FRENIC-eRHR 電源回生コンバータ
主な機能・特長
PWMコンバータとは、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御を用いて、入力された交流電力を直流電力に変換する装置です。
電源回生による省エネ、制動能力アップ
インバータで駆動される上下搬送装置やコンベヤなどの機器では、制動時に発生する回生エネルギーの処理が必要になります。この回生エネルギーを処理する方法として「制動抵抗器+制動ユニット」にて熱に変換するのが一般的ですが、以下の課題があります。
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熱として消費する為、エネルギーが無駄になる
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負荷側の条件によって、連続的な回生制動が求められる 場合や瞬時の回生容量が大きくなる場合、制動抵抗器 の体積も大きくなる。
上記課題を解決する電源回生コンバータを富士ドライブ製品のラインナップに追加しました。


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注
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次の条件を満足する場合は、電源協調用リアクトルは不要です。
(使用する回生コンバータと同容量の適用インバータの所要電源容量(DCR付き×10)>電源容量)
低コストで省スペース化を実現
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周辺機器は電流抑制用リアクトルと電源協調用リアトルのみ。 シンプルな構成で導入コストを抑えることができ、電源回生機能によって省エネも図れます。
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制御盤の省スペース化を実現
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制動抵抗器+制動ユニットの組合せに対し、ダウンサイジングが可能です。
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・制動抵抗器が不要となり、発熱が大幅に低減する為、盤の小形化が可能です。また抵抗器との周囲スペースを気にする必要がなく、設置場所の自由度も大きくなります。
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省エネに貢献
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回生エネルギーを電源側に戻すことで、制動抵抗器+制動ユニットの組合せに比べ、省エネに貢献できます。
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使いやすさ、メンテナンス性の継承
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高性能・スタンダード形インバータ「FRENIC-Ace」のコンセプトを継承しており、外観デザインだけではなく、多彩な機能を標準装備し、保護・メンテナンス機能も充実しています。
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RS-485通信に標準対応し、タッチパネルも「FRENIC-Ace」と操作性の統一を図りました。
長寿命設計
各種有寿命部品は低圧インバータと同じく10年の設計寿命としました。

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注1
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設計寿命は計算値であり、保証値ではありません。
海外規格対応

EC指令(CEマーキング)に対応しています。
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注
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400V系
機種ラインアップ

用途例






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