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富士電機ITセンター株式会社

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PROJECT STORY 02 富士電機のものづくりに革新を。 プラントプロジェクト管理システム「ProCeed」開発プロジェクト

志は、どこまでも高く。

要件定義と設計をここまで入念に進めてきたのだから、開発はスムーズにいくはずだ――。しかし、メンバーたちは開発段階でさらなる試練を与えられることになる。現場サイドからはさらに高度な要求が寄せられることになり、つくってはやり直す試行錯誤の日々が続くこととなった。

手配機能(コスト、スケジュール)主担当:R.O

今回の開発は、ワークフローが複雑になることが予想されたため、『イントラマート』というパッケージを使うことが決められていました。しかし、寄せられた要求を実現することが、そのパッケージの範疇では難しくなってしまったことで、最終的にはスクラッチでのシステム開発を強いられることに。実際のプログラミングは外部パートナーに委託していたのですが、何度も大げんかしていましたね。今となっては「いい経験だったね」と言っていただけていますが(笑)

コロナ禍の中で、今までのように顔を合わせながら進めることができないジレンマもあった。だが、Web会議やチャットなどを利用しながら、ステークホルダーと密に連携を取り、彼らは従業員の期待に確実に応え続けた。同プロジェクトを確実に成し遂げた原動力は、紛れもなくメンバーたちの想いと努力だったと言えよう。

ドキュメント管理機能主担当:T.U

どの情報をどこで、どのように抽出するかという機能面の要望から、ボタンの位置や色といったデザイン・UXに関する要望まで。業務側の要求レベルは高く、開発中も度重なる仕様変更の要求がありました。システムの在り方として何が最善かを見失わないよう、業務の目線に寄り添い続けたことが、最終的なシステム稼働につながったと思っています。

このシステムが自分たちの仕事を左右する。ひいては会社の未来に直結する。プロジェクトが困窮を極めたのは、システムの使用者となる現場の代表者が、どこまでも高い志を持っていたからこそだ。そして、開発メンバーたちはITのプロとしてそれに応えきった。かくして、「ProCeed」は無事に稼働開始。富士電機のものづくりは、革新を遂げることとなったのだ。

挑戦の日々は、終わらない。

あらゆる情報が新システムで一元管理されるようになり、スケジュール遅延やコスト超過などのアラート情報をいち早く察知できるようになった。複数のプラント案件を抱えている責任者は、それらを俯瞰して全体の状況を把握しやすくなり、現場の担当者も、部門間の認識齟齬がなくなり、無駄な作業やコストの心配が激減した。同プロジェクトは確実な成果を生み、富士電機がさらなる飛躍を遂げる原動力となったと言える。ただし、メンバーたちの仕事が終わったわけではない。同システムは今なおバージョンアップを続けており、彼らには新たなミッションが与えられているからだ。

ドキュメント管理機能主担当:T.U

まずは基礎となる主要機能を構築し、無事にカットオーバーを迎えられたことに安堵しています。単純に新しいシステムを作り上げた喜びも大きいですが、業務側と多くの議論を重ねる中で信頼関係を育んでいったことが何より貴重な経験となりました。本プロジェクトは現在進行形で機能拡大を続けており、これからも大規模な機能改修を予定しています。まだまだ「成し遂げた」という実感はないんですよね(笑)

手配機能(コスト、スケジュール)主担当:R.O

現段階でバージョン5まで進化している『ProCeed』。次のV6は外部パートナー企業との連携機能を実装することが決定し、私はそこでリーダーを務めています。富士電機グループにはあらゆる技術のプロフェッショナルが集まっていますから、いい意味で『できて当たり前』という文化がある。私たちもITのプロですから、期待に応えることは当然のことだと考えています。大事なのはこれから。喜びを感じている暇もないほどに、富士電機ITセンターには挑戦と成長の機会が満ちあふれているんです。

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