「は」行 | 用語集

非直結方式(ひちょっけつほうしき)

モータ軸と機械(負荷)側軸にプーリ・スプロケットなどを取り付け、ベルト・チェーンなどを介して動力を伝達する方式です。

プルアップトルク(ぷるあっぷとるく)

誘導機における、定格電圧・定格周波数を印加した状態で、モータが停止状態から最大トルクを発生するに至るまでの間における軸端に発生するトルクの最小値のことです。また最小トルクともいいます。

参考

防食形(ぼうしょくがた)

腐食性の強い物質が存在するところで使用するためのモータ保護構造のことです。
また、JEM技術資料118号にて種類と構造・選定基準が定められています。

防食形の種類と構造(JEM技術資料118号)

※1

屋外使用の場合は屋外形とする。ただし、1種の場合は、一般に屋外使用とする。

※2

部分的に腐食しても運転上、安全上支障なく容易に補修できる部分をいう。

※3

2種および3種の場合に、開放型は原則として400フレーム以上に適用する。なお、開放型を適用する場合は、当事者間で協議する。

腐食性物質・使用環境の種類とモータの選定基準(JEM技術資料118号)

※4

強酸・強アルカリで、常時湿潤しているところ又は頻繁に降りかかるところには、電動機は設置しないのを原則とするが、やむを得ず設置する場合は、使用者と製造者の協議により仕様を決定する。

※5

超過の程度が特に激しい場合は、使用者と製造者で打ち合わせて仕様を決定する。

防爆形(ぼうばくがた)

爆発性雰囲気の中で使用するためのモータ構造のことです。

防爆形電動機の種類(国内規格による)

※1

安全増防爆型の許容拘束時間に対する温度上昇限度は、下表によります。

※2

内圧は0.05kPa(約5mmAq)以上周囲より高いこと。

備考

メタン、炭塵を対象とした安全増・耐圧または内圧の炭抗防爆構造は、経産省公害研究所による検定を必要とします。
表中のθは定格負荷連続運転時の巻線温度上昇値を示します。

保護方式(ほごほうしき)

モータ外被への異物や水に対する保護程度のことで、JIS C 4034-5およびJEC-2110にて規定・分類されています。
表示は、IPコード+数値(第1記号・第2記号)で表します。

参考

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