2024年調査(最新レポート)
高炉・電炉工場におけるカーボンニュートラルに関する意識調査

高炉・電炉工場におけるカーボンニュートラルに関する意識調査


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高炉・電炉工場におけるカーボンニュートラルの現状と課題

脱炭素社会の実現に向け、製造業におけるカーボンニュートラルへの取り組みが加速しています。特に、鉄鋼業では、大規模な設備とエネルギー消費が伴うため、CO2排出量の削減は重要な経営課題になっています。

本調査では鉄鋼業の高炉・電炉工場勤務者77名を対象とした、カーボンニュートラルに関する意識調査を実施しました。調査結果から、多くの企業がすでに何らかの取り組みを開始している一方で、具体的な施策や課題などの様々な状況が浮かび上がってきました。

例えば、高炉・電炉工場ではがカーボンニュートラルに高い関心を示している一方で、具体的な取り組みを進めるにあたり、「費用対効果がわかりにくい」「必要な予算の確保」「推進できる人材不足」など、様々な問題・課題を抱えていることが明らかになりました。

本調査がカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一助となれば幸いです。

調査概要

・対象エリア:全国
・調査対象者:製造業(鉄鋼業)従事者で、かつ、事業所形態が工場
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:77人
・調査期間:2024年5月27日~5月31日



目次

[調査項目]
・「カーボンニュートラル」とう言葉の認知
・カーボンニュートラルに向けた取り組み
・カーボンニュートラルに取り組む理由
・カーボンニュートラルに向けた具体的な取り組み
・未利用エネルギーの活用(排熱など)
・太陽光発電設備の導入
・エネルギー使用量の見える化
・高効率・省エネ設備への切り替え
・発電設備の高効率化
・エネルギー・熱源の転換
・歩留りの向上によるエネルギー使用量削減
・不良品削減によるエネルギー使用量削減
・従業員に対する環境教育・啓発活動
・CO2排出量の計測・分析
・IoT・AI技術の活用
・カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進していく上での問題・課題
・カーボンニュートラルに向けた取り組みに関する問題・課題について(FA)

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[調査結果より一部抜粋してご紹介]
高炉・電炉工場のカーボンニュートラルに向けた取り組み状況

本調査の「カーボンニュートラル」に向けた取り組みについての設問では、「現在取り組んでいる」と回答したのは全体の64.5%、「今後取り組む予定がある」が25.8%という結果になりました。工場別では電炉工場で「現在取り組んでいる」が全体と比べやや高くなっています。

カーボンニュートラルに向けた取り組みに関するアンケート結果のグラフ
カーボンニュートラルに向けた取り組みに関するアンケート結果


また、続く設問「カーボンニュートラルに取り組む理由」について、もっとも回答が多かったのは「エネルギーコストの削減」で60.7%、次いで「SDGsの推進」で51.8%、「環境規制・法令遵守」で50.0%の順に続く結果となりました。工場別では高炉工場で「エネルギーコストの削減」が全体と比べやや高くなっています。



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質問2:富士電機が省エネやカーボンニュートラルに関連するソリューションを提供していることをご存知ですか?


質問3:お勤め先の業種についてお知らせください。(もっとも近いものを1つ選択)

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電炉工場の省エネ・カーボンニュートラルに役立つソリューション


業種別動向調査