UPSの基礎知識
UPS用語集

用語解説

UPSに関する用語のご紹介をします。

あ行

アルカリ蓄電池

アルカリ性の水溶液を電解液として使用した蓄電池(バッテリ)で、充電をすることで、繰り返し使用することができる。特にUPSに使用されるバッテリには短時間大電流放電に適したものが望まれる。
鉛蓄電池と比較すると、寿命は12~15年と高寿命なものが多く、大電流放電が可能なことが特長として挙げられる。また、低温環境においても使用が可能なことから、寒冷地向け製品に使用されることが多い。
導入費用が鉛蓄電池よりも高くなる場合が多く、主に高価格・特殊用途向けの製品に用いられる。

IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)

IGBTとは「Insulated Gate Bipolar Transistor」の略称で、絶縁型バイポーラ・トランジスタと呼ばれる。IGBTは、電気エネルギーを制御するために使われる半導体スイッチング素子のひとつで、さまざまな電気機器の心臓部である電源部分において、電子回路を流れる電流のオン・オフを行うことで、モータの回転数を細かく制御できる。
富士電機のUPSには、このIGBTを用いた製品があり、高い信頼性と装置効率を実現している。

か行

矩形波

UPSには、停電バックアップ中の出力波形が正弦波の機種と、矩形波の機種がある。富士電機のUPSではDL3115とDL5107が矩形波で、それ以外の機種は全て正弦波である。矩形波UPSは安価であるが、電子機器の中には矩形波で正常に動作しない場合もあり、事前に仕様を確認するなど、UPS選定の際に十分注意する必要がある。正弦波であれば全ての電子機器が正常に動作するため、機器の仕様が不明な場合は正弦波出力のUPSを選定する。

矩形波の波形イメージ

矩形波の波形イメージ

さ行

冗長方式

冗長方式とは、複数の機器を用意し、機器にトラブルが発生しても運用を継続できるように配慮した構成のこと。UPSは不意の電源トラブル時に対応するための機器だが、そのUPS自体が故障していた場合、そもそもの電源トラブルに対応できない。
富士電機のUPSは、複数のUPSを使用して並列冗長運転ができる製品があり、それらを用いることで、システムの信頼性を飛躍的に向上させることができる。

正弦波

UPSには、停電バックアップ中の出力波形が正弦波の機種と、矩形波の機種がある。富士電機のUPSではDL3115とDL5107が矩形波で、それ以外の機種は全て正弦波である。矩形波UPSは安価であるが、電子機器の中には矩形波で正常に動作しない場合もあり、事前に仕様を確認するなど、UPS選定の際に十分注意する必要がある。正弦波であれば全ての電子機器が正常に動作するため、機器の仕様が不明な場合は正弦波出力のUPSを選定する。

正弦波の波形イメージ

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