富士アイティの統合監視システム

幅広い分野へ適用可能
オープンで柔軟な統合監視システム

統合監視とは

IoT化が進んだ社会で、扱えるデータの種類はとても多岐にわたるようになってきました。
環境問題を背景に施設の電力や排熱の管理はますます重要になっています。
それらの管理に対応するために、個別のシステムが今まで導入されたため管理・運用が複雑化してきました。
しかし、富士アイティの統合監視システムは、個別に管理していた情報(電力、空調、防災など)をひとつに統合し、
シンプルでストレスなく管理・運用を実現します。
また、今までできなかった外部システムとの情報連携、複数拠点のリモート監視・一元管理を行うことができます。

主な機能と監視画面例

統合監視システム 機能
統合監視システムの主な機能
設備状態がひと目でわかるサマリ画面
設備状態がひと目でわかるサマリ画面

選ばれる理由

IoT化の実現

IoT化の実現(イメージ)

集めたいデータはありませんか。
設備情報とエネルギー情報をまとめて管理しませんか。

マルチプロトコル対応により、あらゆるデータとつながることが可能です。

■代表的なプロトコル
 BACnet/SNMP/Modbus/IEEE1888
 その他の接続実績はこちら

リモート監視の支援

リモート監視の支援(イメージ)

監視システムを導入するたびに新たな機器が必要となることに悩みがありませんか。

統合監視システムは従来のような専用の監視端末を必要としません。
また、クラウド環境の利用が可能なため、現場の中央監視室に行く必要がありません。
いつ・どこからでも簡単に監視が可能になります。

(クラウド環境ご利用時は、ご使用環境に合ったセキュリティ対応をご提案させていただきます。)

複数拠点の一元管理

一つだけでなく、複数の拠点を一元で管理しませんか。

クラウド環境を用いたシステムにより、離れた複数の拠点情報を一元管理し、横断的な分析が可能になります。
収集し蓄積されたデータは、お客様がどこからでも自由にアクセスして、ご活用いただくことができます。
拠点と本社間で同一の画面を見ながら、スムーズなコミュニケーションをとることができます。

監視画面の編集が可能

ユーザーがシステムを停止することなく監視画面を自由に編集できます。
シンボルの配置や名称の変更、オンラインメモの貼り付けなど自由にカスタマイズできます。

機器の移動に合わせて監視画面を編集(動画)
監視画面に直接メモをすることで情報を共有(動画)

検針・帳票作成の自動化

検針・帳票作成の自動化(イメージ)

検針や帳票作成に貴重な時間を割いていませんか。

メーターや機器類をIoT化し、統合監視システムを導入することで、常に検針し自動で帳票の作成をすることができます。そのため、帳票作成のための巡回作業が不要になります。
また、メーターの上下限値など任意に設定し、警報を通知することも可能です。

データの活用

データの活用(イメージ)

収集、蓄積したデータを活用しませんか。

統合監視システムでは、蓄積データに対して、お客様が自由にアクセスしていただけるインターフェースをご用意しております。
既にご使用中のお客様システムとの連携が可能です。

導入事例

データセンター導入事例

データセンター(イメージ)

データセンター事業者様の課題は、センターの安定稼働です。
そのためには電気・空調・防災などの設備に加え、サーバールーム・ラックの環境についても統括的に管理する必要があります。
統合監視システムなら、1つのシステムで設備監視とサーバールーム監視を実現します。
詳細はこちら

ファクトリー導入事例

ファクトリー(イメージ)

工場の電気、空調などの設備情報を収集し、エネルギー管理、デマンドコントロールを統合監視システムによって見える化します。
詳細はこちら

データセンター導入事例

データセンター監視に特化した 柔軟性の高い統合監視システム

都市型の小規模データセンターから郊外型の大規模データセンターまで、様々な設備規模に対応し、データセンターを構成する複雑な設備の情報を一元で管理します。

  • サーバールーム、ラックの増設、設備の増強による監視範囲の拡張に対応
  • 電流、給排気温度をラック単位で監視
  • 電力使用効率の指標を表すPUE(Power Usage Effectiveness)を監視
  • 多様な通信プロトコルに対応
給排気温度をしきい値に合わせて色分け表示
給排気温度をしきい値に合わせて色分け表示
BACnetゲートウェイ

建築設備の通信プロトコルであるBACnetと直接接続し、空調制御や電力監視のデータをBACnet経由で収集します。
BACnetシステム構築用インターフェイス「BACnet ゲートウェイ」

FiTSA Σ
FiTSA Σ

機器室の温湿度センサー情報、サーバーラックの電流情報などは、IoT/M2Mコントローラが収集します。
IoT/M2Mコントローラ 「FiTSA(フィットエスエー)」

ファクトリー導入事例

ファクトリー監視の負担を減らす、シンプルかつ柔軟な統合監視システム

工場のエネルギー管理や、設備稼働情報をまとめて監視したり、運用効率化に向けて蓄積した設備情報履歴(故障、温度などの計測・電力使用量)が自由かつ簡単に使えるようになります。また、データ連携機能によってMES(Manufacturing Execution System)などとの連携も可能です。

  • エネルギー管理情報、設備稼働情報をリアルタイムでいつでもどこでも見える化
  • 複雑に導入構築される多数の設備メーカシステムを統合的に管理
  • 複数拠点の一元管理などのご要望に対応
設備毎の電力量をまとめて表示
設備毎の電力量をまとめて表示
電力系統監視画面
電力系統監視画面

導入までの流れ

統合監視システムの導入をご検討されている皆様向けに、導入までの流れをまとめました。
弊社担当が直接ご訪問の上で、詳細なご説明をさせていただくことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

STEP1 ご要望の確認・ヒアリング

STEP1 ご要望の確認・ヒアリング

どのようなことを実現したいか、ヒアリングさせていただきます。
また、弊社からもお客様のご要望に合ったシステムのご提案をさせていただくこともあります。

STEP2 調査(現地調査)

STEP2 調査(現地調査)

ヒアリングした情報をもとに、連携システムや接続機器の調査を行います。
現状のシステム図面が不足している場合は、調査を行うことで現状把握を行います。

STEP3 設計・製作

STEP3 設計・製作

現地調査を踏まえ、お客様にとって最適なシステムになるよう、設計・製作を進めます。

STEP4 テスト・納品

STEP4 テスト・納品

既存システムがある場合は、事前接続検証⇒現地切替試験⇒並行運用の段階を踏むことで、無理なく安全にシステムを納入します。

既設をリニューアルするなら

古い中央監視システムを柔軟な統合監視システムへ更新します。
中央監視機能の更新だけでなく、これまで監視できていなかったデータを合わせて取り込む事によって、エネルギー管理など、より効果的な施設管理を可能にします。

  • 別々に管理していたシステムの統合や、収集できていなかったデータを取り込む事が可能
  • 既存システムの図面が不足していても、現地調査により更新をご提案
  • 設備機器側のコントローラ(フィールドデバイス)を交換することなく、更新も可能
  • コントローラを更新する場合も、システムの停止時間を最小限にする方法をご提案
必要な信号を選択・集約し、監視の負担を低減 シンプルな画面遷移で異常確認可能
必要な信号を選択・集約し、監視の負担を低減シンプルな画面遷移で異常確認が可能
停止出来ない重要なシステムだからこそ短時間更新
停止出来ない重要なシステムだからこそ短時間更新