食品工場ソリューション
回転機故障予兆監視システムWiserot
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関連情報
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業種別ソリューション
モータ・ポンプ・ファン等の回転機の故障を防ぎ、製造ライン停止による機会損失を低減します。
適用業界
食品工場の製造ラインなどにおいて、電動機・モータ・ポンプ・ファンといった回転機に突発的な故障が発生すると、機器の停止により大きな不利益が生じます。 そのため、機器・設備の故障を未然に防止するための対策が必要です。
回転機故障予兆監視システムは、回転機の故障を未然に防ぎ、製造ライン停止による機会損失を低減することが可能です。
イベント情報 2024年1月31日(水)~2月2日(金)
[展示会終了]東京ビッグサイトで開催される「IIFES 2024」富士電機ブースに現場型診断装置、遠隔作業支援パッケージ、回転機振動診断装置が出展されます。
食品工場の回転機の振動診断・故障予測に課題はありませんか?
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保全のために製造ラインを止めたくない
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振動データを解析できる人材が少ない
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故障してから都度修理をしている
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生産ライン停止によるロスを減らしたい
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遠隔監視をできるようにしたい
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ノイズによる誤検知をなくしたい
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いつ故障するか分からない設備がある
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点検・保全作業のバラつきをなくしたい
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保守点検作業を自動化したい
回転機故障予兆監視システムを導入する3つのメリット
振動診断・特許技術でベアリング損傷・剥離・焼付判定に対応
電気的破損、振動増大やトリップなどを検出できる予兆検知システムは多くあります。しかし、故障原因の約50%を占めるベアリング関連の異常兆候を同時にカバーするのは難しいとされていました。
回転機故障予兆監視システムでは独自の特許技術により、ベアリング異常兆候判定に対応。
これにより、回転機の故障原因の64%をカバー可能です。
既存設備に設置が容易、最大2000個の振動センサを管理
回転機・機械設備は導入時期にはバラつきがあり、設備によっては、センサーや予兆検知システムの適応が難しいなどの課題がありました。
回転機故障予兆監視システムは既存の設備に設置が容易で、回転機・機械設備のメーカーも問いません。
最大2000個の振動センサを1つの解析ソフト管理でき、効率よく点検・監視が可能になります。
振動診断・点検のバラつきをなくし、保全作業を標準化
点検・監視は属人化しやすく、人材の育成には時間がかかります。また、人が作業するため点検・記録にはバラつきは避けられません。
回転機故障予兆監視システムを導入することで、点検・監視作業を標準化することが可能になります。
保全業務の軽減・自動化を実現、人が立ち入りづらい場所の設備の点検も可能になります。
回転機の振動診断・予知保全を実現する回転機故障予兆監視システム
当社は回転機メーカとしての故障予兆に関するノウハウを蓄積してきました。このノウハウが集約されているのが回転機故障予兆監視システムWiserotです。
参考
回転機故障予兆監視システムは、生産ラインや重要機器として稼働している、回転機の振動を定期的に計測できます。 例えば回転機、ファン、ポンプ、発電設備、プレスなどの機械設備の「低周波の機械振動」「高周波のベアリング振動」及び「温度」を自動的に記録し、傾向を管理します。
これにより異常予兆を早期発見することが可能になり、適切な予防保全の立案、生産ロスコスト低減に貢献します。
導入事例:故障停止回避で年間3,000~7,000万円の損失対策を実現
化学系メーカー様 ファン監視の導入事例
従来の回転機振動診断では、インバータのキャリア振動ノイズの影響により、回転機のベアリングの振動診断ができない場合があることが課題でした。
回転機故障予兆監視システムではこのインバータのキャリア振動ノイズをカットでき、この機能によりベアリングの振動診断が可能になりました。
これにより故障停止回避することが可能になり、試算値で年間3,000~7,000万円の損失対策を実現しました。
導入実績2,700点以上、海外を含めて豊富な納入実績。
納入先業種:化学、食品・飲料、鉄鋼、自動車、非鉄、半導体、製紙、公共、他
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フィラー設備
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ラベラー設備
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コンベア
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チルドポンプ
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押出機
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撹拌機
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バンバリーミキサー
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カレンダー設備
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洗浄ポンプ
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エアハンドリングユニット
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ターボ冷凍機
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コンビネーター設備
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送風用ブロワー
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乾燥設備
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排風機ファン軸受部
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加熱機ファン用モータ
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乾燥機循環ファン
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ユーティリティ設備
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テスター設備
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大型プレス
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熱延ライン
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めっき溶融ライン
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冷延ライン
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繊維製造ライン
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フィルム製造ライン
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発電設備(IDF・FDF)
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ドライヤーロール設備
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純水ポンプ/排水ポンプ
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洗浄ポンプ 他
回転機故障予兆監視システムご紹介動画
回転機故障予兆監視システム のご紹介動画。回転機故障予兆監視システムの特長・主な機能・製品ラインナップをご覧いただけます。回転機故障予兆監視システムは食品工場以外の業種・業態でも幅広くご利用いただいております。
回転機故障予兆監視システムの特長・機能
回転機(モータ・ファン・ポンプなど)の振動値をトレンド監視
回転機故障予兆監視システムは各種振動値(加速度・速度・変位)によるトレンド監視を実現します。 低周波振動、高周波振動の解析に対応しているため、「機械異常」か「ベアリング異常」かの一次切り分けが可能になります。
機械振動やベアリング振動のFFT解析(Fast Fourier Transform/高速フーリエ変換)、 振動の質の変化を確認でき、これにより軸受異常、回転体振動異常(ミスアライメント、アンバランスなどの異常傾向)を早期発見できます。
独自の判定基準値(Q値)により、ベアリング異常の早期発見でダウンタイムを削減
ベアリング異常:高周波 振動の傾向監視により異常兆候を発見します。当社は、本製品の技術について特許を取得しています。
当社独自の特許技術により、インバータキャリア振動ノイズをカット
インバータ駆動時に発生するキャリア振動を除去し 、回転機本来のベアリング振動の計測と解析を可能にし、誤判定を回避します。当社は、本製品の技術について特許を取得しています。
回転機の振動診断の効率化・予知保全でメンテナンスコストを削減
無線振動センサにより既設の設備にも容易に設置できます。自動計測により危険個所に近づくことなく計測できます。
診断対象
様々な現場の状況に対応できるよう、ユーザによるしきい値設定を変更できます。診断適応範囲は回転機一般、対象回転数〔600〜3,600minー1〕、軸受診断は転がり軸受。
その他
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計測仕様
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低周波: 10 ~250Hz ただし1μm以上が計測範囲
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高周波: 1k ~10kHz
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回転機表面温度計測付センサ対応可(オプション)
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取付方法
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ねじ固定式(回転機側にM6のねじ穴が必要)
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マグネット式
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対応国
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EU、インド、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、台湾、中国。その他、随時対応中。
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導入モデル、価格・導入費用
無線式
バッテリを搭載した無線センサモデル。既設設備への設置が容易で配線が困難な箇所でも計測が可能。
無線式(防爆タイプ)
第一類危険場所および第二類危険場所の範囲で適用可能(防爆認証:IEC 60079-0/1/11、EN 60079-0/1/11、JINIOSH-TR-46-1、2、6 : 2015)。
有線LAN式
無線式と同様の機能・特長を備えているだけでなく、ACアダプターを採用することでバッテリー交換が不要となります。無線式と併用も可能。
機能提供サービス(月額制)
回転機故障予兆監視システム(無線式、LAN式)のメンテナンス、データ解析、しきい値の設定などを「月額制」で提供するソリューションサービスです。振動計測監視システムの導入からデータ収集機能をご提供し、初期導入費ゼロで生産ロスコストの低減に貢献します。
クラウドサービス
解析診断ソフトの機能のうち、FFT解析機能 /簡易診断機能をクラウドサービスとしてご利用いただけます。 個々のモデルについての価格・導入費用については別途お問い合わせください。
システム構成イメージ(無線式の場合)
サポート体制
世界約20カ国におよぶ120以上の拠点で世界中のお客様に製品をお届けし、グローバルネットワークを活かしながらサポートを行っています。
コールセンターでは、24時間・365日フルタイムで、お客様からの障害発生連絡に迅速に対応し、また納入製品全般にわたる技術相談やリモートメンテナンスの対応を行います。全国各地のサービス拠点からメンテナンススタッフが駆けつけます。
食品工場の生産性向上させる予知保全のご提案
食品工場の課題解決(予知保全、省エネ、品質改善、生産性向上)をどのように行えばよいかお悩みになっていませんか。
製造業向けに製造活動を支える設備機器、IoTシステムや制御システムを数多く提供、その実績をベースとし食品製造業にIoT活用・ 生産性向上・スマート工場化を支援するためのシステム&ソリューションを提供しています。
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