舶海洋工学会主催)

当社システムの特長

  1. 1.

    直流配電方式により、省スペース化が可能

  2. 2.

    リチウムイオン電池の採用により、ゼロエミッション船を実現

  3. 3.

    変換器故障または点検時でも一部変換器を切離しての減機運転(運転継続)が可能

  4. 4.

    発電機とバッテリーを併用することで、電気推進システムへのハイブリッド給電が可能

    • 船舶内発電機の容量を低減可能

    • 機器故障時の冗長化が可能

内燃機関を搭載せず、航行用の推進動力、通信・航海計器など必要な電源は全てバッテリーから供給されるため、低騒音、低振動かつクリーンな航行が可能

主な項目

  • 全長 約35m

  • 推進用電動機 220kW×2台

  • B×D×d = 9.6m×3.8m×2.6m

  • 最大船速 10ノット

  • 約30トン、約340総トン

  • バッテリー容量 約600kWh

  • 乗客数 最大50名

  • アジマスプロペラ×2基

  • 搭載車両 大型バス1台と乗用車4台または乗用車8台

  • JG規則、平水域5マイル限定

導入メリット

(バッテリー船の場合)
ゼロエミッション船を実現できます

1日5時間運航する場合、1年間で約554t以上CO2を削減(自動車約45台分)

総トン数199tの近郊フェリー(推進力662kW、A重油使用)で弊社試算

BCP対策になります

災害時に非常用電源として船から陸に送電可能
1000kWhのバッテリーで一般家庭約2ヶ月分の電力供給が可能

船内環境の改善・働き方改革に貢献します

低騒音、低振動により船内環境を改善や省人化による船員の働き方改革に貢献

IMOのGHG削減戦略(2018年採択)

  • 2030年までに燃費効率40%以上改善(08年比)

  • 2050年までに総排出量50%以上削減(同上)

  • 今世紀中のなるべく早期に排出ゼロを目指す

関連するSDGs

世の中の電気推進船(一例)

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