富士電機株式会社

私たちは新たな価値の創造とお客様の満足度を常に追求しています

システムの安定稼動を維持するためには、稼動環境と劣化度合いを定期的に調査する必要があります。
どの様なシステムでも、人間と同様に日常の健康管理を怠れば思わぬ病気(故障)となることがあります。
病状の早期発見と故障を未然に防止し、設備の長期な安定稼動をサポートいたします。

保守点検・整備

お客様の機械・装置などの設備が停止する事なく安定して稼動できるように、インバ-タやモータ、サーボシステムなどの電子機器とその周辺機器を中心に「予防保全のための保守点検・有寿命部品の交換」をご提案させて頂き、実施いたします。

リニューアル提案

お客様がご使用になっている老朽化した電子機器やモータとその周辺機器に関し、最新の商品を採用する事により、生産性・経済性・省エネ化に大きな効果が期待できるように、「リニューアル」のご提案をさせて頂きます。

回転機の予防保全

お客様の日常監視点検で異常現象を早期に発見・原因調査・点検整備が設備の安定稼動に繋がります。
日常監視の中で異常が認められたら早目に連絡をお願いします。状況に応じて最新技術を駆使し調査解析を行い問題解決に結び付けます。

お客様の日常管理

定期的な点検整備は回転機の健康診断です。重大事故に繋がる思わぬ不具合を発見出来る事があります。
事故の未然防止と機能維持のため定期的な点検整備を行い、機器をリフレッシュさせましょう。

時期がきたら当社にご用命ください

回転機の絶縁診断メニューと適用範囲

富士電機FAサービス(株)では回転機絶縁診断法として保有している3つの手法の中から最適な手法を選択し、その診断結果から適正な対応策をご提案させていただきます。

回転機の絶縁診断メニューと適用範囲

AC/DC可変速ドライブ装置の予防保全とリニューアルのおすすめ

AC/DC可変速ドライブ装置は、制御部、演算部、設定部に多種多様な機構、電気、電子部品が使用されています。使用部品は耐用年限だけでなく設置環境、使用状態によっては耐用年数以前から故障発生の確率が高くなります。しかも、年数の経過とともに部品入手困難や保守要員の確保などで設備を維持することが難しくなってきます。したがって「予防保全」、「リニューアル」とさらには「一式更新」への積極的な計画の推進を提案します。

保守点検の増加 修理費用の増加
局部修理が困難
修理日数の増加
保守要員の減少 旧型機種の保守要員の減少と確保困難
交換部品の入手困難 製造中止
部品が特注
部品の経年劣化・摩耗 部品の耐用年数と寿命
項目・品名 耐用年数・寿命 備考
機構部品 冷却ファン 2~3年 軸受の寿命
コネクタ 15年 ウィスカ・銀移行
電気・電子部品 アルミ電解コンデンサ 7~10年 電解液ドライアップ
摺動抵抗 7~10年 グリース枯渇
半導体 15年 気密不良・漏れ電流増加

予防保全とは

予防保全(Preventlve Maintenance以下PM)が有効に力を発揮するのはパスタブ曲線の「磨耗故障期」です。
PMを実施すると

  • 機械損失の低減
  • 経年劣化対策
  • 延命化

が図れます。

リニューアルのメリットは

老朽化した電気機器・設備をリニューアルすることは、単に機器・設備の故障率を低減するためでなく、最新の技術を導入した合理的な設備を構築することができます。
リニューアルによる期待される効果をまとめると、右図のようになります。

故障確率

納入後の経過年数に対する故障確率は、おおよそ15年を経過すると増加の傾向にあります。

構成部品の故障分類

構成部品による故障モードの分析結果では、磨耗・劣化による故障が多くみられます。

廃型機種対応、インバータリニューアル収納箱のご案内

廃型インバータのリニューアル時に活用できる置換用インバータ収納箱を準備いたしました。場所も取らないコンパクト設計で施工も短時間で実施できます。 “既設配電盤に収まらない”“既設盤の改造が難しい”等、リニューアル時の問題解決に是非ご検討ください。

インバータ別置き制御盤 シリーズ一覧 PDF(455KB)