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ホーム > 富士電機について > 研究開発 > 富士電機技報のご紹介 > 富士時報2005年 > 2005年3月 第2号


富士時報のご紹介

■富士時報 2005年3月 第2号 本文:PDF:3.2MB

表紙 特集 火力発電

火力発電設備の動向と展望
本文:PDF  
西垣 博志

世界規模で見るとき,社会生活の基礎である電力の需要は着実に拡大していく。発電設備の製造者としては,高信頼・高性能・低価格な設備を供給することが社会的責務である。この責務を果たすために,各種の蒸気タービンおよび発電機の技術開発を行っている。また,建設後のアフターサービスにおいても,経済的な運転を実現するために各種のメニューを用意している。

海外における火力発電設備の動向
本文:PDF  
藤原 正洋

国内経済指標が上向きに転じた傾向はあるものの火力発電設備市場は冷え込んでおり,当面は大幅な回復は期待ができない。一方,海外向けはBRICs(Brazil, Russia, India, China)や発展途上国向けに受注・商談が非常に好況であり,この状態はしばらく継続するものと考える。事実,富士電機が2004年度に受注した新設のプラントはすべてが海外向けのものである。本稿では,これらの状況を踏まえ,富士電機の独自の観点で見た火力発電設備の海外市場動向および技術の動向について紹介する。

中国における火力発電設備の実績
本文:PDF  
浅利  茂

近年,中国における経済発展は目覚ましく, この高成長に伴い電力の需要も大幅に伸びてきている。富士電機においても,中国の経済発展と電力不足の解消に寄与するため,近年幾つかの火力発電設備を納入してきた。本稿では,2003年に受注した600MW×4台の発電設備を中心に納入済みの設備および計画中の設備について,その概要を紹介する。富士電機は,今後もますます拡大するであろう中国市場に対し,高性能,高信頼性そして保守性能に優れた設備を納入することでユーザー各位の期待に応え,中国経済の発展に寄与していく。

コンバインドサイクル発電設備
本文:PDF  
池田 忠司・武田淳一郎・山本 隆夫

発電効率の高さ,起動停止の容易性,環境負荷の低さなどに利点があるコンバインドサイクル発電方式は,市場の要求に一致していることから広く採用されるようになった。特に1990年代には,1,300℃級,さらには1,400℃超級の高性能ガスタービンが開発され,これに合わせた蒸気条件の上昇とサイクルの最適化によって,コンバインドサイクルの性能は飛躍的に向上している。本稿では,コンバインドサイクル発電設備の性能向上に影響を及ぼすパラメータ評価と,富士電機・シーメンス社(富士・シーメンス)のコンバインドサイクル発電設備について紹介する。

富士電機の標準中容量蒸気タービン「FET シリーズ」
本文:PDF  
吉江 耕也・安部 道雄・小嶋 裕之

FET中容量蒸気タービンは幅広い蒸気条件と出力範囲をカバーし,低コストで高効率を実現する富士電機の標準モデルシリーズである。高効率化と運転操作性・保守性・信頼性の向上のための適用技術の高度化,自家用発電設備における工場への送気機能やコンバインドサイクル用など多種多様の仕様や単機容量の大容量化に対応して多くの実績を積み重ねてきた。同時に建設費の削減を目的としてコンパクト化,軸流排気型や上向き排気型蒸気タービンなどの配置構造に関する経験も豊富に得られたので,それらの一端を紹介する。

富士電機におけるタービン発電機の開発の現状
本文:PDF  
日和佐寛道・長谷  徹・芳賀 弘二

タービン発電機に対して短納期,低価格および品質の安定性が市場から求められている。これらの要求を満たすために,富士電機では空気冷却機および水素間接冷却機の大容量化に取り組み,系列化した。本稿では,これらの発電機の系列化過程における技術開発の概要および品質安定化のための製造自動化技術について紹介する。

地熱発電設備の現状と動向
本文:PDF  
稲垣正太郎

世界の地熱発電設備容量は2005年には約8,900MWとなる。このうち富士電機の地熱タービンの納入実績は1,558MWで約17.5%を占めるに至った。直近10年間の納入実績では約35%を占めた。本稿では地熱発電の仕組みについて紹介し,世界の地熱発電の現状が東南アジア経済危機の影響により予想を大きく下回る伸びであったこと,今後は経済復興と電力需要の伸びと低迷期の反動で特にインドネシア,フィリピン,ニュージーランドなどで大きく伸びると予想していることについて紹介する。

小型地熱バイナリー発電システム
本文:PDF  
山田 茂登・小山  弘

全国に温泉が広く分布する火山国である日本では,大規模の地熱発電ばかりでなく,未利用の温泉エネルギーの発電利用を含む有効利用に注目が寄せられている。富士電機では,低温・小容量の地熱資源(温泉資源)により発電可能な小型地熱バイナリー発電システムの商品化開発を行っている。本稿では開発の背景や現状についての概要を紹介する。

地熱タービンの最新技術
本文:PDF  
酒井 吉弘・中村 憲司・塩川 国夫

富士電機は1960年に国内初の実用地熱発電設備を納入して以来,国内外に50台を超える実用地熱発電設備を納入しており,世界的なトップメーカーの一つに数えられている。特に,腐食性の高い地熱蒸気に対処するための材料技術として,富士電機では地熱発電サイトにおける腐食試験や実験室における材料試験を継続して行ってきており,蓄積された貴重なデータを設計に反映することにより高い信頼性を実現してきた。また,最新の流れ解析を適用した翼列技術を採用することにより,地熱タービンの効率向上にも積極的に取り組み,大きな成果を上げてきた。

最近の経年火力発電ユニット再生技術
本文:PDF  
加藤 雅喜・浅野 誠一・福田 昌介

納入火力発電ユニットの約7割を占める経年設備において,既設機器を大幅に流用しながら最新技術を融合させ,経年機が抱える課題を解決し低コストで再生する技術は,顧客のニーズにマッチした新たな提案として大きな需要を期待している。本稿では,富士電機が最近実施した経年火力発電ユニットの再生技術とその事例を紹介する。

発電所設備情報総合管理システム
本文:PDF  
加藤 俊和

建物設備を効率よく運営するための管理手法であるファシリティマネジメントの概念を発電所に応用した設備管理システムを開発し,内燃力発電所向けに適用した例を紹介する。建屋配置図に加えて,配管系統図・単線結線図のCAD図面上の設備シンボルをクリックすることにより設備情報を呼び出すビジュアル検索を特徴としている。設備に密接に結び付いている図書を容易に引き出せるので,発電所ノウハウの蓄積に活用できる。


*本誌に記載されている会社名および製品名は、それぞれの会社が所有する商標または登録商標である場合があります。著者に社外の人が含まれる場合、ウェブ掲載の許諾がとれたもののみ掲載しています。



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