サービスソリューション(プラント設備)
まるごとスマート保安サービス

IoTを活用したデータ収集と高度な分析、優れた診断技術で保全管理業務を最適化

スマート保安とは

スマート保安とは、IoTやAIなど先端技術を活用して受配電設備をはじめとした社会インフラの安全管理(保安業務)を「省人化」「効率化」しながら、より高い安全性と安定稼働を実現するための新しい保安スタイルです。これは経済産業省が推進する新しい保安モデルとして注目されており、現場の課題解決や人材不足の対応策としても期待されています。

スマート保安が注目される理由

人手不足への対応

従来の保全業務は、専門技術者が現場を巡回し、目視点検やメータ読取りを実施していました。しかし、高齢化や人手不足が深刻化する中、現場作業を効率化する必要があります。

事故やトラブルの予防

設備の老朽化や管理ミスによる設備事故などを未然に防ぐため、CBM(状態保全)や、より高精度な監視や予兆検知が求められるようになっています。

スマート保安の具体的な取り組み例

1. IoTカメラ・センサーの活用

受配電設備や工場プラントなどにIoTカメラや各種センサーを設置することで、24時間リアルタイムの状態監視が可能になります。絶縁劣化状態、部分放電や異常過熱などの劣化現象を早期に検知できるメリットがあります。

2.メータ読取りの自動化

自動メータ読取りシステムの導入により、従来の巡視点検作業に比べて保全業務の省人化・効率化を実現。データは遠隔で自動収集・管理され、ヒューマンエラーも防止できます。

3.AIによるデータ分析と予兆検知

収集したデータをAIが解析し、設備劣化や異常の予兆を発見。異常発生前の予防保全が可能です。

まるごとスマート保安サービスについて

「まるごとスマート保安サービス」は、保安業務において次のような課題を抱えるお客様に最適なサービスです。

  • 保全業務の省人化・リモート化による作業工数の削減

  • データを利活用した高効率な業務運用で保全費を削減

  • 各種データや情報を活用した知見型業務へのシフト

  • トラブルの未然防止、安定稼働実現によるロス低減

まるごとスマート保安サービス概要図

現場設備からさまざまなデータを収集し、オンライン稼働情報とオフライン保全情報を統合・分析することで、設備データの一元管理と設備管理業務の最適化を実現します。

注1

O&Mとは、 Operation(運用管理)と Maintenance(保守点検)の略で、施設や設備の運用と保守を指します。

注2

スマート保安システムとは、「まるごとスマート保安サービス」を実現するシステムのことです。

注3

ウェアラブルデバイスは、ビュージックスジャパン株式会社の「 M400 Smart Glass」を使用しています。

ISO/IEC 27017
(クラウドサービスセキュリティ)
2024年3月認証登録

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