UPSの選定方法 : 大規模設備向け
データセンター・大規模工場などの大規模設備向けUPSの選定方法をご紹介します。
Step 1 機器要件によるUPS選択肢の確認
まず、下記の表でUPSの「入出力電源仕様」を確認します。それぞれの電源仕様で選択できるUPSをお選びください。
■機器要件別の大容量UPS選択肢
入出力電源仕様 | 該当製品 | |
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相数線数電圧 | 三相 3線 200V系 | UPS8000D-3シリーズ ・100kVA~600kVA UPS6000D-3シリーズ ・100kVA~1000kVA |
三相 3線 400V系 | UPS8000D-3シリーズ ・100kVA~2000kVA UPS8000NDシリーズ ・500kVA UPS7000HXシリーズ ・500kVA |
|
三相 3線 6600V系 | UPS8000H-3シリーズ ・2000kVA |
Step 2 UPSの性能・特長で選ぶ
Case 1 省エネ性能で選ぶ
省エネタイプのUPSを用意しています。
├ 省エネを徹底的に優先する場合 ⇒ 「UPS8000Dシリーズ」がおすすめです
└ データセンターの間取りに最適なサイズで選ぶ場合 ⇒ 「UPS7000HXシリーズ」がおすすめです

ups8000Dシリーズ

ups7000HXシリーズ
大規模設備(データセンター)のバックアップ
大規模データセンターは、止められないサービスを運用するために非常にクリティカルな役割を担ったサーバが集中して稼働するため、安定した電源の確保は特に必要となります。
富士電機は、データセンターの電源の安定化を求めるお客様に最適なソリューションを提供するために、受配電・長時間対策、空調にいたるトータルな電源システムを設計して提案をいたします。
電源システムの最適な設計・提案
ご要望に一番適した受配電システム、並列冗長や超寿命バッテリなどで信頼性を高めたUPSシステム、長時間対策のための非常用発電装置の組み合わせ、サーバルームの空調装置までを含めたトータルな提案をいたします。UPSのシステム構成についてはこちらをご覧ください。

大規模データセンターの電源ソリューション