電磁接触器・電磁開閉器・サーマルリレー 事故事例主端子ねじの締付け不良による焼損
症状
電源側および負荷側の主端子部が焼損。
症状が進行すると隣接する端子部と相間短絡を起こす場合がある。
状況
- (1) 端子ねじの変色や周辺のモールドの変色、変形した状態になる。
- (2) 接続電線も熱影響を受け、被覆のタダレや変色した状態になる。
原因
ねじ締めが不完全な場合、電流値の変化が少ないので過電流検出の保護機器(ブレーカなど)が動作しない。
したがって、焼損に至るまでの時間が長く、電磁接触器へのダメージが大きくなるケースが多い。
また、この現象は通電電流が大きいほど発生しやすい。
対策
主端子ねじの締付けトルクは電磁開閉器技術資料の「11-3-6.接続」に記載の値にて行ってください。
また、初期点検や定期点検でのチェックを行ってください。
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