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その歩みは日本の電磁開閉器の歩み。累計生産台数3億台を突破した富士電磁開閉器の歴史とは?
2018年3月作成。記事内の情報は作成当時のものです。

その歩みは
日本の電磁開閉器の歩み。
累計生産台数3億台を突破した
富士電磁開閉器の歴史とは?

2018年3月作成。記事内の情報は作成当時のものです。

1954年の発売以来、常に国内シェアNo.1を誇る富士電機機器制御の電磁開閉器。
生産開始から60年を経て累計生産台数が3億台を突破した現在も、時代のニーズに合わせて進化を続けています。
さらなる高みを目指し、業界をリードし続けるその道のりを振り返ります。

富士電機電磁開閉器の誕生と歩み

最初の電磁開閉器RCシリーズ(左)と
その後継機種であるSRCシリーズ(右)

生活のほとんどを電気に頼る現代において、安全、安心に電気設備を使うために欠かせない一つの機器が、この「電磁開閉器」です。電磁開閉器とは、電磁石の動作によって電路の入り切りの役割を果たす電磁接触器、更に、過電流から負荷を保護するサーマルリレーを組み込んだものを言い、電気回路のスイッチの役目を果たしています。
当社、富士電機機器制御の出身母体である富士電機製造株式会社(1923年創業)が、最初の電磁開閉器であるRC3931シリーズの生産を始めたのは1954年のことです。その高い性能もさることながら、使い勝手の良いコンパクトさは、当時世の中に出回っていた製品と比較し画期的とまで評されました。
1960年には本格的な工場生産が始まり、高度成長期に湧く日本の多くの工場や施設でご利用いただきました。その後も時代のニーズに合わせ、より小形で長寿命な製品を目指して改良を重ね、1965年には後継機となるSRCシリーズを発売。1978年には、電磁石と接点の開閉部を直接つなぐことで小形化を果たしたSCシリーズを発表し、現在にいたるまでロングセラーとなっています。
また、1984年発売のNew SCシリーズは、操作回路にICを搭載した電子制御スーパーマグネットを採用し、高い運転信頼性と省エネルギー化を実現しました。

富士電機の電磁開閉器が
選ばれ続ける理由─高品質の信頼性

1970年代の製造風景

富士電機機器制御の電磁開閉器のコンセプトは5つ。「安全性」「実用性」「小形化」「国際性」、そして「環境性」です。これらの時代のニーズに沿った製品づくりが、何十年にもわたって選ばれ続ける理由だと考えています。
たとえば、富士電機が自社で行う機械的開閉試験の回数は、機種にもよりますが、多いもので1,500万回に及ぶものもあり、長く安心してお使い続けていただくために、その品質には妥協を許しません。また、市場要求の変化に合わせた、TWINブレーカに代表される製品のダウンサイジングは私たちの最も得意とするところ。いかに性能を保ったままコンパクトさを実現するかに知恵を絞り、2011年発売のSKシリーズにおいては電磁接触器、サーマルリレーを一層小形化し、現行品比で、奥行き寸法が従来の約8割まで小さくなりました。また、標準品でヨーロッパ各国や米国、中国など世界の主要規格に対応し高性能な電磁開閉器を求める世界中の需要に応えています。

電磁開閉器のトップメーカー
として──生産累計3億台突破

1954年以降、常に国内シェアNo.1を占める富士電機機器制御の電磁開閉器は、生産開始から60周年にあたる2014年に、累計生産台数3億台を達成いたしました。
60年という長い歴史の中で、私たちは素材や設計への深い知見を培ってきましたが、皆様からいただく貴重なご意見、叱咤激励は、私たちが常に前進を続ける原動力です。これからも国内シェアNo.1の実績に甘んずることなく、電磁開閉器のトップメーカーとして、皆様に求められる製品づくりに邁進してまいります。

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