「た」行 | 用語集

耐熱クラス(たいねつくらす)

モータ絶縁材料の耐熱性のことで、JIS C 4003およびJEC-2110にて階級が規定されています。
表示は、許容最高温度値と括弧付の英文字クラスの組合せとなります。一般的なモータは、120(E)~180(H)が主流です。

参考

直結方式(ちょっけつほうしき)

モータ軸と機械(負荷)側軸をカップリングでつなぎ動力を伝達する方式です。

定格回転速度(ていかくかいてんそくど)

モータに定格電圧・定格周波数を印加し、定格出力での運転時の軸の回転速度のことです。単位は、毎分(min-1)にて表示されます。

定格周波数(ていかくしゅうはすう)

電源の周波数のことで、1秒あたりに流れる電気が繰り返される回数です。
単位はヘルツ(Hz)表示であり、日本の場合は東日本地区が50Hz、西日本地区は60Hzとなっています。

定格出力(ていかくしゅつりょく)

定格電圧・定格周波数および指定された時間定格での条件下において、モータが安全な運転状態を維持できる最大出力のことです。

定格電圧(ていかくでんあつ)

モータに使用する電源の電圧のことです。

定格電流(ていかくでんりゅう)

モータに定格電圧・定格周波数を印加し、定格出力での運転時にモータへ流れる電流値のことです。

定出力特性(ていしゅつりょくとくせい)

回転速度が変化しても軸動力(=出力)が一定となる特性のことです。
また、トルクは回転速度に反比例します。
主な用途例としては、巻取機・圧延機・各種工作機械(主軸用)などがあります。

参考

定トルク特性(ていとるくとくせい)

回転速度が変化してもトルクが一定となる特性のことです。
また、軸動力(=出力)は回転速度に比例します。
主な用途例としては、撹拌機・巻上機・各種コンベヤなどがあります。

参考

同期速度(どうきそくど)

極数と周波数によって決まる速度のことです。
同期機の場合は、モータは必ず同期速度で回転します。
誘導機の場合については、無負荷時は同期速度で回転し、負荷がかかると同期速度よりもやや遅い速度で回転します。

参考

取付方式(据付方式)(とりつけほうしき(すえつけほうしき))

モータを固定する方式のことで、IEC60034-7、JEM1408及びJEC-2110にて規定・分類されています。
表示は、IM+数値及び英文字で表し、簡易記号(コードⅠ)と詳細記号(コードⅡ)があります。

参考

主な取付方式と表示記号

当ホームページに掲載されている情報の正確性については万全を期すよう努めておりますが、当社は利用者が当ホームページの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

お問い合わせ

カタログ請求・製品購入

価格、納期についてのお問い合わせやカタログ請求は当社営業または代理店にお問い合わせください。

技術相談窓口

導入前の製品の技術的なご質問も、電話、メールでお受けしております。

TEL

0120-128-220(フリーダイヤル)

受付時間

平日(月〜金曜日)AM9:00~PM7:00
土・日・祝日 AM9:00~PM5:00
(春季・夏季・年末年始の弊社休業日を除く)

アフターサービス

製品に不都合が生じた場合は、お近くの拠点にお問い合わせください。