船舶・港湾ソリューション
船舶スクラバ用レーザ方式ガス分析計

MARPOL条約附属書VIの硫黄分規制に適合するには、排ガス監視が不可欠の要素です。国際海事機関(IMO)のEGCSガイドラインで規定されている通り、船舶では連続排ガス監視システム(CEMS: continuous emission monitoring system)の採用が進んでいます。ここでは、排ガスをin-situ(その場)で監視する船舶スクラバー用レーザ方式ガス分析計の優れた特長を紹介します。
特長
コンパクトサイズ
赤外線式と比べて約 1/10 の小型 ・ 計量化に成功しました。
船内の狭小スペースでも用意に取り付けが可能。
既存船/就航船の改修(レトロフィット)と新造船のどちらにも適しています。
低ランニングコスト
赤外線式と比べて交換部品が少なく校正周期が 1 ~ 2 年に 1 回であるため、メンテナンスコストを約 1/2 に抑えることが可能です。
低負荷 ・ 省メンテナンス
日常メンテナンスは、フィルタ交換のみです。定期的に交換する部品は、赤外線式と比べて 約 50%少なくなるため、交換作業は低負荷かつ短期間で実施することができます。
フレキシブルな設置、低ランニングコスト

富士電機の船舶スクラバー用レーザ方式ガス分析計は、前処理機能を採取部に集約し、検出部・中継ボックス・採取部の3ユニットで構成されます。検出部と中継ボックスは、壁面であればどこでも設置が可能です。
また、交換部品が少なく、ランニングコストを低減でき、日常メンテナンスはフィルタ交換のみです。
小型

世界最小の排ガス浄化システム(EGCS)の一部として、船舶スクラバー用レーザ方式ガス分析計の体積をサンプリング式分析計の10分の1まで小型化(当社比)。省スペースであることは従来品に対する大きな優位性であり、既存船/就航船の改修(レトロフィット)と新造船のどちらにも適しています。

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