UPSの基礎知識
給電方式

常時商用給電方式

商用電源が正常な通常時は、その商用電源をそのまま接続された機器へ給電するUPSです。停電が発生すると、蓄電されていたバッテリ電力がインバータにより直流から交流に変換され、出力が商用電源からインバータ側に切り換えられて接続機器へ電力を供給します。
こんな障害に対応します

停電
落雷・人為的ミス・自然災害などによって引き起こされる事故、給電が停止します。

電圧サグ
大容量負荷の電源が入ったとき、商用電源が切り換わった時、商用ラインに故障が生じた時、落雷によって必要電源容量が小さくなった時などに瞬間的に電圧がドロップするサゲが発生することがあります。

電圧サージ
負荷が急激に減少した時、大容量負荷の電源を切った時、商用電源を切り換えた時などに瞬間的に商用定格の110%の過電圧が発生することがあります。
おすすめ用途
ネットワーク機器やパソコン周辺機器など。
常時商用給電方式の製品
ラインインタラクティブ給電方式

商用電源が正常な通常時は商用電力をそのまま接続機器へ供給すると共に、双方向インバータを充電器として制御しバッテリへ充電を行い、停電発生時には双方向インバータによりバッテリ電力を交流に変換して負荷機器へ供給するUPSです。
電圧変動が大きい環境において、停電対策を安価に実現します!
こんな障害に対応します

停電
落雷・人為的ミス・自然災害などによって引き起こされる事故、給電が停止します。

電圧サグ
大容量負荷の電源が入ったとき、商用電源が切り換わった時、商用ラインに故障が生じた時、落雷によって必要電源容量が小さくなった時などに瞬間的に電圧がドロップするサゲが発生することがあります。

電圧サージ
負荷が急激に減少した時、大容量負荷の電源を切った時、商用電源を切り換えた時などに瞬間的に商用定格の110%の過電圧が発生することがあります。

電圧低下
他の接続機器からの影響により、負荷側の容量が大きくなった時、または商用入力が異常になった時に入力電圧が低下します。

過電圧
エンジンジェネレータなど、発電装置の近くで電源を取っている所で発生します。最も遠い場所に電圧設定されている場合は、ジェネレータに近い場所では電圧が常に高い状態で供給されます。
おすすめ用途
パソコン、NAS
ラインインタラクティブ給電方式の製品
常時インバータ給電方式(ダブルコンバージョン)

UPSに入力される商用電力を整流器により直流電力に変換し、バッテリの充電に使用すると共にインバータを介し、もう一度交流に変換して接続機器へ出力する方式のUPSで、2段の変換を行うのでダブルコンバージョン(Double Conversion)方式と呼びます。商用電力は必ず一度整流されるため、商用電源に生じる電源トラブルが機器に伝わる可能性が一番低い方式になります。一方で、常に通過する全電力を一度直流に変換して再変換しているため、効率よりも出力電圧精度や高度な並列運転による高い信頼性を必要とする場合に適しています。あらゆる電源トラブルを回避し、高度な停電対策を実現します!
こんな障害に対応します

停電
落雷・人為的ミス・自然災害などによって引き起こされる事故、給電が停止します。

電圧サグ
大容量負荷の電源が入ったとき、商用電源が切り換わった時、商用ラインに故障が生じた時、落雷によって必要電源容量が小さくなった時などに瞬間的に電圧がドロップするサゲが発生することがあります。

電圧サージ
負荷が急激に減少した時、大容量負荷の電源を切った時、商用電源を切り換えた時などに瞬間的に商用定格の110%の過電圧が発生することがあります。

電圧低下
他の接続機器からの影響により、負荷側の容量が大きくなった時、または商用入力が異常になった時に入力電圧が低下します。

過電圧
エンジンジェネレータなど、発電装置の近くで電源を取っている所で発生します。最も遠い場所に電圧設定されている場合は、ジェネレータに近い場所では電圧が常に高い状態で供給されます。

商用電源ノイズ
他の接続機器の影響により、入力ラインに電源ノイズが発生します。

周波数変動
エンジンジェネレータなど発電装置が不安定な電源状態の時に発生します。

スイッチングノイズ
スイッチのオン/オフなどにより、瞬間的に増大した電圧が入力ラインに印加される現象です。通常は、高電圧スパイクより短く、一般的に10-9秒のレベルのノイズです。

高調波歪み
通常の電源ライン上の高調波歪みは、一般に非線形の負荷によって発生します。非線形負荷の例としては、スイッチング電源,可変高速モータ、コピー機およびファックスなどがあります。
おすすめ用途
サーバ、ストレージ
常時インバータ給電方式(ダブルコンバージョン)の製品
常時インバータ給電方式(デュアルコンバージョン方式)

デュアルコンバージョン方式は富士電機保有特許です。
デュアルコンバージョン(Dual-Conversion)方式は、主な電力変換回路として交流とバッテリを繋ぐ直列コンバータ、交流エネルギーを補償する並列コンバータで構成されています。商用電源が正常な通常時は、並列コンバータによるエネルギー補償をした直列コンバータの出力を給電することで、商用電源にある入力電圧変動を吸収する動作をします。停電時にはバッテリの電力を直列コンバータ経由で供給します。あらゆる電源トラブルを回避し、高度な停電対策を実現します!
こんな障害に対応します

停電
落雷・人為的ミス・自然災害などによって引き起こされる事故、給電が停止します。

電圧サグ
大容量負荷の電源が入ったとき、商用電源が切り換わった時、商用ラインに故障が生じた時、落雷によって必要電源容量が小さくなった時などに瞬間的に電圧がドロップするサゲが発生することがあります。

電圧サージ
負荷が急激に減少した時、大容量負荷の電源を切った時、商用電源を切り換えた時などに瞬間的に商用定格の110%の過電圧が発生することがあります。

電圧低下
他の接続機器からの影響により、負荷側の容量が大きくなった時、または商用入力が異常になった時に入力電圧が低下します。

過電圧
エンジンジェネレータなど、発電装置の近くで電源を取っている所で発生します。最も遠い場所に電圧設定されている場合は、ジェネレータに近い場所では電圧が常に高い状態で供給されます。

商用電源ノイズ
他の接続機器の影響により、入力ラインに電源ノイズが発生します。

周波数変動
エンジンジェネレータなど発電装置が不安定な電源状態の時に発生します。

スイッチングノイズ
スイッチのオン/オフなどにより、瞬間的に増大した電圧が入力ラインに印加される現象です。通常は、高電圧スパイクより短く、一般的に10-9秒のレベルのノイズです。

高調波歪み
通常の電源ライン上の高調波歪みは、一般に非線形の負荷によって発生します。非線形負荷の例としては、スイッチング電源,可変高速モータ、コピー機およびファックスなどがあります。
おすすめ用途
監視制御システム、産業機器、通信機器
常時インバータ(デュアルコンバージョン給電方式)の製品
関連情報
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