低圧インバータ
FRENIC-MEGA(G2P)

主な機能・特長
75kW以下(200V/400V)に零相リアクトル内蔵品をラインアップ
国土交通省監修の公共建築工事標準仕様に、オプションのDCRとセットで容易に対応

空調関連に有効な機能が豊富
[RUN]キー記憶
キーパッドによる運転中の停電時に[RUN]ボタンの状態を記憶し、復電後に運転を再開。
PID制御の拡充
(1)PIDフィードバック異常検出機能の追加
(2)センサ入力量スケーリング機能
(3)センサ入力量換算/演算機能
(4)小水量停止運転周波数自動更新機能
(5)外部PID調節器内蔵:3セット

リトライ機能の拡充
(1)リセットまでの待ち時間・回数の設定が可能。
(2)リトライ対象アラームの設定が可能。
過負荷回避制御
入力欠相による過負荷、低電圧による過負荷を回避する機能を追加。
慣性負荷推定
運転中に負荷慣性を推定し、推定結果に応じて速度調節器(ASR)のパラメータ(ゲイン、積分時間)を調整。
ポンプ制御機能の追加
(1)カスケード運転(駆動モータ固定式:1+8 台,駆動モータ循環式:4 台(OPC-RY2使用時))
1台のインバータにて複数台のポンプを制御する機能。インバータ駆動およびコントロール。
流量・圧力センサの信号をインバータ内蔵のPID調節器にて制御し、各ポンプはインバータからの切換信号により商用駆動・インバータ駆動を実施。
結果、吐出流量が少ない場合はインバータによる駆動のみで、吐出流量が多くなるとインバータ駆動に加え商用駆動が追加され、トータルで必要吐出流量を確保。
インバータ駆動モータ固定方式
FIXED
FIXED
インバータで駆動するモータ(M0)、商用で駆動するモータ(M1~M8)および補助モータ(MA)との組合せで構成。インバータで駆動するモータは、モータM0固定。モータM0のみで所望の吐出流量に至らない場合、商用駆動のモータを順次追加する制御を実施。

インバータ駆動モータ循環方式
FLOATING
FLOATING
インバータ駆動/商用駆動を切換可能なモータ(M1~M4)と、商用で駆動する補助モータ(MA)との組合せで構成。始動時は、インバータ駆動で可変速制御。1台目のモータのみで所望の吐出流量に至らない場合、FLOATING-1またはFLOATING-2の動作を選択可能。

〈FLOATING-1〉
・1台目のモータ:商用駆動に切換え
・2台目のモータ:インバータ駆動で運転
(モータ増台毎にインバータ駆動モータをローテーション)
〈FLOATING-2〉
・1台目のモータ:インバータ駆動継続
・2台目のモータ:商用駆動
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(注)
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オプションのリレー出力カード(OPC-RY2)使用時

(2)運転時間均一化機能
(3)噛み込み防止機能
(4)補助モータ制御機能
(5)逆止弁保護機能
(6)高頻度運転検出機能
(7)ブースト機能
(8)渇水検出機能
(9)フィルタ目詰まり防止機能
出力電流・圧力センサ値から、ダストなどによるフィルタの目詰まりを検知し、逆転運転でダストを取り除く。また、警報によりメンテナンスが必要なことをお知らせ。
(10)大水量検出機能
湿球温度推定制御
冷却塔のファン制御において湿球温度を推定し、冷却水が外気(湿球)温度に連動するようにファンを制御し無駄な電力を抑える機能。
スケジュール運転
TP-A2SWに内蔵されたRTCと組み合わせ、インバータの運転/停止と外部信号出力が可能。
・1週間単位で4タイマの設定が可能。
・祝日設定(20日/年)の設定が可能。
・サマータイム(DST)の補正が可能。
軽故障機能の拡充
ログ:軽故障の内容を最大過去6回まで確認可能。
コード:PV1,PV2,PVA,PVb,PVC,PA1,PA2,PAA,PAb,PACを追加。
長期積算電力モニタ
積算電力量のデータを48個分保存し、確認可能。積算期間は、時間、日、週、月単位から選択可能。
例)月単位選択であれば最大48ヶ月間(4年間)の長期積算電力を確認可能。
リレーON最大積算回数
Y端子出力、リレー出力オプションのオン/オフ積算回数をモニタできます。
各リレーの寿命目安とすることができます。
積算回数は、100万回まで達するとカウントを停止。1000回は1.000と表示。
トリップ履歴要因保持件数の拡充
トリップ要因の保存数を過去10回に拡充。
カスタマイズロジック機能の拡充
インバータ機能をお客様独自にオリジナルのカスタマイズが可能。
PLCや外部制御機器(リレー・タイマーなど)の回路が不必要、インバータ内部の各種パラメータ設定・組合せのみで実現可能。

加減速切り替え機能
外部入力で加減速度を切り替え、負荷の状況に応じて加減速時間を短縮することが可能。

自動省エネ運転
インバータ自身が消費する電力(インバータ損失)とモータ単体の損失が最小となる制御方式(最適最小電力制御)を搭載。


低トルク検出機能
インバータが接続されているモータの負荷状態をトルクで把握し、一定のレベル以下となった場合には「低トルク」と判断し出力信号として出力。
設備側で発生したトラブル(プーリのベルト切断など)をインバータ側で把握。
通信
RS485通信プロトコル拡充
・Metasys N2プロトコルに対応
・BACnet MS/TPに対応
ロータリー運転
RTU通信により、インバータ同士を接続可能(最大3台)。
オプションカード
対応オプションカードの拡充
アナログ電流出力(2ch)インタフェースカード(OPC-AO)、リレー出力インタフェースカード(OPC-RY2)、測温抵抗体入力カード(OPC-PT)に対応。
仕様・形式一覧
仕様・形式一覧については、こちらをご参照ください。
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